BV42208K 差動式熱感知器 TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

差動式熱感知器 TAKEX 竹中エンジニアリング [BV42208K]

差動式熱感知器 TAKEX 竹中エンジニアリング [BV42208K]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

自動火災報知設備 熱感知器 差動式スポット型 第2種感度 屋内天井面

BV42208K 差動式熱感知器(第2種)

BV42208Kは、周囲の急激な温度上昇を物理的に検知する高性能な差動式スポット型熱感知器です。空気の膨張を利用した信頼性の高いメカニズムにより、火災による熱を早期に捉え、日常の緩やかな温度変化による誤報を抑止します。

  • 型番: BV42208K
  • 検出方式: 差動式(空気膨張式)
  • 種別: 第2種スポット型
  • 主な用途: 一般住宅、ビル、オフィス等の屋内居室
  • 設置場所: 屋内天井面(非防水)
  • 警報出力: 無電圧a接点(DC30V・100mA)
BV42208K 差動式熱感知器

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この製品が向いている用途

  • 一般的な事務室や居室の火災監視
  • 天井高4m〜8m未満の耐火建築物
  • 誤報の少ない物理検知方式を求める現場
  • 既存のBVKシリーズベースを活用した更新

導入前に確認したいポイント

  • エアコン吹き出し口から1.5m以上離せるか
  • 湯気や急激な調理熱が発生する場所ではないか
  • 非防水のため、湿気の多い場所は避ける
  • 適合ベース(BVK4010等)が別途必要

特長

高精度な差動式検知メカニズム

内部の空気室とダイヤフラム(受熱板)を用いた物理的な検知方式を採用。火災による急激な温度上昇時に空気室内の空気が膨張し、ダイヤフラムを押し上げることで確実に信号を発信します。

リーク孔による誤報低減設計

空気室に設けられた微細な「リーク孔」により、暖房器具の使用などの緩やかな温度上昇による空気膨張を逃がします。これにより、日常生活における非火災報(誤報)を効果的に防止します。

施工ミスを防ぐ無極性設計

多くのベースとの組み合わせにおいて配線の極性を問わない設計となっており、施工現場での結線ミスを低減。スピーディかつ確実な設置作業をサポートします。

運用効率を高める自己復旧機能

火災検知後、空気室の圧力が戻れば自動的に待機状態へ復帰する自己復旧機能を搭載。受信機側での復旧操作により、現場での手動リセット作業を省略し、効率的な運用が可能です。

視認性に優れた作動表示灯(LED)

感知器側面に赤色LEDを配置。作動時には鮮やかに点灯し、どの感知器が発報したかを一目で特定できるため、保守点検時や緊急時の状況把握が容易です。

優れた耐久性と安全性の素材

筐体には自己消火性樹脂(変性ポリカーボネート)を採用。万が一の際にも感知器自体が燃え広がりにくい、安全性を重視した設計となっています。

長期運用を支えるメカニカル構造

アドレス設定用のDIPスイッチや電子ボリュームを持たないアナログメカニカル方式。経年変化による電子部品の故障リスクを抑え、消防設備としての高い信頼性を長期間維持します。

選定時に評価したい強み

  • 物理検知の信頼性: 複雑な演算回路に頼らない、空気膨張を利用した確実な動作。
  • 設置の柔軟性: 天井高8m未満まで対応可能な第2種感度を保有。
  • メンテナンス性: 専用試験器による加熱試験に対応し、保守点検が容易。
  • コストパフォーマンス: シンプルな構造ながら高い耐久性を持ち、導入コストを抑制。

施工・設置ガイド

差動式感知器の性能を最大限に発揮させるため、以下の消防法基準および施工ルールを遵守してください。

確認項目 この製品での考え方・基準
エアコン吹き出し口 温風による誤報を防ぐため、1.5m以上離して設置してください。
取付高さと面積 天井高4m未満の耐火構造なら1個で70㎡までカバー可能です。
物理的制約 感知器への塗装、衝撃、落下は感度不良の原因となるため厳禁です。
装着確認 ベースに「カチン」と音がするまで確実に回転させて固定してください。

状態表示とトラブルシューティング

LEDインジケーターの挙動から状態を判別し、不具合時には以下のチャートをご参照ください。

状態 LED挙動 原因・処置
監視状態 消灯 正常に監視を行っています。
作動状態 赤色点灯 火災検知中。受信機の復旧ボタンで監視状態に戻ります。
誤報頻発 - 急激な湯気やエアコン温風を確認し、設置場所を移設してください。
動作しない - ベースとの接触不良またはリーク孔の詰まり。ユニット交換を推奨。

製品仕様

項目 内容
品名 / 品番 差動式スポット型感知器 / BV42208K
検出方式 差動式(空気膨張式)
種別 2種ヘッド
定格 DC 24V / 100mA(最大)
使用電圧範囲 DC 15V 〜 30V
警報出力 無電圧a接点(DC30V・100mA)
作動表示灯 赤色LED(発報保持型)
使用可能周囲温度 -10℃ 〜 +50℃
設置場所 屋内:天井面取付
質量 ヘッド:約100g / ベース:約40g
材質・外観 変性ポリカーボネート(グレー) / 自己消火性樹脂
適合ベース BVK4010, BVK4017 等

FAQ

Q:差動式感知器とはどのような仕組みですか? A:火災による急激な温度上昇で内部の空気が膨張し、ダイヤフラムという膜を押し上げて接点を閉じる物理的な仕組みです。
Q:暖房を入れた時の温度上昇で誤報しませんか? A:緩やかな温度上昇に対しては「リーク孔」から空気を逃がすため、通常の暖房利用で誤報することはありません。
Q:エアコンの近くに設置しても大丈夫ですか? A:エアコンの吹き出し口付近は急激な温風が当たるため、必ず1.5m以上離して設置してください。
Q:点検時の試験方法を教えてください。 A:専用の加熱試験器(BVT9201等)を使用してください。ライターの火などを直接当てるのは故障の原因となるため厳禁です。
Q:ベースは付属していますか? A:本製品は「ヘッド単体」です。設置には別途BVK4010などの適合ベースが必要です。
Q:配線に極性はありますか? A:感知器自体は無極性設計となっており、ベースへの結線時に極性を気にする必要はありません。
Q:発報した後に交換する必要はありますか? A:自己復旧機能があるため、火災による焼損がなければ、受信機の復旧操作でそのまま継続使用可能です。
Q:感度(第2種)の調整は現場でできますか? A:いいえ、工場出荷時に精密にキャリブレーションされているため、現場での感度調整はできません。
Q:寿命や交換時期の目安はありますか? A:環境によりますが、消防設備としての信頼性維持のため、設置後10年〜15年での更新が推奨されています。
Q:感知器を塗装してもいいですか? A:絶対にしないでください。塗装により熱伝導が悪くなり、火災時の動作が大幅に遅れる危険があります。