f-4000 警報線 TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

警報線 TAKEX 竹中エンジニアリング [f-4000]

警報線 TAKEX 竹中エンジニアリング [f-4000]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

外周警戒システム テンションセンサー専用 SUS304 高耐久ETFE被覆 侵入検知

f-4000 フェンスセンサー 警報線

f-4000は、ST型テンション式フェンスセンサーシステムにおいて「神経系」の役割を果たす、高性能ハイブリッド警報線です。物理的な張力伝達と電気的なループ監視を両立し、重要施設の境界監視における確実な侵入検知を支えます。

  • 型番: f-4000
  • 製品名: フェンスセンサー 警報線
  • 主要材質: SUS304(ステンレス鋼)/ ETFE(フッ素樹脂被覆)
  • 検知方式: 張力変化(物理)および断線(電気)の二重監視
  • 主な用途: 重要施設、工場、倉庫等の外周フェンスにおける侵入防止
  • 対応環境: 屋外(塩害地域、工業地帯対応)
f-4000 フェンスセンサー 警報線 製品画像

この製品が向いている用途

  • 重要インフラ施設の境界警戒
  • 工場や物流センターの外周フェンス
  • 塩害の影響を受けやすい沿岸部の施設
  • 長距離(最大200m)の警戒区域管理

導入前に確認したいポイント

  • フェンス支柱の剛性が十分か
  • ワイヤーが干渉物に接触しないか(20cm以上)
  • 30度以上の屈曲箇所がないか
  • 接続中継器(f-62/f-65)の回路数確認

特長

19本撚りSUS304による高度な張力伝達

f-4000は、0.18mm径のSUS304ステンレス鋼を19本撚りにした特殊構造を採用しています。これにより、高い引張強度を維持しながら、フェンスに加わるわずかな荷重(約2.5kg以上)を減衰させることなくセンサーへ伝える柔軟性を実現。確実な検知を物理面から支えます。

ETFE(フッ素樹脂)被覆による圧倒的な耐候性

絶縁体には耐候性・耐薬品性に極めて優れたETFE(テフロン系樹脂)を採用。直射日光下でもひび割れや硬化が起こりにくく、10年単位の長期運用が可能です。また、低摩擦係数であるため、ホルダー内部をスムーズに通過し、感度の低下を防ぎます。

物理と電気による「二重監視システム」

本製品を用いたシステムは、張力変化による「物理監視」と、ループ電流による「電気監視」のフェイルセーフ構造となっています。ワイヤーの引っ張りはもちろん、切断に対しても即座に警報を発するため、あらゆる侵入試行を見逃しません。

過酷な環境に耐える環境適応性

ステンレス芯線とETFE被覆の組み合わせにより、塩害地域や腐食性ガスの発生する工業地帯でも腐食しにくい設計です。屋外の厳しい環境下においても安定した導通と張力を維持し、システムの信頼性を高めます。

侵入箇所を特定するメカニカル・メモリー

ワイヤーに一定以上の負荷が加わると、接続されたセンサー(ST-100)の黄色マーカーが突出します。このマーカーは負荷がなくなっても突出したまま保持されるため、巡回時にどのスパンで異常が発生したかを一目で特定することが可能です。

長期運用のための自己診断機能

接続される中継器はワイヤーのループ抵抗を常時監視しています。被覆の損傷による地絡や、経年劣化による抵抗値の変化を異常として検知し、実際の侵入が発生する前にメンテナンスの必要性を報知します。

選定時に評価したい強み

  • 高精度検知: 撚り線構造により、わずかな張力変化を正確にセンサーへ伝達可能。
  • 低メンテナンス性: ETFE被覆による低摩擦設計が、長期間の感度維持に寄与。
  • 確実な現場検証: 黄色マーカーによる物理記憶機能で、事後の原因調査が容易。
  • 高い安全性: 電気と物理の二重監視により、単なる断線監視以上のセキュリティを提供。

