HCS-MC1(T) ワイヤレスマルチコール セット(卓上型) TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

HCS-MC1(T) ワイヤレスマルチコール セット(卓上型) TAKEX 竹中エンジニアリング [HCS-MC1(T)]

HCS-MC1(T) ワイヤレスマルチコール セット(卓上型) TAKEX 竹中エンジニアリング [HCS-MC1(T)]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

TAKEX(竹中エンジニアリング) 緊急呼出システム 重度要介護者向 ワイヤレス 4モードセンサー

HCS-MC1(T) ワイヤレスマルチコール セット(卓上型)

本製品は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの重度要介護者や患者様が、身体のわずかな動きや息を使ってスタッフを呼び出すための「極低負荷検知型」緊急呼出システムです。高感度センサーを搭載した送信機と、登録済みの卓上型受信機がセットになっており、導入後すぐに運用を開始できます。

  • 型番: HCS-MC1(T)
  • 構成: マルチコール送信機(HCT-MC1) + 卓上型受信機(HC-350)
  • 検知方式: 息・近接・音・タッチ(4モード選択式)
  • 主な用途: 病院・介護施設でのナースコール、在宅介護での緊急呼出
  • 通信距離: 見通し約100m(426MHz帯 特定小電力無線)
  • 設置方法: 付属金具によるベッドレール等への強固な固定(卓上置き不可)
HCS-MC1(T) ワイヤレスマルチコール セット

この製品が向いている用途

  • ALS等の重度障害をお持ちの方の呼出
  • 指先を動かすことが困難な方の意思伝達
  • 非接触(近接)での衛生的な呼出運用
  • 既設ナースコールとワイヤレスの併用
  • スタッフステーションでの集中管理

導入前に確認したいポイント

  • ベッドレール等への固定場所の有無
  • センサー本体用AC100V電源の確保
  • 送信部用単3乾電池×2本の別途用意
  • 受信機を設置する場所の電波状況
  • 利用者の身体状況に合うモードの選定

特長

1. 身体状況に合わせて選べる4つのセンシングモード

利用者のリハビリ状態や身体の可動範囲に応じて、「息」「近接」「音」「タッチ」の4種類から最適な検知モードを選択できます。ALS患者様の最終的なコミュニケーション手段として機能する「息モード」から、非接触で反応する「近接モード」まで、一台で幅広くカバーします。

2. わずかな変化を捉える極低負荷検知テクノロジー

最大感度設定時、息モードでは70dBsplの微小な音圧を、タッチモードでは20pFという極めて小さな静電容量の変化を捉えます。ほとんど圧力をかけられない、あるいは触れることすら難しい状況下でも、確実な発報をサポートします。

3. 面倒な設定が不要な「ペアリング済み」セット

送信機と受信機は出荷時にあらかじめ電波登録設定が完了しています。現場でのID登録や複雑なペアリング作業を省略し、電源を入れるだけで即座にワイヤレス呼出システムとして稼働させることが可能です。

4. 現場での誤報を最小限に抑える「検知時間」調整

感度調整だけでなく、発報までに必要な動作の継続時間(検知時間)を5段階で設定できます。例えば、音モードにおいて周囲のノイズや突発的な咳を無視し、意図的な発声のみを捉えるといった現場に即したチューニングが可能です。

5. 電源系統を分離した高信頼設計

センサー制御部(ACアダプタ給電)と、電波送信部(電池駆動)の電源を独立させています。これにより、センサーの常時監視と確実な無線送信を両立。送信部の電池寿命は約2年(1日100回送信時)と長く、メンテナンス負荷を軽減します。

6. 卓上型受信機による最大30台の集中管理

付属の卓上型受信機には、最大30台までの送信機を登録可能です。液晶ディスプレイに3桁のチャンネル番号を表示できるため、どのベッドからの呼び出しかを瞬時に判別できます。大規模なフロア運用にも柔軟に対応します。

7. 既設ナースコールシステムとの有線連動が可能

送信機本体には無電圧接点出力(RCAプラグ付ケーブル)を備えています。ワイヤレスで受信機に知らせるだけでなく、壁面のナースコール差込口に接続することで、既存のナースコールシステムとシームレスに統合・運用できます。

8. 施工品質を担保する専用固定具を標準付属

高感度センサーの性能をフルに発揮させるため、ガタつきを排除する「取付金具」と「固定ベルト」が付属しています。ベッドサイドレール等に確実に緊結することで、センサー位置のズレによる失報を防止します。

