PA-350 パッシブセンサー 立体警戒型 TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

パッシブセンサー 立体警戒型 TAKEX 竹中エンジニアリング [PA-350]

パッシブセンサー 立体警戒型 TAKEX 竹中エンジニアリング [PA-350]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

TAKEX パッシブセンサー 屋内用 立体警戒型 完全無音

PA-350 パッシブセンサー 立体警戒型

コンパクトで高性能なアッパーウォール・コーナー用パッシブセンサーです。新開発のCPUと無電圧半導体リレー(SSR)を採用することで、完全無音化と高い信頼性を実現。センサー真下を含むデッドゾーンのない高密度な立体警戒エリアを構築し、プロフェッショナルなセキュリティ要件に確実に応えます。

  • 型番: PA-350
  • 製品名: パッシブセンサー 立体警戒型
  • 方式: パッシブインフラレッド(PIR)方式
  • 警戒エリア: 立体警戒 最長部11m / 36本(18対)
  • 設置場所: 屋内専用(壁面・コーナー取付)
  • 電源 / 通信: DC9V?28V(極性なし) / 無電圧半導体接点
PA-350 パッシブセンサー 立体警戒型

この製品が向いている用途

  • 静粛性が求められるオフィス、美術館、寝室などの防犯システム
  • 複数台のセンサーを連動させる大規模な侵入検知システム
  • デッドゾーン(不感知帯)を許容できない厳密なエリア警戒
  • 小動物による誤報リスクを軽減したい環境

導入前に確認したいポイント

  • 屋内専用製品です。屋外や直接水がかかる場所には設置できません。
  • 警報出力の接点容量(AC/DC24V・0.25A以下)を厳守してください。
  • 大型のサイレン等を駆動する場合は、外部の中継リレーが必須です。
  • ガラス越しやパーテーションの裏側は検知できません。

特長

半導体接点(SSR)の採用による完全無音化と高信頼性

本製品の最大の特徴は、警報出力回路に無電圧半導体リレー(ソリッドステートリレー:SSR)を採用している点です。従来の機械式リレーとは異なり、接点の物理的な開閉音(カチッという音)が一切発生しません。センサーの存在や作動を侵入者に悟らせず、静寂が求められる環境にも最適です。さらに、物理的な摩耗がないため半永久的な寿命を誇り、内蔵の接点保護抵抗(3.3Ω)により突入電流からの破壊リスクを低減する堅牢な設計となっています。

新開発CPUによる高精度な検知とフェールセーフ機能

内蔵された新開発のCPUが、検知機能やカウント処理を正確にコントロールします。センサーへの供給電圧が約8.5V以下に低下した場合、即座に異常と判断して警報を連続出力し、LEDを点灯させるフェールセーフ機能を搭載。システムの命綱である電源ラインを自己監視し、万が一の電圧ドロップダウン時にも機能停止前にシステム全体へ警告を発します。

選定時に評価したい強み

  • 理想的な警戒エリア: センサー真下にも警戒エリアを追加し、侵入者のすり抜けを許さない高密度な立体警戒(最長11m)を実現。
  • 電波障害に強い信頼設計: 電気ノイズや空中を伝播するノイズに対し、回路・機構設計の両面から効果的な対策を実施。
  • 簡単なエリア設定: 検知ユニット(プリント基板)をスライドするだけで、上下角の警戒エリア調整が容易に行えます。
  • オートリセットメモリー機能: 複数台設置時、発報したセンサーのLEDが一定時間点滅・点灯し、事後確認を容易にします。

施工・設置ガイド

本センサーはPIR(パッシブインフラレッド)方式のため、設置環境が安定稼働を決定づけます。エアコンの吹き出し口付近や、太陽光・車のヘッドライトが直接レンズに入光する場所、風で揺れるカーテン等がある場所への設置は、誤報の原因となるため避けてください。
標準で壁面およびコーナーへの取り付けに対応していますが、天井や傾斜面へ設置する場合は、別売の専用アタッチメント(BCW-401、BC-350、BW-350等)をご利用ください。

配線・端子仕様に関する重要事項

端子表記 アサイン 仕様と極性 / 備考
POWER
(左2極)
電源入力 DC9V ? 28V
極性なし(プラスマイナスの誤配線による焼損リスクがありません)
消費電流は最大15mAと省電力です。
ALARM
(右2極)
警報出力 無電圧半導体接点(a接点 / b接点 切替式)
※出力容量:AC/DC24V・0.25A以下(抵抗負荷)
大型サイレンや誘導負荷を直接接続すると内部回路が瞬時に破損します。必ず外部中継リレーを使用してください。

内部設定(DIPスイッチ・モードセレクター)

基板右側に配置された4連のDIPスイッチにより、現場環境に合わせた細やかなチューニングが可能です。

スイッチ 機能名称 OFF時の挙動 ON時の挙動 出荷時 解説
SW1 カウント回数設定 2回 4回 OFF 「4回」に設定することで、小動物や空調の局所的な温度変化による誤報リスクを低減するノイズキャンセラーとして機能します。
SW2 アラーム表示灯 消灯 点灯 ON 検知時の赤色LED点灯を選択します。防犯上センサーの存在を隠匿したい場合はOFFにします。
SW3 警報出力切替 N.O.(a接点) N.C.(b接点) ON 防犯システムでは断線検知が可能な「N.C.(常時閉)」が標準です。
SW4 オートリセットメモリー 無効 有効 OFF 発報後3分間点滅し、その後47分間連続点灯して事後確認を可能にする機能です。

