PA-8410 高所取付用パッシブセンサー 立体警戒型 TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

高所取付用パッシブセンサー 立体警戒型 TAKEX 竹中エンジニアリング [PA-8410]

高所取付用パッシブセンサー 立体警戒型 TAKEX 竹中エンジニアリング [PA-8410]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

TAKEX パッシブセンサー 立体警戒型 高所取付用

PA-8410 高所取付用パッシブセンサー 立体警戒型

PA-8410は、吹き抜けホールや大型店舗など、4m〜8mの高い天井への設置に特化したパッシブセンサーです。
独自のマルチミラー・4信号カウント処理により、高所からでも死角のない高密度な立体警戒エリア(56対/112本)を構成します。防雨構造により直接雨のかからない半屋外への設置も可能で、多様な現場環境に対応します。

  • 型番: PA-8410
  • 製品名: 高所取付用パッシブセンサー 立体警戒型
  • 検出方式: パッシブインフラレッド方式(マルチミラー・4信号カウント処理)
  • 主な用途: 吹き抜けホール、イベントスペース、トラックヤードの軒下、体育館など
  • 設置場所: 4m〜8mの高所(屋内・半屋外の軒下)
  • 電源 / 警報出力: DC9〜30V / 無電圧半導体接点(c接点)
PA-8410 高所取付用パッシブセンサー 立体警戒型

この製品が向いている用途

  • 吹き抜けホールや大型店舗の天井など、4m以上の高所
  • トラックヤードの軒下やピロティなどの半屋外
  • 体育館など、機器への耐衝撃性が求められる環境
  • 設置後に遠隔でエリア設定や点検を行いたい現場

導入前に確認したいポイント

  • 適正な設置高さは「4m〜8m」の範囲内であるか
  • 半屋外の場合は「直接雨水がかからない場所」であるか
  • 赤外線を遮断するガラスや透明樹脂がエリア内にないか
  • 直射日光やエアコンの風が直接当たらない環境か

特長

高所設置に対応できる独自の警戒エリア

従来のセンサーでは難しかった4m〜8mの高所からの警戒を可能にしました。内部の4個の反射鏡で構成される高密度警戒エリア(56対/112本)により、吹き抜けのロビーやイベントスペースなど、広い空間を天井面から見下ろす形で確実にカバーします。

可動式反射鏡によるエリア最適化

センサー内部の反射鏡は、近傍用(固定)と遠方用(可動)に分かれています。現場の設置高さや目標とする検知距離に合わせて後側ミラーの角度を物理的に調整(エリアセレクターA〜H)することで、環境に最適な感度と検知距離を実現します。

屋内・半屋外への施工を支える強固なハウジング

防雨構造(耐候性に優れたパッキン構造)を採用しており、建物の軒下など風雨の吹き込みが想定される半屋外環境でも使用可能です。さらに、耐衝撃性と耐候性に優れた樹脂製ハウジングケースを採用しているため、体育館などの球技を行う場所でも破損リスクを低減できます。

選定時に評価したい強み

  • 遠隔操作によるメンテナンス性: L/C端子(LEDコントロール)やA/C端子(エリアコントロール)により、高所に設置したままでも表示灯の動作やエリア設定を遠隔で制御できます。
  • 自己診断機能による高い信頼性: 機器内部の断線や破損、および低電源電圧(約8V以下)を常時監視し、異常時には警報の連続出力で即座に通知します。
  • c接点出力の採用: 警報接点には長寿命で動作音のない無電圧半導体接点を使用しており、幅広いコントローラーや警報盤に柔軟に接続できます。
  • 柔軟な感度・カウント設定: 環境の温度差に応じた4段階の感度設定、および小動物や揺動物の誤報を防ぐ4段階のカウント設定を備えています。

