RTLX-350 コンバータ(LoRa変調方式) TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

コンバータ(LoRa変調方式) [RTLX-350]

コンバータ(LoRa変調方式) [RTLX-350]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

TAKEX コンバータ LoRa変調 長距離ワイヤレス 屋外防雨(IP54)

RTLX-350 コンバータ(LoRa変調方式)

RTLX-350は、LoRa変調方式を採用した見通し約1kmの圧倒的な長距離通信を実現するワイヤレスコンバータです。既存の小電力型ワイヤレスシステムと長距離型(LoRa)システムを融合させ、広大な現場でも最小限の機器構成で確実なセキュリティネットワークを構築します。

  • 型番: RTLX-350
  • 方式: LoRa変調方式 / 426MHz帯
  • 最大通信距離: 約1km(長距離型設定時・見通し)
  • 主な役割: 電波中継、長距離型・小電力型プロトコル変換
  • 環境性能: 屋内・屋外(防雨構造 IP54相当)
  • 電源: AC100V または DC10〜30V 2ウェイ電源方式
RTLX-350 コンバータの製品画像

この製品が向いている用途

  • 広大な工場や倉庫の防犯システム構築
  • 学校、病院、公共施設の長距離警報伝送
  • 農地や資材置き場の遠隔監視・通報
  • 既存の小電力センサーを遠方で受信したい場合

導入前に確認したいポイント

  • 推奨設置高さは2m以上です
  • AC100VとDC電源の同時接続は厳禁です
  • 金属壁面への直接設置は電波を阻害します
  • 登録には送信機現物またはS/Nが必要です

特長

LoRa変調方式による圧倒的な長距離通信

従来の小電力型ワイヤレスシステムが見通し約100mであったのに対し、本機(長距離型設定時)は見通し約1kmという飛躍的な通信距離を実現しました。中継機の台数を大幅に削減でき、施工コストとメンテナンスの手間を軽減します。

小電力型と長距離型の双方向プロトコル変換

既存の「小電力型」センサーの信号を受信して「長距離型(LoRa)」へ変換して伝送すること、またその逆の変換も可能です。既存資産を活かしながら、必要な箇所だけ通信距離を延ばす柔軟なシステム構築が可能です。

双方向通信とアンサーバック機能による高い信頼性

長距離型(LoRa)運用時は、信号を受信した側が送信側へ確認信号を返す「アンサーバック機能」を搭載しています。不達時には最大3回の再送信を自動で行い、一時的なノイズ等による信号欠落を徹底的に防止します。

混信を回避する4周波切替と完全登録式

電波の混信を軽減する4周波切替機能を搭載。さらに、送信機から受信機まですべて事前にシリアルNo.で登録する「完全登録式」を採用しているため、隣接する他のシステムとの混信リスクがありません。

現場での電波環境を可視化する液晶ディスプレイ

本体内部に液晶ディスプレイを搭載。電波の受信レベルを4段階のアンテナマークで表示する「点検モード」や、周囲のノイズ強度を測定する「電波環境点検モード」を備え、安定した施工を強力にサポートします。

屋外設置可能な防雨構造(IP54相当)

樹脂製のホワイトボディはIP54相当の防雨構造。別売のソーラー式電源装置「BA-12SLA」と組み合わせることで、電源確保が困難な屋外のポール等にも設置が可能です。

送信遅延時間設定による空中衝突防止

複数のコンバータを並列配置する場合、電波の空中衝突を防ぐために送信遅延時間をずらす設定(最大5.4秒まで)が可能です。最大4台までの並列動作を安定して行えます。

無制限の中継機能(登録式)

登録式を採用したことで、理論上は中継回数に制限なく距離を延ばすことができます(※長距離型受信機の親機・子機間運用時は最大3回までの制約があります)。

選定時に評価したい強み

  • 長距離性能: 見通し1kmの通信能力で、広域現場を1台でカバー。
  • 柔軟な電源: AC100VまたはDC10-30Vから現場に合わせて選択可能。
  • メンテナンス性: 液晶表示とブザー音で、PC不要の現場診断が可能。
  • 高信頼通信: 双方向アンサーバックにより「届いたかどうか」を常に確認。

