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設定ユニット TAKEX 竹中エンジニアリング [DSY]

設定ユニット TAKEX 竹中エンジニアリング [DSY]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

竹中エンジニアリング 設定ユニット Wi-Fiブリッジ CANバス通信 DAシリーズ対応

設定ユニット DSY

DSYは、高所に設置されたセンサー(DA-3600/DA-4000等)の設定を地上からワイヤレスで行うための専用設定ユニットです。

Wi-Fi通信とCANバス通信を仲介することで、スマートフォンやタブレット上の専用アプリから、複雑な検知エリア設定や感度調整をリアルタイムかつ安全に行うことができます。1台で最大16台のセンサーを一括管理できるため、大規模システムの施工・保守効率を飛躍的に向上させます。

  • 型番: DSY
  • 製品名: 設定ユニット
  • 無線規格: IEEE802.11b/g/n (2.4GHz帯)
  • 接続可能台数: 最大16台(CANバス接続)
  • 電源電圧: DC12V 〜 24V ±10%
設定ユニット DSY 製品画像

この製品が向いている用途

  • DA-4000/3600シリーズの初期設定
  • 高所に設置されたセンサーの感度調整
  • 複数台のセンサーの一括パラメータ管理
  • 施工現場でのリアルタイム動作確認
  • タブレットを使用した常時監視運用

導入前に確認したいポイント

  • 設定にはAndroid端末(アプリ)が必要です
  • Wi-Fi通信距離は約5m以内(見通し)です
  • CAN通信用の終端抵抗設定が必須です
  • 省電力モードの挙動(12時間で無線停止)
  • 1台のDSYに同時接続できる端末は1台のみ

特長

Wi-Fi通信によるワイヤレス設定・調整

DSYは、2.4GHz帯のWi-Fi通信を使用してスマートフォンやタブレットと接続します。これにより、脚立や高所作業車を使用することなく、地上にいたまま専用アプリ「TAKEX Handy-Terminal」を通じてセンサーの検知エリアや感度を自由自在に調整可能です。

CANバス通信による最大16台の一括管理

信頼性の高いCANバス(Controller Area Network)を採用しており、1台の設定ユニットで最大16台までのセンサーをネットワーク化できます。大規模な現場でも、各センサーを個別に回ることなく、一箇所から効率的に設定を流し込むことが可能です。

リアルタイム診断・モニタリング機能

専用アプリを使用することで、センサーの検知状態や信号強度をリアルタイムで確認できます。また、ユニット本体の診断モードにより、システム全体の通信状態や故障箇所を迅速に特定することができ、保守メンテナンスの時間を大幅に短縮します。

不正アクセスを防ぐ省電力モード

設定完了後に無線の出力を自動停止する「省電力モード」を搭載しています。起動から12時間経過するとWi-Fi機能をOFFにする設計により、不要な電力消費を抑えるだけでなく、第三者による設定の書き換えや不正アクセスを物理的に防止するセキュリティ効果も発揮します。

ステータスを一目で判別できるLED表示

電源、無線LAN、CANバスの送信・受信状態を示す4つの高輝度LEDを装備しています。各LEDの点灯・点滅パターンを確認するだけで、通信トラブルや電圧異常、設定待機状態などの動作状況を現場で即座に判断できます。

多様な設置に対応するコンパクト設計

幅120mm、高さ60mm、奥行24mmの薄型コンパクトボディを採用しています。天井内や制御盤の隙間など、限られたスペースにもスマートに収まるため、新設・既設を問わず柔軟なシステム設計が可能です。

セキュアな接続環境の提供

無線セキュリティにはWPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)を採用しています。法人向けのセキュリティ基準を満たしており、ネットワーク構築時も安心して導入いただける通信品質を確保しています。

選定時に評価したい強み

  • 施工性の向上: 高所作業を減らし、地上から安全かつ正確に設定作業が行えます。
  • 高い信頼性: 産業機器で実績のあるCAN通信を採用し、安定したデータ伝送を実現します。
  • 保守の容易化: 診断モードと詳細なLED表示により、トラブル時の原因究明がスムーズです。
  • 柔軟な運用: 設定時のみ接続して取り外す「設定ツール」としても、常設してモニターする「監視ユニット」としても利用可能です。