施工・設置ガイド

本製品の性能を最大限に発揮し、誤報(フォールスアラーム)や失報を防ぐための重要なポイントです。

施工・環境条件 PA-8410での考え方・注意点
設置高さ 適正設置高さは 4m〜8m です。これより低いと高密度警戒の特性が発揮できず、高いと赤外線エネルギーが減衰し検知不能となります。
半屋外への設置 直接水がかからない軒下等に限ります。付属の防水用ブッシングを使用して入線部を密閉し、シーリング剤によるコーキングを行ってください。
壁面・ポールへの取付 壁面に直接取り付けると故障の原因になります。必ず別売の壁付用アタッチメント(BL-8400)またはポール用(BP-03)をご使用ください。
誤動作の主要因 急激な温度変化(エアコン直風)、強い光(直射日光・車のライト)、揺動物(植物・カーテン)、ガラス越しの死角には特にご注意ください。

内部設定 / 端子 / 表示灯仕様

インジケーター(LED表示灯)の動作状態

表示灯 状態 動作条件・意味
アラーム表示灯(赤色) 点滅(約1分間) 電源投入時のウォームアップ状態(警報出力なし)
点灯(約2秒間) 発報(侵入検知によるワンショット出力)
連続点灯 機器異常、または低電源電圧(8V以下への低下)
消灯 待機状態、またはDIPスイッチ1によるLEDオフ設定時
メモリー表示灯(黄色) 点滅(3分間) 発報直後のメモリー起動状態
連続点灯(47分間) メモリー保持状態(点滅終了後、計50分間点灯)

主要な端子配列と電気的仕様

端子番号 名称 機能と電気的仕様
1, 2 電源 DC9V〜30V(極性なし)。消費電流30mA以下(メモリー使用時40mA)。
3, 4, 5 警報出力 無電圧半導体接点(c接点)。3: N.C. / 4: COM. / 5: N.O。
接点容量:AC/DC24V・0.25A。接点保護抵抗内蔵。
6, 7 タンパー出力 無電圧機械接点(b接点)。接点容量:AC/DC30V・0.1A。
カバーを取り外した際にリアルタイムで出力。
8 L/C入力 アラーム表示灯制御端子。マイナス極と短絡で外部から点灯を強制同期。
9 / 10 A/C入力 9: エリア1制御 / 10: エリア2制御。
マイナス極と短絡で該当警戒エリアを電気的に無効化(マスキング)。

トラブルシューティング

現象 推定される原因と処置
全く検知しない ・通電直後のウォームアップ中(約1分間)
・配線長超過による電圧降下(8V以下)。テスターで測定してください。
・エリア内の遮蔽物(ガラス等)。設置位置を見直してください。
・エリア設定(A〜H)の物理的なミスマッチ。高さを再確認してください。
時々検知しない(失報) ・夏場など背景との温度差が少ない場合、感度を120%に上げてください。
・カバー表面の汚れ。中性洗剤と柔らかい布で清掃してください(溶剤厳禁)。
誤って発報する(誤報) ・急激な温度変化や揺れる物体がある場合、A/C機能でマスキングするか、カウント設定を3〜4回に鈍感化、感度を80%に下げてください。
アラーム表示灯が連続点灯 自己診断機能による「回路異常」または「低電圧アラート」です。一度電源を遮断し再投入しても復旧しない場合は本体交換が必要です。

