VS361 店頭来客数計測センサ:赤外線拡散反射・IP65・最大9m検知 | Milesight by Security Store

店頭来客数計測センサ [VS361]

店頭来客数計測センサ [VS361]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

Diffuse Reflective Storefront Analysis PoE/DC Powered IP65 Infrared Technology

VS361:店頭通行量を可視化し、入店率(コンバージョン)を最大化する来客数計測センサ

Milesight VS361 店頭来客数計測センサ。黒いコンパクトで堅牢な筐体が壁面に設置され、店頭を通行する潜在顧客を赤外線拡散反射技術で検知している様子。屋外設置に対応したIP65設計の外観。

VS361の主要な特徴

店舗前通行量のトレンド把握による潜在顧客の可視化

VS361は、店舗の入り口を通り過ぎる「通行量」のトレンドを計測するために設計されたエントリーレベルのセンサです。単に店内の人数を数えるだけでなく、店舗の立地が持つ本来の集客ポテンシャルを数値化します。これにより、どれだけの人が店舗の前を通り、そのうち何人が実際に入店したのかという「入店率」を計算するための基礎データを提供します。感覚に頼っていた店頭の賑わいを客観的な指標で評価できるようになり、エリア戦略や多店舗展開の判断材料として極めて有効です。

赤外線拡散反射技術による高精度な検知パフォーマンス

検知方式には、940nmの不可視赤外線LEDを用いた拡散反射(Diffuse Reflective)テクノロジーを採用しています。センサから発信された赤外線が通行人に当たり、その反射光を捉えることで通過を検知します。この非接触型の計測方式により、物理的なゲートの設置が不要で、入り口の景観を損なうことなく導入が可能です。独自のアルゴリズムが信号を処理し、店頭特有の複雑な動きの中でも安定したカウントを実現しており、日中の明るい時間帯から夜間の暗い環境まで、一貫した計測精度を維持します。

最大9メートルの広範囲をカバーする調整可能な検知距離

VS361は、本体に搭載された調整ノブを操作することで、検知距離を最小1メートルから最大9メートルまで自由に変更することが可能です。これにより、歩道の道幅が狭い商店街の店舗から、広大なエントランスを持つ大型商業施設、さらには広場に面した店舗まで、設置場所のレイアウトに合わせて柔軟にデプロイできます。障害物がない直線的な通路であれば、遠くを通る通行人も確実に見逃さずカウントできるため、店舗周辺のトラフィック全体を網羅的に把握するための強力なツールとなります。

IP65等級の堅牢な筐体と幅広い環境適応能力

過酷な屋外環境での運用を想定し、IP65等級の防塵・防水性能を備えています。ポリカーボネート製の難燃性素材(UL94 V2準拠)を採用した筐体は耐久性が高く、直接雨や風にさらされる店頭や、半屋外のアーケード下での設置にも完全対応します。動作温度範囲はマイナス20度から50度までと広く、季節による温度変化が激しい環境下でも安定して動作し続けます。一度設置すれば長期にわたりメンテナンスの手間を最小限に抑え、信頼性の高いデータを24時間365日提供し続けるタフな設計です。

店舗入店率(コンバージョン率)の正確な分析と改善

本製品の最大の価値は、Milesightの他の人数カウントセンサ(VS125シリーズやVS13xシリーズ)と組み合わせることで発揮されます。店頭を通る人数と店内の実入店数をリンクさせることで、正確な「入店コンバージョン率」を算出できます。このデータに基づき、店頭ディスプレイの魅力度や看板の効果、イベント実施時の集客効果を科学的に分析できるようになります。入店率が低い時間帯や曜日を特定し、具体的な改善策を打つことで、売上の最大化に向けたPDCAサイクルを加速させます。

マーケティング施策の効果測定と客観的な評価指標

期間限定のキャンペーンや、ウィンドウディスプレイの変更、あるいは店頭でのサンプリング活動が、どれだけ通行人の足を止めて入店に結びついたかを客観的に評価できます。VS361が提供する通行量データは、単なる推定値ではなく実測値に基づいたものであるため、マーケティング投資の費用対効果(ROI)を正確に測定することが可能です。感覚的な「賑わっている」という評価ではなく、パーセンテージや数値による報告が可能になり、本部へのレポート作成や次回の予算策定における説得力のあるエビデンスとなります。

