UC501 屋外用LoRaWANコントローラー(ソーラー駆動・IP68完全防水・SDI-12/RS485対応) | Security Store

屋外用LoRaWANコントローラー(ソーラー対応) [UC501]

屋外用LoRaWANコントローラー(ソーラー対応) [UC501]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

LoRaWAN? Solar Powered IP68 Waterproof SDI-12 Interface NFC Configuration

UC501:太陽光で自立動作する屋外用LoRaWAN?多機能コントローラー

Milesight UC501 屋外用コントローラーの製品画像。上部に太陽光パネルを備えたコンパクトな正方形の筐体。前面には配線保護のための堅牢なM12コネクタが配置され、壁面やポールに設置して雨風にさらされる過酷な屋外環境でも安定して動作する様子を想起させます。

UC501の主要な特徴

多彩な産業用インターフェースによる統合的なデータ収集

UC501は、GPIO、アナログ入力、RS232、RS485、そしてSDI-12といった、産業および環境モニタリングで不可欠なインターフェースを網羅したセンサーハブです。一つのデバイスに複数の有線センサーを接続できるため、これまで個別に設置していた通信機を一台に集約でき、導入コストとメンテナンスの手間を劇的に削減します。デジタル信号のパルスカウンター機能から、電圧・電流の細かなアナログ値、さらにはシリアル通信による高度なデータ収集まで、現場のあらゆるニーズに柔軟に応えるインテリジェントな設計がなされています。

環境モニタリングを加速させるSDI-12規格への完全対応

気象観測や水文調査、精密農業で標準的に使用されるSDI-12インターフェースを搭載しています。このインターフェースにより、複雑な設定なしで多機能な環境センサー(気象センサー、水位計、土壌水分センサーなど)を即座に接続できます。SDI-12 V1.4に準拠した透明送信(Transparent)モードをサポートしており、高精度な計測器が持つポテンシャルを最大限に引き出しながら、広域なLoRaWANネットワークへとデータを統合。専門的な環境データ収集を、これまでにないほどシンプルかつ効率的に進化させます。

過酷な屋外環境に耐えうるIP68準拠の完全防水・防塵性能

屋外での長期運用を前提としたUC501は、IP68規格の高度な保護性能を誇ります。水深1メートルの水中に7日間浸漬しても耐えうる密封設計に加え、外部接続部には産業用のM12 Aコードコネクタを採用。これにより、激しい雨、高い湿度、粉塵、腐食、さらには強い振動が発生する現場でも、内部の精密電子部品を確実に守り抜きます。故障リスクを最小限に抑えた堅牢なボディは、山間部や農場、沿岸部といったインフラの整備が難しい場所での信頼できるパートナーとなります。

太陽光パネルと内蔵バッテリーによる完全自律型の電力供給

UC501の最大の特徴は、筐体上部に埋め込まれた1.7Wのソーラーパネルと大容量のリチウムイオン二次電池(2550mAh × 2本)を搭載している点です。日中の日光を利用して自己発電・充電を行い、外部電源が一切確保できない遠隔地でも長期間の連続動作を可能にします。また、M12コネクタ経由での外部DC電源(5-24V)供給にも対応しており、天候や設置場所に合わせた最適な電力構成を選択できます。電源工事のコストを排除し、設置の自由度を極限まで高めた設計です。

NFC技術を活用したスマートフォンによる迅速なデバイス設定

デバイスの設定をこれまで以上にスマートにするため、NFC(近距離無線通信)機能を内蔵しています。専用のモバイルアプリをインストールしたスマートフォンを本体にかざすだけで、電源のオン/オフ、ネットワーク構成、インターフェースの設定などが一瞬で完了します。高所や狭い場所に設置した後でも、スマートフォンを近づけるだけで設定変更やステータス確認が可能です。従来の有線接続(USB Type-Cも搭載)や複雑な物理スイッチ操作の手間を省き、大規模なデバイス展開時の作業効率を飛躍的に向上させます。

データの完全性を守るローカル保存と再送アルゴリズム

LoRaWAN通信が一時的に途切れた場合でも、データの欠損を許さない信頼性の高い機能を備えています。デバイス内部には最大600件の履歴データを保存できるストレージを搭載しており、ネットワーク障害時でもデータを保護。通信が復旧した際には、保存されていたデータを自動的に再送信(Retransmission)する機能をサポートしています。これにより、サーバー側で受信するデータの連続性が保たれ、後からの分析やレポート作成において正確なトレーサビリティを確保できます。重要なインフラ監視において、一瞬のデータ欠落も許さない姿勢を体現しています。

リアルタイムな異常検知を実現するインテリジェント・アラーム

収集したデータが設定した閾値を超えた場合、または急激な変化(Change Alarm)を検知した場合に、即座にデータを報告する機能を備えています。通常の定時報告待つことなく、異常事態をリアルタイムで管理者に通知できるため、火災、浸水、機器故障などのリスクに対して迅速な初動対応が可能になります。さらに、UC501は「マルチキャスト」機能にも対応しており、複数のコントローラーに対して一括で指令を送ることも可能。広範囲な設備の制御や通知を一元化し、スマートな管理を実現します。

最大15kmをカバーするLoRaWANの圧倒的な通信距離

LoRaWAN通信技術を採用することで、従来の無線通信では考えられなかった広範囲なカバーエリアを実現しています。見通しの良い郊外であれば最大15km、遮蔽物の多い都市部でも約2kmという長距離伝送を、極めて低い消費電力で可能にします。内部アンテナモデルだけでなく、電波環境の厳しい場所向けに外部アンテナモデルも選択可能。広大な敷地を持つ農場や工場、あるいは地下施設から地上への通信など、設置環境の無線特性に合わせて最適な信号強度と通信距離を確保できる柔軟性を持っています。

