VS121-P AIワークプレイスセンサ(PoE/Ethernet対応・98%認識率・GDPR準拠) | Milesight - Security Store

AIワークプレイスセンサ (Ethernet版) [VS121-P]

AIワークプレイスセンサ (Ethernet版) [VS121-P]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

AI Identification PoE / Ethernet GDPR準拠 Workplace Utilization BACnet対応

VS121-P:AI技術とEthernet接続を融合させた高精度ワークプレイスセンサ

Milesight VS121-Pは、AIディープラーニングアルゴリズムを搭載し、現代のスマートオフィスや商業施設における人流・占有状況を極めて高い精度で監視するために設計された次世代センサです。Ethernet伝送に対応した本モデルは、安定した有線ネットワーク接続とPoE給電により、大規模な施設管理システムへの統合を容易にします。

Milesight VS121-P AIワークプレイスセンサの外観写真。天井に設置されたコンパクトな円盤型のデバイス。AI認識により人の形を識別し、プライバシーを守りながら占有率を可視化するイメージグラフィック。

VS121-Pの主要な特徴

業界最高水準を誇るAI識別アルゴリズムと98%の認識率

VS121-Pは、Milesightが独自に開発した高度なAIディープラーニング技術を搭載しており、最大98%という業界最高水準の認識率を実現しています。従来の赤外線センサー(PIR)では検知が困難だった「静止している人物」の判定も正確に行えるため、デスクに座って作業している社員や、会議中に動かない出席者も確実に見逃しません。この高い識別精度により、オフィスの実際の稼働状況を極めて正確な数値データとして蓄積することが可能になり、事実に基づいたワークプレイスの最適化を支援します。背景の物体や家具と人間を瞬時に見分けるため、環境の変化に左右されない安定した運用が可能です。

Ethernet伝送とPoE給電による安定したシステム統合

VS121-Pの最大の特徴は、Ethernetインターフェースの搭載です。RJ45ポートを通じて10/100 Mbpsの安定した有線ネットワーク接続が可能であり、無線通信の干渉が懸念されるビル環境でも確実なデータ伝送を約束します。さらに、IEEE 802.3af準拠のPoE(Power over Ethernet)給電に対応しているため、LANケーブル一本で通信と電源供給を同時に行うことができ、施工コストの削減と美しい配線を実現します。HTTP(S)やMQTT(S)プロトコルによるデータプッシュ機能もサポートしており、自社システムやサードパーティ製のクラウドプラットフォームとの連携も非常にスムーズに行えます。

プライバシー保護を徹底したGDPR準拠の匿名検知

AIセンシングにおいて最も重要なプライバシーへの配慮も万全です。VS121-Pは画像そのものを外部へ送信したり収集したりすることなく、デバイス内部のエッジ側で人数や占有状態の数値データのみを抽出します。映像を記録・転送しない仕組みのため、欧州の厳格な個人情報保護規定であるGDPR(一般データ保護規則)に完全準拠しており、監視カメラのような心理的抵抗を従業員や利用者に与えることがありません。通常モードのほかに、設定画面でも映像をぼかすブラーモードや最大8箇所のプライバシーマスク設定を併用できるため、機密情報の取り扱いが多い現場でも安心して導入いただけます。

一台で広範囲をカバーする最大190度の超広角視野

標準バージョンで水平190度、垂直112度という圧倒的に広い視野角(FoV)を備えており、一般的なオフィス空間であれば一台の設置で広範なエリアを網羅可能です。天井高2.5mから4mに対応する標準モデルに加え、5mから7mの高天井に対応するモデルもラインナップされており、開放的な吹き抜けのあるエントランスや空港のロビーなど、設置場所の条件を問わず最適な検知範囲を提供します。検知エリアが広いため、設置台数を最小限に抑えることができ、トータルでの導入コストと管理工数を劇的に改善します。設置の高さに応じた推奨検知範囲も詳細に定義されており、設計段階から確実な導入計画を立てられます。

最大16のリージョン設定による詳細な占有分析と滞在時間検知

センサの検知範囲内を最大16のマップ領域(リージョン)に分割して設定することが可能です。各デスク単位、共有スペースのソファ、会議室のテーブル周辺など、細かく領域を指定して、それぞれの人数カウントや占有状態を個別に取得できます。さらに、単なる人数の有無だけでなく「滞在時間(Dwell Time)」の検知もサポートしているため、特定のスポットがどの程度の時間利用されているか、あるいは一時的な通過に留まっているかなど、空間の利便性を評価するためのより深い分析データを提供します。各領域は最大10辺の多角形で自由に描画でき、複雑なオフィスのレイアウトにも柔軟に適応します。

高度な双方向人数カウントとスマートUターン検知機能

通路や入り口における双方向の人数カウント機能を備えています。単に入店・退店を数えるだけでなく、特定のラインを横切った人の動きを「IN/OUT」として正確に判別し、人流分析をサポートします。さらに、ライン付近で迷って徘徊したり、ラインを跨いでからすぐに戻ったりするような重複カウントの原因となる不規則な動きを自動的に除外する「スマートUターンフィルタリング機能」を搭載しています。これにより、人流の純粋なトラフィックデータを抽出でき、精度の高い施設利用分析を可能にします。人流の方向を最大4つのエッジで個別に計算できるため、複雑な動線解析も容易に行えます。