製品仕様

項目 仕様内容
品名 高所取付用パッシブセンサー
品番 PA-8410
検出方式 パッシブインフラレッド方式(クワッドミラー+カウント処理)
警戒エリア 立体警戒型 最長10m
56対(112本)
警戒エリア調整 上下方向:24°
水平方向:±15°
設置場所 屋内・半屋外:天井面・軒下取付
設置高さ 4?8m
電源電圧 DC9?30V(極性なし)
消費電流 30mA以下
警報出力 接点方式:無電圧半導体接点:c接点
接点容量:AC/DC24V・0.25A(抵抗負荷)(接点保護抵抗内蔵3.3Ω)
接点動作:
・ウォームアップ:警戒を保持(約1分間)
・警報:ワンショット出力(約2秒)
・機器異常検知:連続出力(正常復帰まで)
・電源異常検知:連続出力(正常復帰まで)
タンパー出力 接点方式:無電圧機械式接点:b接点
接点容量:AC/DC30V・0.1A(抵抗負荷)
接点動作:タンパー異常検知:リアルタイム出力
アラーム表示灯 赤色LED
・ウォームアップ:点滅動作(約1分間)
・警報:ワンショット点灯(約2秒)
・機器異常検知:連続点灯(正常復帰まで)
・電源異常検知:連続点灯(正常復帰まで)
付帯機能 ・機器異常監視機能:内部回路の断線・破損等を監視
・低電源電圧監視機能:電源電圧の異常低下を監視
・タンパー監視機能:カバーの装着不良を監視[機械式スイッチ方式]
・LEDコントロール機能:アラーム表示灯の動作を外部から制御(消灯設定時のみ有効)
・エリアコントロール機能:警戒エリアを外部から制御
・表示設定機能:アラーム表示灯の動作を設定(点灯/消灯)
・感度設定機能:60/80/100/120%の4段階切替
・カウント設定機能:1/2/3/4回の切替
使用可能周囲温度 ?20?+50℃(結露、氷結なきこと)
配線接続 分離式ベースに搭載の端子台(M3ネジ)に配線
質量 約950g
外観 樹脂
付属品 防水用ブッシング1個、タッピングネジφ4×30 2本

FAQ

Q:推奨される設置高さはどのくらいですか? A:4m〜8mの範囲で設置してください。これより低い場合は高密度警戒の特性が発揮できず、高い場合は赤外線エネルギーが減衰するため検知ができません。
Q:屋外に設置することは可能ですか? A:防雨構造を採用していますが完全防水ではありません。直接雨水がかからない半屋外(建物の軒下やピロティなど)への設置に限られます。
Q:ガラス越しの侵入者を検知できますか? A:いいえ、赤外線エネルギーはガラスや透明樹脂を透過しないため、ガラスの向こう側にいる対象物を検知することはできません。
Q:エリアコントロール機能(A/C機能)とは何ですか? A:離れた場所から電気的な制御によって、不要な警戒エリア(ショーケースや揺れるオブジェ等がある部分)を任意に無効化(マスキング)できる機能です。
Q:体育館など、ボールが当たる可能性がある場所にも設置できますか? A:はい、強固な樹脂製ハウジングケースを採用しており耐衝撃性に優れているため、球技を行う場所でも比較的破損の心配が少なくご使用いただけます。
Q:アラーム表示灯を消灯させたまま運用することは可能ですか? A:可能です。内部のDIPスイッチでアラーム表示灯を常に消灯(OFF)に設定できます。点検時のみLEDコントロール(L/C)機能を利用して点灯させる運用が推奨されます。
Q:アラーム表示灯が連続点灯したままになっています。原因は何ですか? A:自己診断機能が作動しています。内部回路の異常(断線等)、または供給電圧が8V以下に低下していることを示しています。配線の確認と電源の再投入を行ってください。
Q:誤報が多い環境での対策はありますか? A:内部のDIPスイッチで、カウント設定を「3回」や「4回」に鈍感化させるか、感度設定を「80%」や「60%」に下げることで、小動物や温度変化による誤動作を抑えることが可能です。
Q:複数台設置する際の配線距離の目安を教えてください。 A:ケーブルの太さと供給電圧によります。例えばφ0.90mm単線をDC12Vで使用する場合、約1,100mが限界となります。複数台接続時はこの数値を台数で割って算出してください。
Q:壁面に直接取り付けることはできますか? A:本機を壁面に直接取り付ける(横向きに設置する)と故障の原因となります。壁面やポールへ取り付ける場合は、必ず別売のアタッチメント(壁付用:BL-8400、ポール用:BP-03)をご使用ください。