VS133-P AI ToF 人数カウントセンサー(99.8%精度・GDPR準拠・PoE+/BACnet対応) | Milesight by Security Store

AI ToF 人数カウントセンサー (PoE版) [VS133-P]

AI ToF 人数カウントセンサー (PoE版) [VS133-P]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

AI ToF PoE+ 99.8% Accuracy GDPR Compliant BACnet/IP

VS133-P:99.8%の精度と完全なプライバシー保護を両立したAI ToF人数カウントセンサー

Milesight VS133-P AI ToFセンサーの製品写真。天井に設置されたスリムな白い筐体が、見えない赤外線光を用いて、プライバシーを守りながら店舗やオフィスの人流を3Dで正確に識別している様子。

VS133-Pの主要な特徴

第2世代ToF技術による圧倒的な環境適応性と精度

VS133-Pは、最先端の第2世代ToF(Time of Flight)技術を採用しています。光が対象物に反射して戻ってくる時間を計算して距離を測定するため、従来のカメラベースのセンサーが苦手としていた「強い直射日光」や「完全な暗闇」といった照明環境の変化に全く左右されません。±3.5cmという極めて高い距離測定精度により、一人ひとりの高さを正確に捉え、密集した人流の中でも重なりを排除してカウントします。これにより、業界トップクラスの99.8%という驚異的な認識精度を実現し、信頼性の高いデータ収集の基盤を提供します。

AIアルゴリズムによる高度な対象物フィルタリング

デバイス内部に搭載された強力なAIアルゴリズムが、ToFセンサーが取得した3D深度データをリアルタイムで解析します。人間とそれ以外の物体(ショッピングカート、ベビーカー、傘、荷物など)を瞬時に判別し、カウント対象から自動的に除外します。これにより、店舗の入り口などで頻繁に発生する「物」の移動による誤カウントを徹底的に抑制します。単なる距離の計測ではなく、AIが「人の形」をインテリジェントに認識することで、複雑な動きが交差する現場においても正確なデータのみを抽出することが可能です。

GDPRに完全準拠した匿名検知によるプライバシー保護

VS133-Pは、画像そのものを撮影する一般的なカメラとは異なり、3Dの「点群(深度)データ」のみを使用して計測を行います。顔の特定や個人の識別が不可能な仕組みになっており、プライバシー侵害のリスクが根本的に排除されています。欧州の厳格な個人情報保護規定であるGDPRの認証を取得しており、空港、病院、オフィス、商業施設といった、プライバシーの配慮が不可欠な公共スペースにおいても、法的・倫理的な懸念を払拭して導入いただけます。情報の安全性を守りつつ、価値ある人流分析を実現します。

双方向カウントと重複を除外するスマートUターン検知

最大4本の仮想的なカウントラインを設定でき、入室と退室の「双方向」を同時に正確に計測可能です。さらに、ライン付近で立ち止まったり、ラインを跨いでからすぐに引き返したりするような不規則な動きを検知する「スマートUターンフィルタリング機能」を搭載しています。エリア内を徘徊する人々の動きによる重複カウントを自動で差し引くため、施設の純粋な利用人数や来店客数を把握するのに最適です。複雑な動線が発生する現場においても、正確なトラフィックインサイトを提供し、確かな経営判断を支援します。

エリア別人数カウントと滞在時間の詳細分析機能

センサーの検知範囲内を最大4つの領域(リージョン)に分割して設定することが可能です。各エリア内の「現在人数」をリアルタイムで把握できるだけでなく、そのエリアに人がどの程度の時間とどまったかという「滞在時間(Dwell Time)」の検知もサポートしています。例えば、レジ前の行列の長さや待ち時間、特定の展示コーナーへの注目度などを数値化できます。ヒートマップ機能(モーション/滞在)と組み合わせることで、空間の利便性や商品配置の最適化に向けた具体的なエビデンスとしての活用が可能です。

属性認識による多角的な顧客インサイトの取得

単なる人数計測の枠を超え、来客の「質」を理解するための属性認識機能を備えています。大人と子供を身長に基づいて自動的に判別する機能や、家族・カップルといった「グループ」としてカウントする機能をサポートしています。さらに、特定のIDストラップなどを識別することで「スタッフの動きを除外」することも可能であり、純粋な顧客データのみを抽出できます。これらの高度なデータは、ターゲット層に合わせた店舗改善、コンバージョン率の正確な計算、マーケティングキャンペーンの効果測定に直接的に貢献します。

PoE+給電と高度なネットワーク統合による容易な導入

通信および電源供給にはEthernetポート(PoE PD)を採用しています。802.3at PoE+規格に対応しており、LANケーブル1本で安定した稼働が可能なため、天井設置などの高所作業における施工コストと手間を大幅に削減します。また、ネットワークプロトコルとしてMQTT(s)やHTTP(s)に加え、ビル管理システムで標準的なBACnet/IPもサポートしています。内蔵のWi-Fi APモードを使用すれば、専用ツールなしでブラウザから簡単に設定や校正が行えるため、現場での導入からシステム統合までを迅速に進めることができます。

