UC511 スマート電磁弁コントローラー(ソーラー駆動・2系統制御・IP68完全防水・流量監視対応) | Security Store

スマート電磁弁コントローラー(ソーラー対応) [UC511]

スマート電磁弁コントローラー(ソーラー対応) [UC511]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

LoRaWAN? Solar Powered IP68 Waterproof Solenoid Control Milesight D2D

UC511:太陽光で自動灌漑を実現するスマート電磁弁コントローラー

Milesight UC511 スマート電磁弁コントローラーの製品写真。筐体上面にソーラーパネルを備え、前面には強固なM12コネクタを装備。防水・防塵仕様の堅牢なボディで、農地や庭園の自動水やりシステムを支える屋外設置イメージ。

UC511の主要な特徴

2系統の電磁弁を独立制御するスマート灌漑機能

UC511は、2つの電磁弁インターフェースを搭載しており、DCラッチング式の電磁弁を2系統まで個別にリモート操作・自動制御することが可能です。専用のモバイルアプリからの手動操作はもちろん、クラウド経由でのスケジュール設定により、時間指定での自動開閉が行えます。バルブの状態はリアルタイムでフィードバックされるため、離れた場所からでも確実に給水が行われているかを確認でき、広大な農地や庭園における散水作業の省力化を強力にサポートします。DC 12Vのラッチング電磁弁に対応しており、省電力かつ確実な動作を実現しています。

ソーラーパワーと内蔵バッテリーによる完全自律運用

筐体上面に1.7Wのソーラーパネルを標準装備しており、内蔵された2550mAhの大容量リチウムイオン二次電池2本を常に充電します。これにより、外部電源の確保が困難な屋外や、日照のある農場環境において、電池交換の手間をかけることなく年単位の長期間稼働が可能です。LoRaWANの超低消費電力技術と組み合わせることで、SF7の設定であれば数年、条件が良ければ電源工事なしでの半永久的な運用も視野に入ります。日照時間が少ない環境や夜間でも、蓄電されたエネルギーにより安定した通信とバルブ制御を継続できる信頼性の高い電源設計となっています。

IP68準拠の完全防水・防塵性能と産業用M12コネクタ

屋外の過酷な環境で使用されることを前提に、最高水準のIP68防水・防塵性能を備えています。水深1メートルの環境に7日間浸かっても耐えうる密閉性を持ち、雨、雪、土埃、さらには腐食性の高い環境下でも内部の精密基板を確実に保護します。配線部分には産業用機器で信頼の高いM12 Aコードコネクタを採用しており、振動による接触不良や水の浸入を防ぎます。農業、景観灌漑、庭園管理など、泥汚れや散水が避けられない現場においても、長期間にわたって安定したモニタリングと制御性能を維持し続けることができます。

流量監視を可能にする2系統のGPIOインターフェース

2つのデジタル入力ポートを備えており、パルス出力機能付きの水道メーターや流量計を接続することが可能です。これにより、単なるバルブの開閉制御だけでなく、実際にどれだけの水が流れたかを正確にカウントする「流量ベースの灌漑管理」が実現します。一定量の水が流れたら自動でバルブを閉じる、あるいは設定された閾値を流量が超えた場合に即座にアラートを通知するといった高度なフィードバック制御が可能です。水の無駄遣いを防ぎつつ、植物や農作物に最適な量の水分を供給する精密な水管理ソリューションを構築できます。

ネットワーク障害時も動作を継続する自律動作ルール

UC511は、あらかじめデバイス内部に制御ルール(ローカルルール)を最大16個まで保存できる機能を備えています。万が一、LoRaWANネットワークやゲートウェイとの通信が一時的に途絶えた場合でも、デバイス自身が保存されたスケジュールや条件に基づいてバルブの開閉を継続します。通信インフラの状態に左右されず、大切な農作物の枯死を防ぐための重要な「バックアップ・インテリジェンス」として機能します。復旧後には通信履歴と動作ログがサーバーに送信されるため、管理者は不在時の動作状況を後から確認することができ、運用の安心感を飛躍的に高めます。

Milesight D2Dによる低遅延なデバイス間直接連携

LoRaWANゲートウェイを介さずに、Milesight製のノードデバイス間で直接通信を行う「Milesight D2D」プロトコルに対応しています。例えば、土壌水分センサー(EM500-SMTCなど)が乾燥を検知した瞬間、わずか1秒未満の超低遅延でUC511に散水開始を指令するといった、リアルタイムな自律連携が可能です。ゲートウェイを通さないため、通信インフラのコストを抑えつつ、エッジ側での迅速なレスポンスが求められる制御システムを容易に構築できます。広域な農場で通信の死角が生じやすい場所でも、デバイス同士の連携により確実な自動化が実現します。

NFC経由のスマートフォン設定と迅速なキッティング

デバイスの初期設定や動作モードの変更は、内蔵のNFC(近距離無線通信)を利用してスマートに行えます。専用のスマートフォンアプリをかざすだけで、筐体を開けることなく電源のON/OFFやLoRaWANのネットワーク設定、I/Oポートの設定が完了します。高所や足場の悪い場所に設置した後でも、スマートフォンを近づけるだけでステータス確認や再設定が可能なため、メンテナンス時の作業負担を大幅に軽減します。また、大量のデバイスを一括で設定する「マルチキャスト」機能にも対応しており、大規模な農場や施設への導入時でも、キッティング時間を最小限に抑えることができます。