運用効率の最適化を支援するデータドリブンな意思決定

通行量の波を把握することで、スタッフの配置や清掃スケジュールの最適化、商品の補充タイミングなど、店舗運営のあらゆる側面を効率化できます。例えば、店頭の交通量が多い時間帯に合わせて呼び込みスタッフを配置したり、交通量が減る時間帯に作業を割り振るなど、無駄のないオペレーションを構築できます。また、店舗ごとの通行量を比較することで、各店舗のパフォーマンス評価や、賃料交渉の際の客観的な根拠データとしても活用でき、多角的な店舗管理をデータ面から強力にサポートします。

シンプルで迅速な導入が可能な高いコストパフォーマンス

VS361は、高度な機能を備えつつも導入コストを抑えたエントリーレベルのソリューションです。壁面への簡単な取り付けが可能で、電源は標準的な802.3af PoEまたは12から60VのDC電源に対応しています。設置後の設定もシンプルで、物理的な調整ノブで検知範囲を定めるだけですぐに運用を開始できます。最小限のインフラ投資で通行量インサイトを得られるため、小規模な店舗からチェーン展開する企業まで、手軽にIoTによる店舗分析を始めることができ、早期の投資回収(ROI)が期待できます。

導入によるメリット

  • 飲食店・店舗: 通行人に対する入店率を算出。店頭メニューや看板の変更による集客効果を数値で確認し、最も「引き」の強い店頭レイアウトをデータで特定できます。
  • ショッピングモール: 共用通路の交通量をテナントごとに計測。フロアごとの通行傾向を分析し、テナント料の適正化やイベントスペースの価値を客観的に証明できます。
  • オフィスビル: エレベーターホールや廊下の通行密度を計測。共有スペースの混雑予測や、利用実態に基づいた清掃・警備員の最適な配置プランの策定を支援します。
  • 学校・学習塾: 施設入り口や廊下の動線を可視化。時間帯ごとの通行量を把握することで、学生の安全確保に向けた警備強化や、ポスター掲示場所の最適化に役立ちます。
  • 医療・介護施設: 薬局や受付窓口前の通行量をモニタリング。混雑しやすいエリアの動線を改善し、患者の待ち時間ストレスを軽減するためのレイアウト変更の根拠となります。
  • 公共施設・ホテル: ロビーやエントランスの通行トレンドを24時間記録。季節ごとの利用客数の変動を予測し、ホスピタリティ維持とエネルギー効率を両立させた運営を実現します。

製品仕様

仕様詳細
計測仕様 (Measurement)
センサ技術拡散反射式 (Diffuse Reflective)
設置高さ0.7 - 1.2 m
調整可能検知距離1 - 9 m (遮蔽物なし、調整ノブによる)
光源赤外線 LED (波長 940 nm)
デジタル出力 (Digital Output)
出力タイプ1 × NPN オープンコレクタ出力
最大負荷1 mA @ 5 V DC
コネクタ3.5 mm ターミナルブロック
インターフェース (Other Interfaces)
電源インターフェース1 × RJ45 (PoE PD、電源供給のみ) / 1 × 2ピン ターミナルブロック (VIN+GND)
LED インジケータ1 × 赤外線トリガーインジケータ
物理特性 (Physical Characteristics)
電源供給802.3af PoE または 12 - 60 V DC / 1 mA
最大消費電力最大 0.9 W
動作温度-20°C 〜 50°C
相対湿度0 - 95% (結露なきこと)
保護等級IP65
外形寸法73.5 × 80 × 36 mm (2.89 × 3.15 × 1.42 in)
重量122 g
筐体素材ポリカーボネート (UL94 V2準拠)
カラーブラック
設置方法壁面取り付け
認証 (Approvals)
規制関連CE, FCC
環境RoHS

よくあるご質問

Q: ガラス越しに外を通る人を計測することはできますか? A: 拡散反射方式を採用しているため、ガラス越しでの設置は推奨されません。ガラス表面での反射により、正確な検知が困難になる場合があります。IP65防水に対応しているため、屋外の壁面に直接設置してのご利用をお勧めします。
Q: 検知距離の調整はどのように行いますか? A: 本体に搭載されている調整ノブを回すことで、1メートルから9メートルの間で感度を調整できます。これにより、歩道の広さに合わせてターゲットとなるエリアのみを正確にカバーすることができます。
Q: 出力されたデータはどのように取得しますか? A: 本機はNPNオープンコレクタ出力を備えています。これを外部のカウンタデバイスやPLC、またはMilesightのLoRaWANノードに接続することで、デジタル信号として通行データをシステムへ取り込むことが可能です。