TLX-127N(BL) 屋外・屋内用パッシブセンサ送信機(LoRa変調方式) TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

屋外・屋内用パッシブセンサ送信機(LoRa変調方式) [TLX-127N(BL)]

屋外・屋内用パッシブセンサ送信機(LoRa変調方式) [TLX-127N(BL)]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

屋外・屋内用 パッシブセンサー LoRa変調方式 長距離ワイヤレス 電池駆動 IP55相当

TLX-127N(BL) 屋外・屋内用パッシブセンサ送信機(LoRa変調方式)

LoRa変調方式の採用により、見通し約1kmの飛躍的な通信距離を実現した屋外用ワイヤレスパッシブセンサーです。独自のトリプルミラーとファジィ処理により、屋外特有の誤報要因を排除しつつ、確実な侵入検知を可能にします。

  • 型番: TLX-127N(BL)(ブラック)
  • 検知方式: パッシブインフラレッド方式(トリプルミラー + ファジィ処理)
  • 通信方式: LoRa変調方式(426MHz帯・見通し約1km)
  • 電源: 専用リチウム電池(電池寿命 約3年)
  • 警戒エリア: 面警戒型 最長35m(標準モード時) / 最大45m(高密度モード時)
TLX-127N(BL) 製品画像

この製品が向いている用途

  • 広大な敷地を持つ工場や倉庫の屋外警戒
  • 配線が困難な大規模建設現場の資材置き場
  • 高所からの広域監視が必要な重要施設
  • 既存の無線システムで届かなかった距離の補完

導入前に確認したいポイント

  • 使用にはLoRa対応の受信機(コンバータ)が必要
  • 設置高さに応じた「運用モード」のDIP設定が必要
  • 電池は指定の「LS33600」を使用(他種不可)
  • 背面ノックアウト部の防水処理(コーキング)が必須

特長

LoRa変調方式による圧倒的な通信距離

セムテック社のLoRa変調方式を採用。従来の小電力セキュリティシステムでは困難だった、見通し約1kmという長距離通信を可能にしました。大規模施設でも中継機を最小限に抑えたシステム構築が可能です。

トリプルミラー&ファジィ処理で誤報を極限まで低減

独自の3層構造リフレクター「トリプルミラー」により緻密なエリアを構成。さらにファジィ論理を用いた高度な信号処理を組み合わせることで、風による木々の揺れや小動物、直射日光といった屋外特有のノイズを識別し、誤報を大幅にカットします。

最大6mの高所設置と45mの長距離警戒

運用モードの切り替えにより、取付高さ2mから最大6mまで幅広く対応。警戒距離も最長35mから、高密度モード設定時には最大45mまでの広域をカバーでき、現場環境に最適な警戒網を構築できます。

双方向通信(アンサーバック機能)による高い信頼性

送信機から発信した信号を受信機が正しく受け取ったかを確認する「双方向通信機能」を搭載。受信確認が得られない場合は自動で再送信を行い、確実な警報伝達を実現します。

4周波切替対応で混信を回避

同一敷地内で複数のシステムを運用する場合でも、4つの周波数チャンネルを切り替えて使用することが可能。電波混信を未然に防ぎ、安定した運用をサポートします。

過酷な環境に耐えるIP55防雨構造

屋外設置を前提としたIP55相当の防雨構造を採用。雨天時でも安定した性能を発揮します。また、設置場所の景観に合わせて選べるホワイト(W)とブラック(BL)の2色展開です。

メンテナンス性を高める自己診断・監視機能

電池切れ、カバー開閉(タンパー)、自己診断異常、さらに照準レバーの戻し忘れを検知する照準監視異常など、機器の状態をリアルタイムで監視。異常時には受信機へ信号を送り、迅速な復旧を促します。

選定時に評価したい強み

  • 長距離ワイヤレス: 通信距離約1km(LoRa方式)で大規模現場に最適。
  • 高度な識別: トリプルミラー+ファジィ処理による優れた誤動作軽減性能。
  • 柔軟な設置: 高さ2.0m〜6.0m、距離30m〜45mまでモード選択可能。
  • 安定した電源: リチウム電池1本(または2本)で約3年の長期稼働。