選定時に評価したい強み

  • 超高感度: 20pFの静電容量や70dBの息を検知できる技術水準。
  • 拡張性: 卓上受信機1台に対し最大30台、受信機の増設も可能。
  • 信頼性: 日本国内の警備・介護現場で実績豊富なTAKEXブランド。
  • 即応性: 登録済み出荷のため、設置したその日から利用可能。

施工・設置ガイド

【重要:卓上設置禁止】
本製品は非常に繊細なセンサーを搭載しています。卓上に置いて使用すると、テーブルの振動やズレにより誤動作や検知漏れの原因となるため、必ず付属の金具でベッドレール等に固定してください。

設置の際は、利用者の口元や身体の一部から5cm〜10cmの最適な距離を保つようアームを調整してください。また、ACアダプタの配線はベッドの昇降可動部に巻き込まれないよう、十分にスラック(余裕)を持たせて固定してください。

内部設定・調整機能

項目 設定内容
モード選択 息モード / 近接モード / 音モード / タッチモード(切替式)
検知感度調整 5段階(数値が小さいほど敏感)
検知時間調整 5段階(発報に必要な継続時間を調整)
受信機通知 ブザー音、液晶CH表示(3桁)

製品仕様

項目 仕様内容
製品品番 HCS-MC1(T)
電源電圧(センサー本体) DC12V(専用ACアダプター付属)
電源電圧(送信部) 単3形アルカリ乾電池×2本(別途必要)
電池寿命 約2年(1日100回送信の場合)
消費電流 待受時:22mA / 最大:52mA
使用周波数帯 426MHz帯 / 4周波(特定小電力無線)
電波到達距離 見通し約100m
音圧検知(音モード) 80dBspl / 1kHz(最大感度・口元5cm時)
息音圧検知(息モード) 70dBspl / 1kHz(最大感度・口元5cm時)
近接・タッチ検知 近接:10cm / タッチ:20pF(最大感度時)
使用周囲温度 0℃ 〜 +40℃(結露なきこと)
登録可能台数 最大30台(卓上型受信機 HC-350)
リード線長 ACアダプター:2,150mm / RCAプラグ付ケーブル:1,500mm
外形寸法 137.5(W) × 52(D) × 880(H) mm(アーム含む最大長)
付属品 ACアダプター、取付金具、ベルト(2本)、予備タッチセンサー、取扱説明書

FAQ

Q:指が全く動かせないALS患者でも使用できますか? A:はい、可能です。「息モード」を使用すれば、センサーに向かって息を吹きかける(あるいは音を出す)だけでスタッフを呼び出せます。
Q:テーブルの上に置いて使うことはできますか? A:いいえ、できません。振動による誤報や位置ずれを防ぐため、必ず付属の取付金具でベッドレールなどに固定してご使用ください。
Q:送信機の電池が切れたらわかりますか? A:送信部には電池寿命お知らせ機能がございます。また、ACアダプタが抜けている場合はセンサー自体が反応しなくなりますので、日常的な点検を推奨します。
Q:エアコンの風で誤作動しませんか? A:高感度設定時は風の影響を受ける場合があります。その際は検知感度を1段階下げるか、検知時間を長く設定することで、意図的な呼出のみを判別できるよう調整可能です。
Q:受信機を別の部屋に置いても電波は届きますか? A:見通し100mの距離に対応していますが、壁の材質等により距離は短くなります。届きにくい場合は、オプションの中継機(RTXF-310)を設置してください。
Q:ナースコールと連動させるにはどうすればいいですか? A:本体から出ているRCAプラグ付きの接点出力ケーブルを、ナースコール接続用の子機等に接続することで有線連動が可能です。
Q:受信機1台に何人まで登録できますか? A:本卓上セット(T)の受信機には、最大30台までの送信機を個別に登録・識別できます。
Q:お手入れの際に気をつけることはありますか? A:センサー部は非常に繊細です。強い溶剤(シンナー等)は使用せず、柔らかい布で優しく拭き取ってください。
Q:導入時の設定は難しいですか? A:本製品はペアリング済みで出荷されるため、無線設定は不要です。物理的な設置と、利用者に合わせた感度の微調整のみで行えます。
Q:冬場の結露は影響しますか? A:結露は静電容量センサーの数値を狂わせ、誤動作の原因となります。加湿器の蒸気が直接当たる場所などは避けて設置してください。