LR-12 ラッチリレーユニット TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

ラッチリレーユニット [LR-12]

ラッチリレーユニット [LR-12]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

竹中エンジニアリング (TAKEX) ラッチリレーユニット 信号変換 防犯・設備制御 屋内用

LR-12 ラッチリレーユニット

LR-12は、入力された一時的なワンショット信号(パルス信号)を連続信号へ変換するインターフェースユニットです。電源オフ時でも出力状態を保持する記憶機能を備えており、停電復旧後も直前の動作を継続できる高い信頼性を誇ります。防犯システムのメモリ保持や、設備の起動・停止制御において重要な役割を果たします。

  • 型番: LR-12
  • 製品名: ラッチリレーユニット
  • 動作モード: トグルモード / ラッチモード(切替式)
  • 出力接点: 無電圧リレー出力(1c接点)
  • 電源電圧: DC10.8V 〜 26.4V
  • 設置場所: 屋内用
LR-12 ラッチリレーユニットの製品画像

この製品が向いている用途

  • ワンショット信号の連続保持
  • 防犯センサーの警報メモリ保持
  • プッシュスイッチによる照明ON/OFF制御
  • 電源遮断時も状態を維持したい重要設備
  • パルス信号によるゲートや電気錠の制御

導入前に確認したいポイント

  • 電源電圧がDC10.8V〜26.4Vの範囲内か
  • 接点容量がDC30V 1A以下であるか
  • 設置場所が結露のない屋内環境か
  • AC100V等の高電圧を直接駆動させないか
  • 制御ロジック(トグルまたはラッチ)の選定

特長

ワンショット信号を連続信号に変換

パッシブセンサーなどの一時的な検知信号(ワンショット信号)を、次に信号が入るまで維持する連続信号に変換します。これにより、一瞬の入力をきっかけとして、特定の動作を持続させることが可能になります。

電源OFF時も出力状態を保持する記憶機能

最大の特徴は、電源の供給が断たれた場合でも、その時点の出力状態(ON/OFF)を内部で保持する点にあります。メカニカルラッチ機能に準ずる設計により、停電や不意の電源カットが発生しても、復旧後に直前の動作状態を正確に継続させることができます。

トグルモードによるON/OFF反転制御

ジャンパーピン(JP2)をONに設定することでトグルモードとして動作します。IN端子に信号が入力されるたびに出力状態が反転するため、1つのプッシュボタンによる照明の点灯・消灯制御などに非常に便利です。

ラッチモードによるセット・リセット制御

ジャンパーピン(JP2)をOFFに設定することでラッチモードとして動作します。IN端子の入力で出力をONにし、RES(リセット)端子の入力でOFFにする個別制御が可能です。ON状態での再入力や、OFF状態での再リセットによる状態変化を防ぎ、確実な信号管理を行えます。

入力接点方式(a接点/b接点)の切り替えに対応

基板上のジャンパーピン(JP1)の設定により、IN端子に接続する機器の接点方式を柔軟に選択できます。通常開(a接点)と通常閉(b接点)の両方に対応しており、幅広いセンサーやスイッチと組み合わせ可能です。

安全性を重視したリセット優先設計

ラッチモード運用時、信号入力(IN)とリセット入力(RES)が同時に発生した場合には、回路保護と安全性の観点から「リセット優先」で動作するロジックを採用しています。意図しない出力の継続を防止し、システムを安全側に倒します。

広域電源電圧と無電圧1c接点出力

DC10.8Vから26.4Vまでの広い電源電圧に対応。また、出力は極性を選ばない無電圧リレー出力(1c接点)を採用しており、接続先の機器を選ばず汎用的なスイッチングユニットとして活用いただけます。

動作状態を瞬時に把握できる2色LED

本体正面の表示灯確認窓から、緑色(電源)と赤色(動作)のLEDの状態を確認できます。出力ON時には緑と赤が同時点灯し、現場での動作確認やトラブルシューティングを迅速化します。

選定時に評価したい強み

  • 高い保持力: 電源が不安定な現場でも、確実に出力状態を記憶・保持します。
  • 簡単設定: 基板上のジャンパーピンを差し替えるだけで、複雑なロジックを容易に変更可能。
  • 省施工設計: コンパクトなサイズと配線しやすい端子台構造、ノックアウトの配置が施工性を向上。
  • 高信頼の無電圧出力: 接点容量DC30V 1Aを確保し、各種制御機器との親和性が高い。

施工・設置ガイド

本製品は屋内専用です。直射日光や高温多湿、結露が発生する場所を避けて設置してください。垂直または水平に確実に固定し、配線後はノックアウト部からの虫や埃の侵入を防ぐ処理を行ってください。接点容量を超える負荷を制御する場合は、必ず外部パワーリレーを介した設計を行ってください。