LED表示・動作状態

表示灯 発光パターン 状態・意味
電源表示灯(緑) 常時点灯 正常稼働中(通電状態)
電源表示灯(緑) 点滅 停電発生。内蔵バッテリーで動作中
送信表示灯(赤) 常時点灯 電波を送信中(またはアンサーバック送信中)
送信表示灯(赤) 点滅(連続) 受信環境不良(妨害波または不正電波の検知)

推奨配線距離(DC電源駆動時)

DC10〜30Vで駆動する場合、ケーブルによる電圧降下を考慮し、以下の距離を目安としてください。

電線サイズ DC12V供給時 DC24V供給時
φ0.65mm / 0.50mm2 150m 〜 250m 1,300m 〜 2,000m
φ0.90mm / 0.75mm2 350m 〜 400m 2,500m 〜 3,000m
φ1.20mm / 1.25mm2 650m 〜 700m 4,500m 〜 5,000m

製品仕様

項目 内容
品名 / 型番 コンバータ(LoRa変調方式) / RTLX-350
電源電圧 AC100V 50/60Hz 0.8W または DC10〜30V 50mA(極性あり)
システム区分 [長距離型]/[小電力型](送信/受信それぞれ選択可)
使用周波数帯 426MHz帯 8波(小電力セキュリティシステムの無線設備)
出力 [長距離型] 11.5mW以下 / [小電力型] 10mW以下
空中線 ヘリカルアンテナ
送信電波到達距離 [長距離型] 約1km(見通し) / [小電力型] 約100m(見通し)
停電接点出力 無電圧半導体接点(b接点) AC/DC24V・0.25A(抵抗負荷)
タンパー出力 無電圧半導体接点(b接点) AC/DC24V・0.25A(抵抗負荷)
登録可能台数 100台(送信機、中継機・コンバータ・受信機合計)
停電補償 あり(内蔵バッテリーにより30分以上)
配線接続 端子式
使用可能周囲温度 -20℃〜+60℃(結露・氷結なきこと)
付帯機能 周波数切替、遅延時間切替、送信モード(単/双方向)、システム切替、モード切替、外部通信機能
設置場所 / 質量 屋外・屋内(防雨構造 IP54相当) / 約700g
外観 樹脂(ホワイト) H245 × W91 × D119.5 (mm)

FAQ

Q:長距離型(LoRa)と小電力型はどのように使い分けますか? A:送信・受信の設定を独立して行えます。例えば、小電力型のセンサー信号を本機で受け、遠方の受信機へLoRa(長距離)で飛ばすといった「コンバータ」としての使い分けが可能です。
Q:中継回数に制限はありますか? A:本機は完全登録式を採用しているため、原理上は無制限に中継可能です。ただし、長距離型受信機の親機・子機間システムで運用する場合は、中継は3回(3台)までとなります。
Q:AC100VとDC12Vの電源を同時に接続しても大丈夫ですか? A:いいえ、絶対に避けてください。内部回路の故障や火災の原因となります。どちらか一方のみを接続してください。
Q:屋外に設置する場合の注意点はありますか? A:必ず縦向きに設置してください。また、配線引き込み口や取付ネジ穴はシール剤でコーキングを行い、湿気や害虫の侵入を防いでください。
Q:推奨される設置高さはありますか? A:地上高2m以上を推奨します。低すぎると地面による電波吸収や反射の影響を受け、通信距離が極端に短くなる場合があります。
Q:アンサーバック機能とは何ですか? A:送信した信号が相手側に届いた際、確認信号を送り主に返す機能です。これにより、信号の不達を防ぎ、より確実なワイヤレスシステムを構築できます。
Q:鉄製の扉や壁に設置しても問題ありませんか? A:金属は電波を反射・遮断するため、直接設置すると性能が大幅に低下します。可能な限り木柱や壁面など、金属以外の場所への設置をおすすめします。
Q:登録した送信機のシリアルNo.は液晶で確認できますか? A:「登録内容確認モード」を使用することで、登録済みの機器のシリアルNo.を一覧で確認することが可能です。
Q:妨害電波があるかどうかを確認する方法はありますか? A:本体の「電波環境点検モード」を使用すると、周囲に飛び交っているノイズの強さを液晶表示とブザー音の鳴り方で診断できます。
Q:停電した場合はすぐに止まってしまいますか? A:内蔵の非常用バッテリーにより、停電後も30分以上動作を継続します。また、停電接点出力により異常を知らせることも可能です。