TLX-116L 接点入力型送信機 (LoRa変調方式) TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

接点入力型送信機 (LoRa変調方式) [TLX-116L]

接点入力型送信機 (LoRa変調方式) [TLX-116L]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

TAKEX(竹中エンジニアリング) 長距離ワイヤレス(LoRa) 屋内用 接点入力送信機

TLX-116L 接点入力型送信機 (LoRa変調方式)

TLX-116Lは、各種センサーや設備の無電圧接点信号を受けて、最大1km(見通し)の広範囲に無線送信できるLoRa変調方式の送信機です。従来の小電力ワイヤレスでは届かなかった大規模工場や広大な敷地での信号伝送を、最小限の機器構成で実現します。

  • 型番: TLX-116L
  • 方式: 長距離型(LoRa変調方式)426MHz帯
  • 通信距離: 見通し約1km
  • 主な用途: センサーの無線化、設備監視、遠隔警報転送
  • 電源: 専用リチウム電池(付属) または DC5V〜15V外部電源
TLX-116L 接点入力型送信機

この製品が向いている用途

  • 大規模工場・倉庫での警報信号伝送
  • 屋外駐車場から管理棟へのセンサー報知
  • 既存設備の無電圧接点をワイヤレス化
  • 配線工事が困難な既設建築物への導入

導入前に確認したいポイント

  • LoRa対応の受信機(RLX-1000等)が必要です
  • 屋内専用です(屋外設置にはボックスが必要)
  • センサーとの配線は20m以内を推奨
  • 電池と外部電源の併用は厳禁です

特長

LoRa変調方式による圧倒的な長距離通信

セムテック社のLoRa変調テクノロジーを採用。従来の小電力セキュリティシステムに比べ、受信感度と妨害排除能力が飛躍的に向上しています。見通し距離で約1kmという強力な電波到達性能により、多段の中継機を設置することなく広域をカバー可能です。

信頼性を高める双方向通信(アンサーバック)

送信した信号が受信機(コンバータ)に正しく届いたかを確認する、双方向通信機能を搭載しています。万が一、電波干渉などで応答が得られなかった場合には、最大2回の自動再送信を実行。通信エラーによる失報のリスクを最小限に抑えます。

運用環境に合わせたハイブリッド電源設計

付属の専用リチウム電池を使用すれば、電源工事不要の完全ワイヤレス運用が可能です。一方で、DC5V〜15Vの外部電源入力にも対応しており、メンテナンスフリーな有線電源運用も選択できる柔軟な設計となっています。

4周波切替による混信回避アルゴリズム

送信周波数を4つのチャンネルから選択できる機能を備えています。同一エリア内で複数の無線システムを並行運用する場合や、特定の周波数帯にノイズが多い環境でも、チャンネルを切り替えることで安定した通信品質を維持できます。

最大約8年の長寿命バッテリー運用

省電力設計により、専用リチウム電池(CR17450E-R-2-CN)を使用した場合、1日100回の送信という高頻度な運用条件下でも約8年間の電池寿命を実現。BtoBの現場で求められる低ランニングコストと保守の手間削減を両立しています。

規制送信タイマーによる帯域と電池の保護

頻繁に接点が反応する現場において、電波占有と電池消耗を防ぐための「規制送信機能」を搭載。2分・5分・15分といったタイマー設定により、短時間の連続発報を抑制し、システム全体の安定性と電池の長寿命化を図ります。

ハートビート(定期送信)による死活監視

一定時間ごとに自己診断信号(定期送信)を発信します。受信機側でこの信号を監視することで、送信機の電池切れ、故障、または盗難や破壊による信号途絶を迅速に検知可能。24時間365日の高度なセキュリティ運用を支えます。

フレキシブルな入力論理と送信モード設定

内部DIPスイッチにより、a接点/b接点の切り替え、ワンショット/繰り返し送信の選択などが容易に行えます。接続するセンサーの特性や、現場の要求仕様に合わせて、ハードウェアレベルで柔軟にカスタマイズが可能です。

選定時に評価したい強み

  • 長距離性能: 中継機を減らせるため、システム全体のコストと故障率を抑制。
  • 施工性: 1個用スイッチボックスに対応したスリムな筐体で設置が容易。
  • 確実性: アンサーバックと再試行機能により、無線特有の不安定さを解消。
  • 汎用性: ほぼ全てのメーカーの無電圧接点センサーを長距離無線化可能。