確認項目 この製品での考え方
制御ロジックの選択 トグル(1入力で反転)か、ラッチ(セット/リセット別入力)をジャンパーで設定します。
入力接点の種類 接続する機器がa接点かb接点かに合わせて、基板上のJP1を切り替えます。
停電対策 メカニカルな記憶保持により、電源復旧後も以前の状態を復元します。
負荷容量の確認 DC30V 1A以下を厳守してください。AC電源の直接制御はできません。

LED表示と動作状態

表示状態 ユニットの状態 詳細説明
緑色LED点灯 待機中(電源正常) 電源が供給されており、出力接点は「OFF」の状態です。
緑色+赤色LED点灯 出力動作中(ON) 電源が供給されており、出力接点は「ON」の状態です。
消灯 電源断または故障 電源供給がない、または内部ヒューズ等の故障の可能性があります。

配線・端子仕様

端子番号 名称 機能
1-2 電源入力 DC10.8V 〜 26.4V(極性あり)
3-4 信号入力(IN) 動作トリガー(無電圧接点 a接点/b接点切替)
5-6 リセット入力(RES) 出力OFF用(無電圧a接点、トグル時無効)
7-8-9 信号出力(NC-COM-NO) 無電圧リレー出力(1c接点) DC30V 1A MAX

製品仕様

項目 内容
品名ラッチリレーユニット
品番LR-12
電源電圧DC10.8〜26.4V(極性あり)
消費電流30mA以下(DC12V時)
動作トグルモード(JP2:ON時):IN端子に入力立ち上がりごとに出力反転(RES端子は無効)
ラッチモード(JP2:OFF時):IN端子入力にてオン、RES端子入力にてオフ
モード選択トグルモード:JP2:ON(出荷時)、ラッチモード:JP2:OFF
入力1.IN端子入力:無電圧接点 a接点/b接点切替式(a接点 JP1:ON、b接点 JP1:OFF)
2.RES端子入力:無電圧a接点(RES端子入力がIN端子入力よりも優先、トグルモードの時は無効)
出力無電圧リレー出力(1c接点)(接点容量:DC30V 1A MAX)
表示灯通常時:緑色点灯、接点出力時:橙色点灯(緑LEDと赤LED同時点灯)
使用可能周囲温度-10℃〜+50℃(結露なきこと)
設置場所屋内
外形寸法64(W)×100(H)×22(D)
外観樹脂:ホワイト
質量約80g

FAQ

Q:LR-12はどのような製品ですか? A:センサー等からの一時的なパルス信号(ワンショット信号)を受け取り、それを連続したON/OFF信号に変換して保持するためのユニットです。
Q:停電した時に動作状態はリセットされますか? A:いいえ、電源オフ時でも出力状態を保持する記憶機能を備えているため、停電から復旧した際も直前の状態(ONまたはOFF)から再開します。
Q:トグルモードとラッチモードの違いは何ですか? A:トグルモードは同じボタンを押すたびにONとOFFが入れ替わる動作です。ラッチモードは、ONにするボタンとOFFにするボタン(リセット)が別々に分かれている動作です。
Q:AC100Vの照明を直接制御できますか? A:できません。接点容量はDC30V 1A MAXです。AC100V等の高電圧や大電流を制御する場合は、別途パワーリレーを介して制御してください。
Q:入力側のセンサーがb接点(通常時閉)なのですが使用できますか? A:はい、基板上のジャンパーピン(JP1)を切り替えることで、b接点の入力にも対応可能です。
Q:セット信号(IN)とリセット信号(RES)が同時に入力されたらどうなりますか? A:ラッチモード設定時は、安全のためにリセット(RES)入力が優先され、出力はOFF(またはOFFを維持)となります。
Q:電源の極性はありますか? A:はい、あります。端子1がプラス(+)、端子2がマイナス(-)となりますので、正しく接続してください。
Q:屋外に設置できますか? A:いいえ、屋内専用仕様です。屋外でご使用になる場合は、防水・防塵性能のあるボックス等に収納してご使用ください。
Q:出力接点はどのタイプですか? A:無電圧リレー出力の1c接点です。共通端子(COM)に対し、通常時閉(NC)と通常時開(NO)のどちらも利用可能です。
Q:LEDが橙色(オレンジ)に光っていますが異常ですか? A:正常な動作です。接点出力中(ON状態)は緑色LEDと赤色LEDが同時に点灯し、視覚的に橙色に見える仕様になっています。