豊富な外部インターフェースによる設備制御の拡張性

VS121-Pは、デジタル入力(DI)とデジタル出力(DO)を各1ポート、さらにはRS485シリアルインターフェース(開発中)を搭載しています。これにより、人の検知状況に連動して外部の照明、換気扇、空調設備などを直接制御することが可能です。例えば、会議室に人が入ったことをAIが検知した瞬間に、DOを介して照明を点灯させたり、空調をオンにしたりするスマートビルディング制御を実現します。BACnet/IPプロトコルにも対応しており、ビル管理システム(BMS)への統合を前提とした産業グレードの仕様となっています。センサが単なるデータ収集機に留まらず、インテリジェントな設備制御の司令塔として機能します。

ネットワークトラブルに強いデータ再転送と高度な管理

通信の信頼性を高めるため、VS121-Pはローカルデータストレージとデータ再転送機能をサポートしています。MQTT(S)経由では1,000件、HTTP(S)経由では最大3,000件のデータパケットを保持でき、万が一のネットワーク一時遮断時も、復旧後に蓄積されたデータを自動的に送信することで情報の欠損を防ぎます。また、Milesight DeviceHubやMilesight Development Platformを通じて、リモートからデバイスのステータス監視、一括設定、ファームウェアアップデートを行うことが可能です。現場に足を運ぶことなく保守管理ができるため、多数の拠点を抱える企業や施設管理会社にとって、運用コストを最小化できる強力なツールとなります。

導入によるメリット

  • オフィス: デスクの占有率をリアルタイムで可視化し、フリーアドレス制の導入効果を最大化。会議室の空予約を解消し、スペースの有効活用による賃料コスト削減を支援します。
  • 学校・学習塾: 図書館の自習席や教室の利用状況をウェブサイトに公開。生徒が無駄な移動をすることなく空席を確認できる環境を提供し、施設利用の満足度を高めます。
  • 医療・介護施設: 待合室の混雑状況を検知し、スタッフの配置を最適化。滞在時間の長い患者を特定することでケアの質を向上させるとともに、院内の三密回避を徹底します。
  • 飲食店・店舗: 入店客数だけでなく「特定の棚への滞在時間」を分析。購買に至る前の顧客行動を数値化することで、陳列の改善やキャンペーンの効果測定に直接貢献します。
  • 公共施設・ホテル: ロビーや共有ラウンジの人流を分析。利用が集中する時間帯を特定して清掃サイクルを最適化するなど、ホスピタリティの向上と効率的な管理を両立させます。
  • 住宅・マンション: 共用ジムやコワーキングスペースの混雑状況を居住者にリアルタイム通知。プライバシーを守りつつスマートな暮らしをサポートし、物件の資産価値を高めます。

製品仕様

仕様詳細
人数カウント性能 (People Counting)
視野角 (FoV)【標準版】水平 190°, 垂直 112° / 【高天井版】水平 129.4°, 垂直 68.4°
設置高さ【標準版】2.5m ? 4m / 【高天井版】5m ? 7m
認識率最大 98%
高度な機能 (Advanced Function)
エリア検知最大 16 領域(各領域最大 10 辺)での人数カウントおよび滞在時間検知
双方向カウント対応(IN/OUT ラインクロス検知)
Uターンフィルタリング対応(徘徊による重複カウントの除外)
人流分析最大 4 エッジでの異なる方向のトラフィック計算
プライバシーマスク最大 8 領域を設定可能
データ再転送MQTT(S): 1000 パケット / HTTP(S): 最大 3000 パケット
Ethernet伝送 (Ethernet Transmission)
Ethernetポート1 × RJ45 10/100 Mbps (PoE PD対応)
絶縁耐圧1.5 kV RMS
対応プロトコルMQTT(s), HTTP(s), RTSP, NTP, SSH, BACnet/IP, etc.
外部インターフェース (Other Interfaces)
入出力 (DI/DO)1 入力 / 1 出力
シリアル通信1 × RS485 (開発中)
ボタン1 × リセットボタン
LED1 × ステータスインジケーター
電源入力2-pin 3.5 mm ターミナルブロック
物理特性 (Physical Characteristics)
電源供給1. DC 5V/2A (ターミナルブロック経由) / 2. 802.3af PoE
消費電力DC給電時: 3.5W / PoE給電時: 4.5W
動作温度-5°C ? +55°C
保管温度-20°C ? +60°C
相対湿度0 ? 95% (結露なきこと)
保護等級IP30
筐体素材PC + アルミダイカスト (Cast Aluminium)
寸法85 × 85 × 30 mm (3.35 × 3.35 × 1.18 in)
重量186g
設置方法天井取り付け (Ceiling Mounting)
適合認証 (Approvals)
法規制CE, FCC, GDPR (個人情報保護規則) 準拠
環境対応RoHS

よくあるご質問

Q: Ethernet版(VS121-P)と標準版の最大の違いは何ですか? A: VS121-Pは無線ではなく、安定した有線LAN経由でのデータ送信が可能です。また、PoE給電に対応しているため電源工事が簡略化できるほか、DI/DOやRS485といった設備制御用のインターフェースを豊富に備えています。
Q: プライバシーへの懸念はありませんか? A: 映像はデバイス内部でAI解析に使われるだけで、外部へ送信されることはありません。出力されるのは「何人いるか」といったテキストデータのみであり、GDPRに準拠した完全匿名の検知が可能です。
Q: 天井の高さが5m以上あるのですが設置できますか? A: はい、高天井モデル(High Ceiling Mount Version)をお選びいただければ、高さ5mから7mまでの設置に対応可能です。標準版は2.5mから4mの高さに最適化されています。