最大4台のデバイス連携による広域カバーとデータ冗長性

大規模な入り口や広大なフロアにおいても、VS133-Pは柔軟に対応します。最大4台のデバイスを相互にリンクさせ、検知範囲を結合(ステッチング)させる機能を搭載しており、1台ではカバーしきれない広範なエリアを一貫した一つの監視領域として統合管理できます。また、最大100万件のデータレコードを保持できるローカルストレージを内蔵しており、万が一の通信障害時でもデバイス内部にデータを蓄積し続け、復旧後に自動的に再送信(最大6×30,000パケット)を行うため、貴重な情報の欠損を防ぎます。

導入によるメリット

  • オフィス: 会議室やフリーアドレスエリアの実際の利用人数を可視化し、空調や照明の自動制御と連携させることで、快適性の向上と消費電力の劇的な削減を同時に実現します。
  • 飲食店・店舗: 入店客数と滞在時間を分析し、ピークタイムに合わせた最適なスタッフ配置を提案。属性認識により、時間帯ごとの主要な客層に合わせた販促活動が可能になります。
  • 医療・介護施設: 待合室の混雑状況をリアルタイムで把握。プライバシーを完全に守りながら人流をデータ化できるため、院内の三密回避や待ち時間短縮のためのオペレーション改善に寄与します。
  • 公共施設・図書館: 施設の混雑度をWebサイトやサイネージに公開。利用者に「今空いているか」を事前に知らせることで、混雑の分散を促し、利用者満足度の向上と安全管理を両立します。
  • 公共施設・ホテル: ロビーやラウンジの利用頻度を数値化。一定人数が利用したタイミングで清掃を指示する「オンデマンド清掃」の基盤となり、衛生維持と清掃コストの最適化を支援します。
  • 工場・物流センター: 特定の作業エリアや搬入口の通過人数を監視。フォークリフト等の車両と人をAIで判別しつつ、安全確保のための入退管理や動線分析を24時間体制で実施します。

製品仕様

仕様詳細
人数カウント性能
ToF視野角 (FoV)水平 98°, 垂直 80°
ToF光源940nm (不可視光)
距離測定精度± 3.5cm
検知範囲0.5m 〜 3.5m
設置高さ最大 3.5m
高度な分析機能
双方向カウント最大 4 本の計測ライン設定が可能
Uターンフィルタリング対応(エリア内の徘徊・往復による重複カウントを除外)
地域人数カウント & 滞在時間最大 4 領域 (各領域 10 辺まで設定可能)
属性識別機能グループカウント、大人/子供の区別、スタッフ検知、遮蔽検知
ショッピングカート検知カートの積載レベル検出をサポート
ヒートマップ動作(Motion)ヒートマップ、滞在(Dwell)ヒートマップ
複数台連携最大 4 台までのデバイスステッチングに対応
自動角度調整偏向角の自動検出をサポート
ネットワーク・通信
Ethernetポート1 × RJ45 10/100 Mbps (PoE PD)
Ethernet絶縁1.5 kV RMS
ネットワークプロトコルHTTP(s), MQTT(s), NTP, 802.1x, SSH, LLDP, BACnet/IP, 等
VPNOpenVPN 対応
インターフェース
アラーム入出力1 入力 / 1 出力
シリアル通信1 × RS485 (将来のアップデートで対応予定)
操作ボタン1 × リセットボタン
LED表示1 × RGB LEDステータスインジケーター
Wi-FiIEEE 802.11 b/g/n, 2.4GHz (設定用APモード)
物理特性・動作環境
ローカルストレージ最大 100 万件のデータ記録(CSVエクスポート対応)
データ再送信6 × 30,000 パケットの保存・再送信をサポート
電源供給802.3at PoE+ 標準対応
消費電力通常 9.4 W, 最大 23.8 W
動作温度-20°C 〜 +50°C
相対湿度0% 〜 95% (結露なきこと)
保護等級IP40
外形寸法180 × 26 × 72 mm
筐体素材・カラーPC + アルミニウム合金, ホワイト
重量226g
設置方法天井取り付け, 延長天井マウント, 鴨居(Lintel)マウント (オプションブラケット対応)
適合認証
規制認証CE, FCC, GDPR 準拠
環境対応RoHS

よくあるご質問

Q: ガラス戸の向こう側をカウントすることはできますか? A: いいえ、ToF(Time of Flight)技術は赤外線光の反射を利用するため、ガラス面で光が反射してしまい、その先の人物を捉えることができません。必ずカウントラインの真上に、遮蔽物がない状態で設置してください。
Q: 夜間や暗い場所でも精度は落ちませんか? A: はい、精度は維持されます。VS133-Pは自ら不可視の赤外線光を発して計測を行うToF方式のため、周囲の明るさに依存しません。完全な暗闇でも、昼間と同じ99.8%の精度で計測が可能です。
Q: スタッフをカウントから除外するには何が必要ですか? A: スタッフが特定のIDストラップ(オプションアクセサリ)を着用することで、AIがそれを識別し、カウントデータから自動的にスタッフの動きを取り除きます。これにより、純粋な顧客のみのデータを得ることが可能です。