設置・施工ガイド

運用モードと取付条件の相関

運用モード 規定取付高さ 最長警戒距離 主な想定環境
低所モード 2.0m 〜 2.5m 40m 小動物の誤報と人の失報を両立低減したい場合
標準モード 2.5m 〜 3.5m 35m (出荷時設定)一般的な壁面設置環境
高所モード 3.5m 〜 4.0m 30m 高所からの広域警戒が必要な場所
高密度モード 2.0m 〜 6.0m 45m 人の検知を最優先とする拡張運用(小動物識別能は低下)

LEDインジケーターの挙動

ステータス アラーム表示灯(赤) 照準LED(赤/緑)
ウォームアップ中 約1分間点滅(高速) 消灯
侵入検知(テスト時) 約1秒間点灯 消灯
電池切れ / 自己診断異常 5秒間隔で点滅 消灯
照準位置異常(レバー戻し忘れ) 連続点滅 超高速点滅

製品仕様

項目 内容
品番 TLX-127N(BL)
検知方式 パッシブインフラレッド方式(トリプルミラー + ファジィ処理)
警戒エリア 面警戒型 最長部35m(標準モード時)、46本(23対)
使用周波数・出力 426MHz帯 4波搭載 / 10mW以下
電波到達距離 約1km(見通し距離・LoRa変調方式)
取付可能高さ 2.0m 〜 6.0m(設定運用モードに依存)
角度調整範囲 水平方向:±90°(5°ピッチ) / 上下方向:17°(無段階)
電源 専用リチウム電池 LS33600 × 1本(または2本)
電池寿命 約3年(1日100回送信、常温、電池1本使用時)
使用可能周囲温度 -20℃ 〜 +60℃(結露・氷結なきこと)
設置場所 屋外・屋内の壁面(別売品でポール・天井可)
保護等級 IP55相当(防雨構造)
質量 約1,000g(電池含まず)

FAQ

Q:LoRa変調方式とは何ですか?どのようなメリットがありますか? A:少ない電力で非常に長い距離を通信できる無線方式です。本製品では見通し約1kmという広範囲をカバーできるため、中継機が不要、もしくは最小限で済むコストメリットがあります。
Q:電池は市販の乾電池や充電池を使えますか? A:いいえ、使えません。SAFT社製の専用リチウム一次電池「LS33600」を必ずご使用ください。市販の電池では電圧や容量が不足し、正しく動作しません。
Q:屋外設置で雨がかかっても大丈夫ですか? A:はい、IP55相当の防雨構造ですので屋外設置が可能です。ただし、背面からの浸水を防ぐため、設置の際は取付穴やノックアウト部に必ずコーキング処理を施してください。
Q:木々の揺れや小動物で誤報が出ることはありませんか? A:トリプルミラーとファジィ処理により誤報を大幅に軽減していますが、過酷な環境下では感度設定(130%/100%/70%/40%)や環境対応強化スイッチ(DIP 5)を活用して調整してください。
Q:取付高さによって警戒距離が変わるのはなぜですか? A:センサーの検知エリア(センシティブゾーン)を空間上で最適化するためです。設置高さに合わせて内部の運用モードを正しく設定しないと、エリアが地面を向いたり空を向いたりして正常に検知できません。
Q:カバーを閉めたのに赤色LEDが点滅し続けて止まりません。 A:複数の原因が考えられますが、多いのは「照準レバーが左端に戻っていない(照準監視異常)」、または「タンパーリセットが済んでいない」場合です。レバーを戻し、カバーを閉めてからセンサーの前を2回以上横切って検知動作をさせてください。
Q:受信機(コンバータ)との通信が不安定な場合はどうすればよいですか? A:まずは周波数が一致しているか確認してください。次に、送信モードを「単方向通信」へ切り替える(DIP 7をON)ことで、混信の影響を回避できる場合があります。また、アンテナの向きや障害物の有無を確認してください。
Q:検知した直後、再度検知しても信号が送られないことがあります。 A:電池の消耗を抑えるための「規制送信設定」が有効になっている可能性があります。DIPスイッチで、一度検知した後の送信休止時間を10秒/2分/5分/15分から選択できますので、設定を確認してください。
Q:ガラス越しに人を検知させることはできますか? A:できません。パッシブインフラレッド方式は熱(赤外線)の変化を捉えるため、ガラスは赤外線を遮断してしまいます。検知させたいエリアには遮蔽物がないように設置してください。
Q:旧来の小電力ワイヤレス受信機と直接通信できますか? A:できません。本機はLoRa変調方式を採用しているため、必ずLoRa対応の受信機(コンバータ)を経由させてシステムに接続してください。