施工・設置ガイド

f-4000の性能を最大限に発揮するためには、正しい施工基準を守ることが不可欠です。特に以下の点に注意して設置を行ってください。

確認項目 施工・運用の考え方
取付高さ・間隔 2条張りの場合、上下間隔は約20cm、支柱間隔は約2mを推奨。
屈曲制限 30度以上の折れ曲がり箇所ではホルダーを使用せず、アジャスターで回路を分断。
干渉物の排除 有刺鉄線や金具から最低20cm以上離し、摩擦抵抗による不検知を防止。
初期伸び対策 仮張り後に「撚り取り作業(強く引き下げる)」を行い、タルミを未然に防ぐ。
接続部の防湿 圧着接続時にはシリコングリスを充填し、湿気による電食を防止。

トラブルシューティング

現象 推定原因と処置
警報が復旧しない ワイヤーの断線、またはセンサーマーカーの未復旧。点検後にマーカーを押し戻してください。
不検知(失報) ワイヤーのタルミや周辺物との干渉。張力の再設定と干渉物の除去を行ってください。
頻繁な誤報 支柱の剛性不足や温度伸縮による影響。支柱の補強、または張力の再調整が必要です。
キャップが閉まらない センサー内部のクランプが浮いています(張力不足)。適正な張力まで引き込んでください。

製品仕様

項目 内容
型式 f-4000
導体材質 SUS304(ステンレス鋼)
導体構成 撚り線:19本/0.18mm
導体外径 0.9mm
被覆材質 テフロン(ETFE)
色調 灰色
仕上外径 1.8mm
導体抵抗 1,750Ω/km(20℃時)
最大引張強度 約450N(理論値)
使用周囲温度 -25℃ 〜 +60℃
荷姿 500m巻(リール)

FAQ

Q:f-4000は普通の電線と何が違うのですか? A:単なる導電性だけでなく、物理的な張力をセンサーへ伝えるための「19本撚りステンレス構造」と、屋外で長期間劣化しない「ETFE被覆」を兼ね備えた専用設計のワイヤーです。
Q:海に近い場所でも使用できますか? A:はい。芯線には耐食性の高いSUS304を採用し、表面をテフロン系被覆で保護しているため、塩害地域でも優れた耐久性を発揮します。
Q:ワイヤーが伸びてタルミが出ることはありませんか? A:施工時に「撚り取り」という、下方向に強く引き下げる作業を行うことで、初期の伸びを抑え、長期的に安定した張力を維持できます。
Q:検知感度はどのように調整するのですか? A:電気的な調整ボリュームはなく、ワイヤーの張り具合(プリセット張力)そのものが感度となります。センサー内部のクランプが密着する状態が最適値です。
Q:ワイヤーが切断された場合、すぐに分かりますか? A:はい。システムは常時微弱な電流を流すループ監視を行っているため、切断されると即座に警報が出ます。
Q:30度以上の角地に設置する際の注意点は? A:急な角度でワイヤーを曲げると摩擦抵抗でセンサーに張力が伝わらなくなります。その場合はアジャスター(ST-300)を設置して回路を中継してください。
Q:黄色いマーカーが出ているのは何の状態ですか? A:そのスパンのワイヤーが引っ張られたか、断線したことを示す「記憶(メモリー)」状態です。手動で戻すまで保持されます。
Q:1巻で何メートルまで警戒できますか? A:1リール500m巻きです。1つの警戒区域(中継器1回路)としての推奨は最大200m程度となります。
Q:ワイヤー間の推奨間隔は? A:上下の間隔は約20cmを推奨しています。これは人間が通り抜けられない最小限の隙間を確保するためです。
Q:定期メンテナンスは何をすればよいですか? A:半年に一度程度、実際にワイヤーを引っ張って警報が出るか、センサーの黄色マーカーが動作するかを確認してください。