パッシブセンサー 立体警戒型・12m用 TAKEX 竹中エンジニアリング [PA-6712]
販売価格: 会員のみ販売
商品詳細
PA-6712:パッシブセンサー 立体警戒型・12m用
最長12mの広範囲をカバーする立体警戒と、環境ノイズへの耐性を高める「カウント機能」を搭載した屋内向けパッシブセンサーです。独自の誤報低減技術と、発報元の特定を容易にするオートリセットメモリー機能を備え、オフィスや店舗などプロフェッショナルな防犯システム構築に最適なスタンダードモデルです。
- 型番: PA-6712
- 製品名: パッシブセンサー 立体警戒型・12m用
- 方式 / カテゴリ: パッシブインフラレッド方式 (カウント処理)
- 主な用途: オフィス、店舗フロア、広範囲な空間の侵入検知
- 設置場所 / 対応環境: 屋内 天井面(高さ2.0m〜5.0m対応)
- 電源 / 通信: DC9〜18V (極性なし) / 無電圧リレー接点 (a/b切替式)
この製品が向いている用途
- オフィス全体や店舗のフロアの防犯警戒
- 広範囲なリビングや倉庫など、1台でカバーしたい空間
- 複数台のセンサーを連動させるセキュリティシステム
- 気流の変化や温度変化が予測される環境
導入前に確認したいポイント
- 太陽光や強い照明の反射が直接差し込まないか
- エアコン吹き出し口など、急激な温度変化がないか
- 自動掃除ロボットやペットなど動的な熱源がないか
- 検知エリア内にガラスなど赤外線を遮断する物体がないか
特長
立体警戒テクノロジーによる広範囲カバー
最長12m、開き角81°の広大な検知ゾーン(32本・16対)を立体的に形成します。高密度な検知帯を空間全体に張り巡らせることで、対象者の移動方向を問わず高い捕捉率を誇り、広大なフロアも最小限の台数で警戒可能です。
誤報対策の要となる「カウント機能」
PA-6712専用の特長として、設置環境のノイズ(温度変化)に対する耐性を高めるカウント機能を搭載しています。設定された規定回数(1〜4回)の温度変化を連続して検知した場合のみ発報するため、突発的な気流の変化や小動物による一過性の誤報を劇的に低減します。
プロの運用を支えるフェイルセーフと確認機能
センサー内部の回路や配線に破損や断線が発生した際、アラーム表示灯の連続点灯と警報出力の連続状態(ホールド)で異常を伝達する自己診断機能を備えています。また、複数台設置時に発報したセンサーを特定しやすいオートリセットメモリー機能により、迅速な状況把握を支援します。
選定時に評価したい強み
- 確実な検知: カウント回数と4段階の感度調整で環境に合わせた最適化が可能
- 発報元の特定: オートリセットメモリー(発報後3分点滅、47分点灯後に自動消灯)
- 優れた施工性: DC9〜18Vの無極性電源入力と、M3セルフアップ端子式による配線
- システム親和性: a接点/b接点の出力切替機能をディップスイッチで簡単に設定
施工・設置ガイド
天井高さ(2.0m〜5.0m)と最大警戒距離(3m〜12m)に応じて、本体裏面のエリアセレクターを調整して光学系の上下角を設定します。また、ベースユニットの取付長穴を利用して左右±12°の微調整が可能です。ガラスやアクリルは遠赤外線を透過しないため、パーテーション等の配置に注意して設置してください。
| 内部設定項目 (DIPスイッチ) | この製品での考え方と推奨設定 |
|---|---|
| 警報接点の切替 (SW3) | 防犯用途など断線検知が必須の場合は「b接点(N.C.)」、カメラ起動連動などは「a接点(N.O.)」を使用します。 |
| 感度設定 (SW4 / SW5) | 標準は100%。夏場など背景との温度差が少ない場合は120%、ノイズが多い場合は80%または60%へ調整します。 |
| カウント設定 (SW6 / SW7) | 標準は2回。人体の少ない動きを捉える場合は1回、温度変化が多く誤報が懸念される環境は3回や4回に設定します。 |
インジケーター表示・端子仕様
| 項目 | 仕様・状態 |
|---|---|
| アラーム表示灯 (赤色LED) | ウォームアップ中(約1分):点滅 正常監視中:消灯 警報発報時(約2秒):点灯 機器異常発生時:連続点灯 |
| メモリー表示灯 (黄色LED) | メモリー動作前半(3分):点滅 メモリー動作後半(47分):点灯 ※その後自動消灯 |
| 電源入力端子 (1 / 2) | DC9〜18V(極性なし)※無極性のため誤配線による焼損リスクなし |
| 警報出力端子 (3 / 4) | 無電圧リレー接点(AC/DC30V 0.25A以下)※接点保護抵抗3.3Ω内蔵 |
| 予備端子 (7 / 8) | 送り配線用中継端子(内部回路とは無接続) |
トラブルシューティング
| 現象 | 主な原因と対処法 |
|---|---|
| 全く動作しない(LEDも光らない) | 電源未印加、電圧低下。端子の電圧(DC9V以上)を確認し、電源投入後1分間のウォームアップ終了を待機してください。 |
| 時々動作しない(検知漏れ) | 夏場など温度差の減少。DIPスイッチ(SW4/SW5)で感度を120%に上げるか、カウント設定(SW6/SW7)の回数を減らしてください。 |
| 人が通らないのに発報する(誤報) | 急激な温度変化や動的熱源。空調の風向変更を行うか、カウント設定を「3回」や「4回」に増やし、感度を下げて調整してください。 |
| 表示灯が点灯したまま | センサー内部の断線・基板破損の可能性があります。電源再投入後も復旧しない場合は本体の交換が必要です。 |
製品仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 品番 | PA-6712 |
| 検出方式 | パッシブインフラレッド方式 (カウント処理) |
| 警戒エリア | 立体警戒 最長部12m 32本(16対) |
| 電源電圧 | DC9〜18V(極性なし) |
| 消費電流 | b接点モード:25mA以下 a接点モード:35mA以下 |
| 警報出力 | 接点方式:無電圧リレー接点(a接点/b接点切替式) 接点動作:ワンショット(約2秒) 接点容量:AC/DC30V・0.25A(抵抗負荷) (接点保護抵抗3.3Ω内蔵) |
| アラームメモリー機能 | 発報後3分点滅、47分点灯するオートリセット動作 (モードセレクターでON/OFF可) |
| アラーム表示灯 | 赤色LED ウォームアップ時:点滅 警報時:点灯 (モードセレクターでON/OFF可能) |
| メモリー表示灯 | 黄色LED メモリー起動時:点滅 メモリー表示時:点灯 |
| 機器異常警報機能 | センサー内部の回路・配線の損傷発生を監視 (異常発生時:アラーム表示灯の点灯+連続警報出力) |
| カウント切替機能 | 1・2・3・4回切替式 |
| エリア角調整範囲 | 上下角:30゜ 左右角:±12゜(ベース取付穴にて) |
| 使用可能周囲温度 | -15℃〜+55℃(結露なきこと) |
| 設置場所 | 屋内:天井面(別売アタッチメントにて壁付可能) |
| 配線接続 | M3セルフアップ端子式 |
| 質量 | 約170g |
| 外観 | 樹脂 |