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Eメール通報装置 [SCE-86N]

商品詳細

TAKEX Eメール通報装置 8点入力 遠隔監視 IoTデバイス

SCE-86N Eメール通報装置

既存の設備やセンサーの異常信号を、PC不要で直接Eメール通報。24時間無人監視と即時異常通知を可能にする、高信頼性のネットワーク通報装置です。

  • 型番: SCE-86N
  • 製品名: Eメール通報装置
  • 監視点数: 無電圧接点/トランジスタ入力 8点
  • 通信規格: 10BASE-T/100BASE-TX(RJ45)
  • 電源: DC12V ±10%
  • 設置方法: 35mm DINレール対応 / 屋内用
SCE-86N Eメール通報装置 製品画像

この製品が向いている用途

  • 工場の生産ラインの異常停止監視
  • 無人倉庫・データセンターの環境監視
  • ビル管理システムの警報後付け通報
  • 農業用ハウスや冷蔵・冷凍庫の温度管理
  • PLC(制御盤)の遠隔ステータス確認

導入前に確認したいポイント

  • 別途LAN環境(ブロードバンドルーター等)が必要です
  • SMTP/POP3サーバーの情報(メールアカウント)が必要です
  • 電源はDC12V安定化電源をご用意ください
  • 入力信号のスキャンタイムは約250msです

特長

最大8系統の信号を自律監視・メール通報

本機は、PCを介さずに単体でネットワークに接続し、最大8系統の接点信号を常時監視します。センサー検知や設備エラーなどのイベントが発生した瞬間、内部システムが自律して動作し、事前に登録されたメールアドレスへ指定のメッセージを自動送信します。

1入力につき最大6種類・18パターンのメール設定

1点の入力に対して「注意」「警報」「復帰」の3種類のイベントを設定可能。それぞれに対して最大6箇所の送信宛先を登録できるため、1入力あたり合計18通、8入力合計で最大144通のきめ細やかな宛先管理・運用が行えます。

メールコマンドによる遠隔制御・状況確認

外部の携帯電話やスマートフォンから本機へ特定のコマンドメールを送信することで、監視のON/OFF切り替え、現在のステータス確認、さらに遠隔出力(8点)の制御が可能です。現場に赴くことなく、状況に応じた柔軟な対応を実現します。

既存設備への高い親和性とアップグレード性

既存の警報盤やPLCの出力端子に接続するだけで、従来の警報システムを最新のIoT通報システムへと容易にアップグレード可能です。設備の保守性と可用性を大幅に向上させ、ダウンタイムの最小化に貢献します。

場所を選ばないコンパクトなDINレール設計

産業現場で標準的な35mm DINレールへの取り付けに対応。幅をとらないコンパクト設計により、スペースが限られた既設の制御盤や警報盤への組み込みにも最適です。

直感的に状態を把握できる多機能インジケーター

本体正面のPWR/STAT LED、およびRJ45コネクタ部のLEDにより、電源状態、通信状態(10/100M、Full/Half Duplex)、監視モードの有無を一目で判別可能。施工時の確認や障害発生時の切り分けを迅速化します。

堅牢な産業用ハードウェア設計

使用周囲温度0℃〜55℃に対応し、耐振動・耐衝撃性(JIS規格準拠)を備えた堅牢設計。長期間の連続稼働を前提とした高い信頼性を確保しており、過酷な産業現場での運用にも耐えうる仕様です。

選定時に評価したい強み

  • 安定性: ネットワーク専用スタック搭載による24時間365日の安定稼働
  • 柔軟性: 無電圧接点だけでなくPNPトランジスタ入力にも対応
  • 保守性: 「READYリレー」によるデバイス自身の生存監視が可能
  • 施工性: M3ネジ端子台式で確実な配線が可能、110gの超軽量設計

LED表示・動作状態

LED名称 状態 意味
PWR (緑) 点灯 正常稼働中
PWR (赤) 点灯/点滅 ハードウェア故障、または設定異常
STAT (緑) 点灯 監視実行中
STAT (緑) 緩やかな点滅 設定モード(メンテナンス中)
STAT (緑) 早い点滅 メール送信実行中

製品仕様

項目 内容
品名 Eメール通報装置
品番 SCE-86N
電源電圧 DC12V±10%
消費電流 150mA(最大1.6W 負荷含まず)
入力仕様 無電圧接点/トランジスタ入力8点
極性(a接点/b接点)切り替え可能
スキャンタイム:約250ms
出力仕様 オープンドレイン出力8点(DC30V 0.1A以下)
短絡保護回路内蔵
READY出力 無電圧リレー接点(1b接点)
接点容量:AC125V 0.5A / DC30V 2A
メール種類 各入力(注意、警報、復帰)ごとに6種類のメール作成が可能
Ethernet規格 IEEE802.3/802.3u準拠
10Mbps/100Mbps自動認識
プロトコル TCP/IP, SMTP, POP3, DNS, DHCP
ケーブルサポート UTPまたはSTPケーブルカテゴリ5(最長100m)
使用可能周囲温度 0℃〜55℃(結露なきこと)
使用可能周囲湿度 35%〜85%RH
質量 本体部:約110g
端子台部:約160g
外観 / 設置 樹脂 / 屋内(DINレール取付対応)

FAQ

Q:インターネット接続には何が必要ですか? A:別途ブロードバンドルーター等のインターネット接続環境と、プロバイダ等から発行されたメール送信用のSMTPサーバー、受信用のPOP3サーバーの情報が必要です。
Q:入力信号が非常に短い場合でも検知できますか? A:本機のスキャンタイムは約250msです。これより短いチャタリングやパルス信号は検知できない場合があるため、信号幅を確保した入力を行ってください。
Q:1つの入力点に対し、何箇所までメールを送れますか? A:1つの入力ステータス(例:警報)に対して最大6アドレスまで登録可能です。1入力で注意・警報・復帰の3段階を使い分ければ、合計18箇所への通知設定が可能です。
Q:遠隔からメールで接点出力を操作することは可能ですか? A:はい、本機へコマンドメールを送信することで、8点のオープンドレイン出力を制御することができます。
Q:電源はAC100Vから直接取れますか? A:いいえ。本機はDC12V(±10%)駆動です。別途DC12Vを出力する安定化電源をご用意ください。
Q:設置にDINレールは必須ですか? A:35mm DINレールへの取り付けを推奨していますが、壁面へのビス固定等も可能です。
Q:通報装置が故障したことを検知する方法はありますか? A:本機には「READY接点(1b接点)」が搭載されています。CPU異常やハードウェア故障時に接点が開くため、上位システムでこの接点を監視することで生存確認が可能です。
Q:送信できるメール1通のサイズに制限はありますか? A:登録する全メールの合計容量が320KB未満である必要があります。通常のテキスト通知であれば十分な容量です。
Q:現場で一時的に通報を止めたい場合はどうすればよいですか? A:本体背面の「設定スイッチ」を約2秒間長押しすることで、監視のON/OFF(監視中/非監視)を切り替えることができます。
Q:設定にはPCが必要ですか? A:はい、初期設定時には専用のPCソフトウェアを使用してネットワーク設定やメールアドレス登録を行う必要があります。