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HCT-MC1 マルチコール送信機 TAKEX 竹中エンジニアリング [HCT-MC1]

HCT-MC1 マルチコール送信機 TAKEX 竹中エンジニアリング [HCT-MC1]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

マルチコール 緊急呼出システム 特定小電力無線 ALS/重度介護対応 426MHz帯

HCT-MC1 マルチコール送信機

HCT-MC1は、一般的なナースコールの操作が困難な重度要介護者や患者様のために設計された、超低負荷検知型の緊急呼出システムです。わずかな息、声、身体の接近、または微細な接触をトリガーとして、ワイヤレスでスタッフへ確実に通知を行います。

  • 型番: HCT-MC1
  • 製品名: マルチコール送信機(ワイヤレス送信部 TXF-116 セットモデル)
  • 検知方式: 4モード選択式(息、近接、音、タッチ)
  • 主な用途: 重度要介護者・ALS患者様の緊急呼出、意思表示補助
  • 通信方式: 特定小電力無線(426MHz帯)
  • 電源: 本体:DC12V(ACアダプタ付) / 送信部:単3アルカリ乾電池×2本
HCT-MC1 マルチコール送信機 製品画像

この製品が向いている用途

  • 握りボタンの操作が困難な方の呼出用
  • ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者様の最終発信手段
  • 非接触での衛生的な緊急呼出(近接モード)
  • わずかな身体の動きや声による意思表示

導入前に確認したいポイント

  • ベッドレール等への強固な固定が必要(卓上不可)
  • 送信部(TXF-116)用の単3電池2本が別途必要
  • 受信機側との電波到達距離(見通し約100m)
  • 設置環境の結露なきこと(0℃〜+40℃)

特長

1. 状態に合わせられる「4種類の呼出モード」

利用者の身体状況やリハビリの進行度合いに合わせて、4つのモード(息・近接・音・タッチ)から最適な1つを選択できます。これにより、症状の変化に応じて機器を買い替えることなく、設定変更のみで継続的な運用が可能です。

2. ALS患者様の最終手段となる「息モード」

利用者の「呼気」によるわずかな気圧変化や風切り音を検知します。センサーから口元まで5cmの距離で、最大感度時には70dBsplの極めて微弱な変化を捉えることができるため、指先すら動かせない方の確実な連絡手段となります。

3. 触れずに反応する「非接触・近接モード」

センサー表面に触れることなく、手などの身体の一部を近づけるだけで反応する静電容量変化を利用したモードです。最大10cmの距離を誇り、皮膚が過敏な方や、感染症対策が重視される現場に最適です。

4. 声による意思表示を実現する「音モード」

「すみません」などの発声を音圧として検知(最大感度時80dBspl/5cm)します。検知時間を調整することで、突発的な物音と意図的な発声(長音)をフィルタリングし、誤報を最小限に抑えた運用が可能です。

5. 極小の静電容量を捉える「タッチモード」

舌や指先など、わずかに動く部位でセンサーに触れることで起動します。20pFという極めて微小な容量変化を捉えるため、押す力が全く不要な「触れるだけ」の操作で確実な発報が可能です。

6. 精密な位置決めを支える「フレキシブルアーム」

先端のセンサー部は880mmの長さを持つ自在に曲がるアームで支えられています。寝姿勢やわずかな可動域に合わせて、最適な位置にミリ単位でセンサーを固定することが可能です。

7. 混信に強い「426MHz帯 特定小電力無線」

Wi-FiやBluetoothとは異なる帯域(426MHz帯)を使用しているため、病院や施設内の電子機器との電波干渉が起きにくく、安定した無線通信を実現します。

選定時に評価したい強み

  • デュアル電源設計: センサー駆動はAC安定電源、通信は電池駆動と分けることで、高い検知精度と無線信頼性を両立しています。
  • 5段階の感度・時間調整: 各モードにおいて感度と継続時間を個別に設定可能。現場環境に合わせた細かなチューニングが可能です。
  • 有線・無線のハイブリッド出力: 無線送信だけでなく、RCAプラグによる無電圧接点出力も備えており、既存の有線ナースコールとの連動も可能です。
  • 高い拡張性: 別売の中継機を追加することで、電波の届きにくい広範囲なフロアでも安定した通信網を構築できます。