導入によるメリット

  • 農場・ビニールハウス: ソーラー駆動により電源工事不要で設置可能。土壌水分や日射、気温をSDI-12センサーで一括収集し、収穫量の最適化と灌漑の自動化を低コストで実現します。
  • 工場・プラント: GPIOインターフェースをパルスカウンターとして活用し、既存の水道・ガス・電力メーターをスマート化。配線が困難な屋外設備も、LoRaWANで一括管理が可能になります。
  • 公共施設・河川管理: 河川の増水監視において、IP68の完全防水性能が威力を発揮。万が一の浸水時でも動作を継続し、SDI-12水位計と連携して迅速な防災情報を発信できます。
  • 牧場・広域放牧地: 電源のない広大な放牧地に点在する給水器の残量や気象状況を監視。長距離通信により、管理棟にいながら広範囲の状況をリアルタイムで把握し、巡回コストを削減します。
  • 医療・介護施設(屋外設備): 施設外の受水槽やバックアップ発電機の燃料残量監視に。ネットワーク障害時も内蔵メモリがデータを保護し、規制遵守に必要な継続的ログを確実に記録します。
  • 住宅・マンション(スマートインフラ): 共用部の電気・ガス使用量をデジタル出力から取得。4G網を介さずLoRaWANで集約することで、月々の通信ランニングコストを大幅に抑えたスマート検針が可能です。

製品仕様

仕様詳細
無線伝送
プロトコルLoRaWAN?
アンテナ内部アンテナ または 外部アンテナ (ハードウェアオプション)
外部アンテナ (EA版)1 × 50 Ω SMA Female コネクタ
対応周波数CN470/IN865/EU868/RU864/US915/AU915/KR920/AS923-1&2&3&4
送信出力16dBm (868 MHz) / 20dBm (915 MHz) / 19dBm (470 MHz)
受信感度-137dBm @300bps
動作モードUC501: OTAA/ABP Class A, Class C
UC502: OTAA/ABP Class A
データインターフェース
インターフェース形式M12 A-Coded Male (産業用コネクタ)
I/O 仕様
ポート数2 × GPIO
論理レベルLow: 0~0.8 V, High: 2.5~3.3 V
最大電流20 mA
動作モードデジタル入力, デジタル出力, パルスカウンター (ソフトウェア切替式)
入力周波数推奨値: ? 4000 Hz
シリアルポート
ポート数1 × RS232 または RS485 (ソフトウェア切替式)
ボーレート1200~115200 bps
プロトコル透過送信 (RS232/RS485), Modbus RTU (RS485のみ)
アナログ入力
ポート数2 × アナログ入力
分解能12 bit
入力範囲4~20 mA または 0~10 V (切替式)
SDI-12
ポート数1 × SDI-12
プロトコルSDI-12 V1.4, 透過送信 (Transparent)
電源出力
ポート数2 × 3.3 V, 2 × 5/9/12 V (切替式)
給電タイミングデータ収集前: 連続 (3.3V), 0~10分 (5/9/12V)
物理・ソフトウェア特性
設定方法モバイルApp (NFC経由), PCソフトウェア (USB Type-C経由), ダウンリンク
高度な機能閾値アラーム, 変化アラーム, マルチキャスト (UC501のみ), データストレージ (600件), データ取得, 再送信機能
UC501電源構成1. 2 × 2550 mAh ICR18650 充電式バッテリー
2. 内蔵ソーラーパネル (6V, 1.7W)
3. DC 5-24V (M12コネクタ経由)
UC502電源構成1. 3 × 9000 mAh 交換可能 ER26500 リチウム塩化チオニル電池
2. DC 5-24V (M12コネクタ経由)
動作温度UC501: -20°C~60°C / UC502: -30°C~70°C
動作湿度0 ~ 95% (結露なきこと)
保護等級IP68 (水深1mで7日間)
外形寸法116 × 116 × 45.5 mm (コネクタ部含まず)
設置方法壁面取り付け または ポール取り付け
適合規格
法規制CE, FCC, ISED
環境RoHS

よくあるご質問

Q: ソーラーパネルだけで、内蔵バッテリーを充電し続けることは可能ですか? A: はい、UC501に搭載された1.7Wのソーラーパネルは、日中の日照を利用して内蔵の2550mAh充電池2本を充電するように設計されています。データ送信頻度にもよりますが、自立的な運用が可能です。
Q: 接続できるセンサーのインターフェースについて詳しく教えてください。 A: GPIO(デジタル入出力/パルス)、アナログ入力(4-20mA/0-10V)、RS232/RS485(シリアル通信)、さらにSDI-12に対応しています。これにより、一般的な工業用センサーから、気象・環境用の高度なセンサーまで幅広く対応できます。
Q: ネットワークがダウンした場合、計測データは消えてしまいますか? A: いいえ、UC501は最大600件のデータを本体内に保存可能です。通信が復旧した際に、保存されたデータを再送信する機能を備えているため、データの欠落を防ぐことができます。
Q: NFCでの設定には何が必要ですか? A: Milesight提供の専用アプリ「Milesight ToolBox」をインストールした、NFC対応のスマートフォンが必要です。本体のNFCエリアにスマホを近づけるだけで、直感的に設定が行えます。