データ整合性を担保する内部ストレージと再送機能

通信エラーによるデータの欠損を防ぐため、デバイス内部に計測ログを一時保存する機能を搭載しています。ゲートウェイとの通信が不安定になった場合でも、保存されたデータは通信復旧時に自動的に再送信(Retransmission)されます。さらに、必要に応じて過去のデータをサーバー側から取得し直す(Retrievability)ことも可能です。灌漑実績や流量ログは水資源管理や農作物の品質管理において非常に重要なエビデンスとなります。UC511はLoRaWANの特性を活かしつつ、データの完全性を物理的・ソフトウェア的な両面から保証し、信頼性の高いIoTデータ収集を実現します。

導入によるメリット

  • 農場・果樹園: 土壌水分センサーと連動させることで、天候に合わせた最適な水やりを自動化。過剰な灌漑を減らしつつ、作物の品質安定化と節水を実現します。
  • 公園・緑地管理: 広い公園内に点在するスプリンクラーをリモート制御。巡回点検の手間を省き、ソーラー駆動により配線工事なしでスマートな景観維持が可能になります。
  • ゴルフ場・競技場: 芝生の状態に応じた精密な水管理を可能にします。夜間の散水スケジュールを自動化し、人件費の削減と常にベストなコンディションの維持をサポートします。
  • 工場・産業施設: 工場内の排水制御や冷却水の循環管理に。IP68の防水性能とM12コネクタにより、水しぶきや湿気の多い過酷な環境下でも安定して動作します。
  • 公共施設・ホテルの庭園: 施設の美観を保つための散水を自動化。雨遅延機能(Rain Delay)を活用することで、雨天時の無駄な散水を自動でスキップし、環境負荷を低減します。
  • スマートシティ(街路樹): 道路脇の植栽への水やりを集中管理。車両による給水作業の回数を減らし、CO2排出量の削減と管理コストの最適化を同時に進めることができます。

製品仕様

仕様詳細
無線伝送
通信技術LoRaWAN?, Milesight D2D
アンテナ内部アンテナ または 外部アンテナ (ハードウェアオプション)
外部アンテナ(EA版)1 × 50 Ω SMA Female コネクタ
周波数CN470/IN865/EU868/RU864/US915/AU915/KR920/AS923-1&2&3&4
送信出力16dBm (868 MHz) / 20dBm (915 MHz) / 19dBm (470 MHz)
受信感度-137dBm @300bps
動作モードOTAA/ABP Class A, Class B, Class C, Class C to B
データインターフェース
インターフェース形式M12 A-Coded Male (産業用防水コネクタ)
電磁弁 (Solenoid) インターフェース
ポート数2 × 電磁弁インターフェース
対応電磁弁2線式 DC 12V ラッチング電磁弁 (Latching Solenoids)
標準ケーブル長1.5m
GPIO インターフェース
ポート数2 × デジタル入力 (DI), ドライ接点
論理レベルLow: 0~0.8 V, High: 2.5~3.3 V
最大電流20 mA
動作モードデジタル入力, パルスカウンター
入力周波数推奨値: ? 4000 Hz
電源供給
ソーラーパワー内蔵ソーラーパネル (6V, 1.7W)
内蔵バッテリー2 × 2550 mAh ICR18650 充電式リチウムイオン電池
外部給電 (EA版のみ)DC 5-24 V (M12 Power Connector経由)
推定電池寿命 (満充電・非充電時)Class A: 約8.4年 (SF7) / 約3.3年 (SF10)
Class B: 約1.1年
Class C: 約26日間
※20分間隔通信+1日4回のバルブ制御、25℃環境下
物理特性・環境性能
動作温度範囲-20°C ~ 60°C
相対湿度0 ~ 95% (結露なきこと)
保護等級IP68 (水深1m、7日間の浸漬試験をクリア)
外形寸法116 × 116 × 45.5 mm (コネクタ部を除く)
重量 (電池含む)内部アンテナ版: 425g / 外部アンテナ版: 467g
設置方法壁面取り付け、またはポール取り付け
ソフトウェア・高度機能
設定・構成モバイルApp (NFC経由)
ボタン・USB1 × 電源/リセットボタン (内部), 1 × Type-C (内部コンソール用)
高度な機能マルチキャスト, Milesight D2D Agent, ローカルルール(自律制御), FUOTA(無線経由アップデート), 時間・流量ベース制御
適合規格CE, FCC, RoHS

よくあるご質問

Q: どのような電磁弁が使用できますか? A: 2線式のDC 12V ラッチングタイプの電磁弁に対応しています。ラッチング式は開閉の瞬間のみ電力を消費するため、UC511のような電池・ソーラー駆動のデバイスに最適です。
Q: 雨の日には自動で散水をストップできますか? A: はい、Milesight IoT Cloudや外部の気象データと連携することで「Rain Delay(雨遅延)」設定が可能です。雨天時は不要な散水を自動で延期し、無駄な水の使用を抑えることができます。
Q: ネットワークが届かない場所でも自動水やりは継続されますか? A: デバイス内に「ローカルルール」を設定しておくことで、ネットワークが遮断された状態でもあらかじめ決めたスケジュール通りにバルブを動かし続ける自律運転が可能です。
Q: 流量計を接続して「水が流れた量」を測ることはできますか? A: はい、GPIOインターフェースにパルス出力型の流量計を接続可能です。これにより散水時間ではなく、実際に消費された水量に基づいた高精度な制御と監視が可能になります。