施工・設置ガイド

本機は非常に高感度なセンサーを搭載しているため、設置の安定性が信頼性に直結します。以下のガイドラインを遵守してください。

確認項目 この製品での考え方
設置方法 卓上使用は不可です。必ず付属の取付金具とベルト(2本)を用い、ベッドレール等の堅牢な場所に固定してください。
電源確保 本体用ACアダプター(2,150mm)の配線ルートを確保し、送信部(TXF-116)には別途単3電池2本を入れてください。
環境温度 0℃〜+40℃。加湿器の蒸気や窓際の結露は、センサーの誤動作の原因となるため避けてください。
配線処理 昇降ベッドの動作でケーブルが断線しないよう、余長を持たせて適切に固定してください。

製品仕様

項目 仕様内容
製品品番 HCT-MC1
構成内容 マルチコール本体(MC-1) + ワイヤレス送信部(TXF-116)
電源電圧(本体) DC12V(専用電源アダプターより供給)
電源電圧(送信部) 単3形アルカリ乾電池 × 2本(別途用意)
消費電流 待受時:22mA / 最大:52mA
電池寿命(送信部) 約2年(1日100回送信時)
使用周波数帯 426MHz帯(4周波)
電波到達距離 見通し約100m
センサー部:音圧(音モード) 80dBspl/1kHz(最大感度設定時:センサー部から口元まで5cmの場合)
センサー部:息音圧(息モード) 70dBspl/1kHz(最大感度設定時:センサー部から口元まで5cmの場合)
センサー部:タッチ 20pF(最大感度設定時)
センサー部:近接距離 10cm(最大感度設定時)
使用可能周囲温度 0℃〜+40℃(結露なきこと)
外形寸法(本体) 137.5(W) × 52(D) × 880(H) mm ※フレキシブルアーム含む
付属品 専用電源アダプター、取付金具、ベルト(2本)、タッチセンサー(予備)、取扱説明書

FAQ

Q:4つのモードは同時に使えますか? A:いいえ、4つのモード(息・近接・音・タッチ)から、利用者の状況に合わせて1つを選択して使用する排他的な仕様です。
Q:卓上に置いて使用することはできますか? A:いいえ、卓上での使用はできません。センサーの誤動作を防ぐため、必ず付属の金具とベルトでベッドレール等に強固に固定してください。
Q:電池交換のタイミングはどうやってわかりますか? A:送信部(TXF-116)のLEDが赤色に点滅し始めたら電池残量低下の合図です。速やかに単3アルカリ乾電池を交換してください。
Q:既存の有線ナースコールに繋ぐことはできますか? A:はい、可能です。本体から出ているRCAプラグ付きリード線を、施設側のナースコールシステムに接続して連動させることができます。
Q:電波が届かない場所がある場合はどうすればよいですか? A:別売の中継機「RTXF-310」を追加設置することで、通信距離を延長し安定させることができます。
Q:Wi-Fiなどの電波干渉は受けますか? A:本製品は426MHz帯を使用しているため、一般的な2.4GHz/5GHz帯のWi-FiやBluetooth機器とは干渉しません。
Q:ALS患者様で、声も出せず指先も動かせない場合でも使えますか? A:はい、「息モード」を使用することで、口元のわずかな呼気を検知して呼び出しを行うことが可能です。
Q:誤報(勝手に鳴る)を防ぐにはどうすればいいですか? A:本体の設定で「検知感度」を下げるか、「検知時間」を長く設定することで、突発的な環境音やノイズによる誤動作を軽減できます。
Q:タッチセンサーの寿命はありますか? A:物理的な摩耗や汚れにより反応が鈍くなる場合があります。本製品には予備のタッチセンサーが1つ付属しています。
Q:ACアダプターを抜いても無線は飛びますか? A:いいえ、MC-1本体の駆動にはACアダプターからの電源供給が必須です。送信部(TXF-116)の電池だけでは検知・送信は行えません。