DHS-1｜非接触スイッチ（Touchless Switch）

本体に触れず、センサーに手をかざすだけでスイッチ操作ができるタッチレススイッチです。
押しボタンなどの直接接触を避けられるため、衛生面への配慮が必要な施設・現場に最適です。
手袋をしたままでも操作でき、感染リスクや交差汚染リスクの低減に貢献します。

主な特長

• 非接触操作：スイッチ本体に触れずに操作可能。
  手をかざすだけでドアの開閉や機器起動などをトリガできます。
• 衛生的・安心：直接触れないため、病院・介護施設・食品関連エリア・クリーン環境などに適しています。
• マイクロ波検知：赤外線のような「近接だけ」ではなく、マイクロ波による検知で安定動作。
  手袋着用時でも、触れずに反応します。
• 音と光でフィードバック：動作時はブザー音とLED表示で「反応した／作動した」が明確に分かります。
  利用者が正しく操作できたかをその場で確認できます。
• 業界最薄クラスの薄型設計：厚さ約22mm（図示より）。
  出っ張りが少なく、通行や台車の動線を妨げにくい構造です。
• 高い耐久性：堅牢な筐体構造で、日常的な使用に耐える設計。
• 防水・防塵性に配慮した構造：JIS規格の1個用スイッチボックス取付に対応し、IP55相当の防滴・防塵性能に配慮した構造が可能（※常時水洗い等は不可）。
  日常的なふき取り清掃に適します。
• 出力は2パターン選択可能：
  ・ワンショット出力（瞬間動作／一時的なON）
  ・ラッチ出力（ON/OFFを切り替えるトグル動作）
  現場の制御方式に合わせて使い分けできます。

使い方イメージ

1. センサー前に手をかざす
   センサー面の前に手をすっとかざすだけでスイッチが反応します。
   エレベーターホール、オートドアの開閉ボタン代替などのタッチレス化に有効です。
2. 本体に触れずにマイクロ波で検知
   マイクロ波センサーが手の存在と動きを検知。
   接触を伴わないため、感染予防・衛生管理が求められる空間でも安心です。
   検知範囲はおよそ数十mm～数百mm程度（資料では「最大およそ約350mmまで検知可能」イメージ）。
3. 応答フィードバック（アンサーバック機能）
   反応すると「ピッ！」などの音と、LEDの発光色で状態をお知らせします。
   うまく反応したかどうか、その場で視覚・聴覚的に判断できます。

導入メリット（現場視点）

主な仕様イメージ（抜粋）