施工・設置ガイド

安定した通信を確保するため、設置高さ1.2m以上を推奨します。大地反射や金属干渉を避けることで、LoRaの性能を最大限に引き出せます。

設置条件・確認項目 この製品での考え方
推奨設置高さ 床面から1.2m以上を確保(電波の通り道を確保するため)
配線距離(センサー間) 20m以内(ノイズ混入防止のため)
ノイズ源との距離 警報ベル等のノイズ源からは3m以上離して設置
周波数設定 受信機(コンバータ)とチャンネル番号(F1〜F4)を一致させる

製品仕様

項目 内容
品名 / 品番 接点入力型送信機(LoRa変調方式) / TLX-116L
電源 専用リチウム電池:CR17450E-R-2-CN(DC3V)
または、外部電源:DC5〜15V 35mA
電池寿命 約8年(1日100回送信、常温時)※目安値
電源出力 DC3V(電池使用時のみ外部供給可能)
システム区分 長距離型(LoRa)
使用周波数帯 426MHz帯 4波(小電力セキュリティシステムの無線局)
出力 / 空中線 10mW以下 / 内蔵型アンテナ
電波到達距離 約1km(見通し距離)
接点入力 無電圧接点 1回路(a接点/b接点切替式)
タンパー入力 無電圧接点 1回路(b接点)
配線接続 端子式(6極)
表示灯 送信時:点灯、電池切れ時:約5秒間隔で点滅(赤色LED)
使用可能周囲温度 -20℃〜+60℃(結露なきこと)
設置場所 / 質量 屋内 / 約100g(電池含む)
外観 / 外寸 樹脂(ホワイト) / H140 × W40 × D23mm
付帯機能 電源切替、接点入力切替、送信機タイプ切替、規制送信切替(2/5/15分)、送信周波数切替、双方向/単方向切替、ワンショット/繰り返し送信切替、電池切れ報知、定期送信(ハートビート)、本体タンパー機能

FAQ

Q:見通し1kmとありますが、建物内ではどの程度届きますか? A:建物の構造によりますが、鉄筋コンクリート造でもフロアを跨いだ通信や、数百メートル離れた棟間通信が可能なケースが多いです。従来の小電力型に比べ、透過性と回り込み特性が大幅に強化されています。
Q:電池と外部電源を同時に接続しても大丈夫ですか? A:いいえ、絶対に行わないでください。外部電源からの電圧が電池に逆流し、電池の破裂や発火の原因となります。外部電源使用時は必ず電池コネクタを抜いてください。
Q:従来の小電力型受信機(426MHz)で受信できますか? A:直接は受信できません。LoRa変調方式のため、長距離型(LoRa)対応のコンバータ(RLX-1000等)を経由して受信機に接続する必要があります。
Q:電池切れのタイミングはどのようにわかりますか? A:本体の赤色LEDが約5秒に1回点滅してお知らせします。また、受信機側でも「電池切れ信号」を受信してアラートを出すことができます。
Q:センサーとの配線はどのくらいの長さまで可能ですか? A:20m以内としてください。これ以上の長尺配線はノイズの影響を受けやすくなり、誤作動の原因となります。
Q:屋外で使用したいのですが可能ですか? A:本機は屋内専用です。屋外に設置する場合は、市販の防水ボックス(樹脂製推奨)に収納して使用してください。金属ボックスは電波を遮断するため避けてください。
Q:復旧信号も送信されますか? A:はい、設定スイッチを「3:接点」タイプにすることで、警報(ON)時だけでなく復旧(OFF)時にも電波を送信できます。
Q:電波干渉で届かなかった場合はどうなりますか? A:双方向通信設定(標準)の場合、受信確認が得られないと最大2回まで自動的に再送信を行い、到達の確実性を高めます。
Q:1台の受信機に何台まで送信機を登録できますか? A:受信機(コンバータ)の仕様に依存しますが、RLX-1000等のコンバータを使用する場合、最大50台または100台までの登録が可能です。
Q:送信周波数を変えるメリットは何ですか? A:同一エリア内で多数の送信機を使用する場合や、他社の無線機器との干渉がある場合に、チャンネルを分けることで安定した通信を確保できます。