インジケーター(LED)の動作状態

LEDの挙動パターン センサーの内部ステータス
約1分間の連続点滅 ウォームアップ状態: 電源投入直後。検知機能は作動しません。
約2秒間の点灯 発報(アラーム)状態: 人体を検知し、警報出力を行っている状態です。
点滅(3分間) メモリー機能(発報直後): どのセンサーが反応したかを示します。
連続点灯(47分間) メモリー機能(保持状態): 点滅後、連続点灯に切り替わり状態を保持します。
連続点灯(無期限) 電源電圧異常(ドロップダウン): 供給電圧が約8.5V以下に低下した際のフェールセーフ動作。警報も連続出力されます。

トラブルシューティング

現象 推定される原因と対処法
全く検知しない
(LEDも光らない)
1. 電源電圧をテスターで測定してください(DC9?28V)。
2. DIP SW2(表示灯)がOFFになっていないか確認してください。
3. 電源投入後1分間のウォームアップ中は検知しません。
LEDは光るが
警報が出ない
1. ALARM端子の結線、またはコントローラー側の設定を確認してください。
2. SW3(a接点/b接点)の論理がシステムと合致しているか確認してください。
3. 許容容量超過による半導体リレーの破損が疑われる場合は機器交換が必要です。
誤報が頻発する 1. エアコン、揺れるカーテン、直射日光を警戒エリアから排除してください。
2. 基板をスライドさせて角度を調整するか、SW1を「4回」に設定して様子を見てください。
検知距離が短い 1. 基板のロックネジを緩め、目印位置を上方に調整してエリアを伸ばしてください。
2. レンズの汚れを極薄い石鹸水と柔らかい布で清掃してください(溶剤厳禁)。

製品仕様

項目 内容
品名 パッシブセンサー
品番 PA-350
検出方式 パッシブインフラレッド方式(カウント処理)
警戒エリア 立体警戒 最長部11m 36本(18対)
電源電圧 DC9?28V(極性なし)
消費電流 15mA以下
警報出力 接点方式:無電圧半導体接点(a接点/b接点切替式)
接点動作:ワンショット動作(約2秒)
接点容量:AC/DC24V・0.25A以下(抵抗負荷)
アラーム表示灯 赤色LED 警報出力時:点灯
カウント切替機能 2回または4回(スイッチにて選択)
電源電圧異常監視機能 8.5V以下になれば警報信号を出力
エリア角調整範囲 上下角(3段階)
使用可能周囲温度 ?10℃?+50℃(結露なきこと)
設置場所 屋内:壁面・コーナー取付
配線接続 セルフアップ端子
質量 約90g
外観 本体:樹脂(白)

FAQ

Q:警報出力時にカチッという動作音は鳴りますか? A:いいえ、鳴りません。無電圧半導体リレー(ソリッドステートリレー)を採用しているため完全無音で動作し、静粛性が求められる環境に最適です。
Q:センサー本体を屋外に設置することは可能ですか? A:いいえ、本製品は屋内専用です。防水性がなく、直射日光や外気の急激な温度変化を受ける場所では誤動作の原因となるため設置できません。
Q:電源電圧の入力に極性はありますか? A:極性はありません(DC9V?28V対応)。プラス・マイナスの誤配線による焼損リスクがなく、安全に施工いただけます。
Q:警報出力端子に大型のサイレンを直接接続できますか? A:できません。接点容量はAC/DC24V・0.25A以下です。これを超える誘導負荷を接続すると内部リレーが瞬時に破損するため、必ず外部に中継リレーを設けてください。
Q:アラーム表示灯(赤いLED)を消灯しておくことはできますか? A:可能です。内部のDIPスイッチ(SW2)をOFFに設定することで、検知時のLED点灯を無効化し、防犯上センサーの存在を隠匿できます。
Q:誤報が頻発する場合、どのように対処すればよいですか? A:エアコンの吹き出し口付近や直射日光、揺れるカーテンなどを避けて設置してください。また、環境が不安定な場合はカウント回数設定を「4回」に変更することで誤報を軽減できます。
Q:警戒エリアの距離や角度は調整できますか? A:はい、センサー内部のプリント基板のロックネジを緩め、上下にスライドさせることで、エリア全体の角度を3段階で微調整可能です。
Q:オートリセットメモリー機能とは何ですか? A:1つの回線に複数のセンサーを接続している場合、発報したセンサーのLEDが一定時間点滅・点灯し続け、どのセンサーが反応したかを事後に確認できる機能です。
Q:センサーへの電源供給が低下した場合はどうなりますか? A:供給電圧が約8.5V以下に低下するとフェールセーフ機能が働き、LEDが連続点灯するとともに警報信号を連続出力して異常を知らせます。
Q:ペットなどの小動物による誤反応を避けるにはどうすればよいですか? A:カウント設定スイッチを「4回」に設定して局所的な変動のノイズをキャンセルするか、基板の角度調整を行って下方を避けるようにエリアを設定してください。