施工・設置ガイド

確実なシステム運用のために、以下の施工基準を遵守してください。

1. Wi-Fi通信環境の確保

設定端末とDSY間の通信距離は、障害物のない見通しで約5m以内を目安にしてください。金属板などの遮蔽物がある場合は、アンテナ位置表示マークが地上から視認できる位置に配置を変更してください。

2. 終端抵抗(ターミネータ)の設置

CANバス通信の反射ノイズを防ぐため、ネットワークの物理的な両端に終端抵抗が必要です。DSYが末端になる場合は本体のDIPスイッチ1をONにし、もう一方の末端(最も遠いセンサー)には付属の終端抵抗付コネクタを必ず装着してください。

LED動作表示仕様

状態 電源 (赤) 無線LAN (緑) 送信 (緑) 受信 (緑)
起動中点灯点滅
無線LAN 待機中点灯点灯
無線LAN 通信中点灯瞬時点灯
センサー通信中点灯瞬時点灯瞬時点灯
省電力停止中点灯消灯消灯消灯
警告・異常時点滅

配線・端子仕様

線色 信号名 機能解説
DC12V電源入力(DC12V〜24V)
GND電源および通信のグラウンド
CAN H通信ライン(High)※センサーの白線へ
CAN L通信ライン(Low)※センサーの緑線へ
青/茶OUT接点出力中継用

製品仕様

項目 内容
品名設定ユニット
品番DSY
周波数帯域2400.0MHz〜2483.5MHz (2.4GHz帯)
送信電力IEEE802.11b:15dBm±2dB
IEEE802.11g:13dBm±2dB
IEEE802.11n:12dBm±2dB
無線規格IEEE802.11b/g/n準拠
電波到達距離約5m (見通し距離)
セキュリティWPA/WPA-PSK方式 TKIP/AES対応
設定端末接続数同時接続1台まで
センサー接続数最大16台まで (CANバス接続)
電源電圧DC12V〜24V ±10%
消費電流200mA以下
使用周囲温度+10℃〜+50℃ (結露なきこと)
外形寸法W120mm × H60mm × D24mm
質量約90g

FAQ

Q:設定にはどのような端末が必要ですか? A:AndroidOSを搭載したスマートフォンまたはタブレットが必要です。専用のアプリをインストールして使用します。
Q:iPhoneやiPad(iOS)には対応していますか? A:現時点ではAndroid端末のみの対応となります。
Q:1台の設定ユニットで何台のセンサーを管理できますか? A:最大16台までのセンサーをCANバス接続して一括で設定・管理することが可能です。
Q:Wi-Fiの電波はどのくらい届きますか? A:見通し距離で約5m以内です。高所に設置されている場合は、真下付近から操作してください。
Q:パスワードを忘れてしまった場合はどうすればいいですか? A:本体のDIPスイッチ4を使用して、工場出荷状態にリセットすることが可能です。リセット手順に従い操作してください。
Q:省電力モードとは何ですか? A:起動から12時間経過すると自動的にWi-Fi出力を停止する機能です。セキュリティ維持と節電のために有効です。
Q:省電力モードでWi-Fiが切れた後、再接続するには? A:DSYの電源を再投入するか、設定アプリからリセット操作を行うことで再度Wi-Fiが起動します。
Q:電源LED(赤)が点滅しているのですが? A:電圧不足、またはセンサーとの通信不良(CANバスの異常)を示しています。配線や終端抵抗の設定を確認してください。
Q:終端抵抗の設定はなぜ必要ですか? A:CAN通信の電気的な反射ノイズを抑え、データエラーを防ぐために必須です。設定しないとアプリでセンサーを正しく認識できません。
Q:常設して使うことはできますか? A:可能です。タブレット等を常設してリアルタイムモニターとして運用する場合、DSYも常設して使用します。