TBD-DB202SA バリア・センサー・システム 2チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

TBD-DB202SA バリア・センサー・システム 2チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング [TBD-DB202SA]

TBD-DB202SA バリア・センサー・システム 2チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング [TBD-DB202SA]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

TAKEX(竹中エンジニアリング) 本質安全防爆構造 Ex ia IIB ゾーン0対応 2チャンネル仕様

TBD-DB202SA バリア・センサー・システム 2チャンネル

TBD-DB202SAは、爆発性雰囲気が存在する「特別危険箇所(ゾーン0)」でのセンサー運用を可能にする、2チャンネル仕様の本質安全防爆構造(Ex ia IIB)絶縁形バリア・センサー・システムです。 従来のツェナーバリアで必須だった専用接地が不要な絶縁タイプを採用しており、高い安全性と施工の大幅な簡略化を両立。30μs以下の超高速応答性能により、防爆エリア内でのシビアなタイミング制御や高速カウント用途に最適なソリューションを提供します。

型番: TBD-DB202SA
方式: 本質安全防爆構造(絶縁形)
防爆性能: 〔Ex ia〕 IIB(ゾーン0対応)
出力: NPNオープンコレクタ(2回路)
TBD-DB202SA バリア・センサー・システム

この製品が向いている用途

  • 塗装工場・化学プラント等の防爆エリア
  • 特別危険箇所(ゾーン0)のセンサー検知
  • 高速生産ラインのワークカウント・位置制御
  • 接地網の構築が困難な現場の防爆計装

導入前に確認したいポイント

  • 対象ガスが「IIB(エチレン等)」以下か確認
  • 設置場所は「非危険場所」の盤内であること
  • 操作電源はDC24V(安定化電源)が必要
  • センサー側の消費電流がバリア定格内か確認

特長

本質安全防爆構造(Ex ia IIB)による高い安全性

本製品は、正常時および事故時においても、危険箇所の可燃性ガスに点火するエネルギーを発生させない「本質安全防爆構造」を採用しています。 最も危険度の高い「特別危険箇所(ゾーン0)」に設置される光電子センサー等の制御が可能。回路設計により電圧・電流を厳密に制限し、確実な防爆性能を担保します。

施工コストを削減する「接地不要」の絶縁設計

従来のツェナーバリア方式では、防爆性能を維持するためにA種接地等の厳密な専用接地が必要でしたが、本機は内部に絶縁トランスとフォトカプラを用いた「絶縁形」を採用しています。 本安回路と非本安回路が電気的に分離されているため、専用接地工事が不要となり、施工工数の削減と同時に外部ノイズの影響を受けにくい安定したシステム構築が可能です。

制御遅延を最小化する30μs以下の超高速応答

光電子センサーを用いたシビアな検出が求められる用途に対応するため、応答時間30μs以下という極めて高いレスポンス性能を実現しました。 高速で移動するワークの検知や、高頻度のカウント処理においても、バリアによる遅延を意識することなく、PLC等での高精度な制御が可能です。

設置効率を高める小型・軽量・コンパクト設計

メーカー従来品(本安関連機器 5404)と比較して、投影面積比で約68%の小型化を実現しました。 限られた計装盤内のスペースを有効活用でき、多点検知が必要な現場においても高密度な設置が可能です。

DINレールとねじ止めの2方式に対応

取付方法は、一般的な35mm DINレールへのワンタッチ取付と、壁面やパネルへの直接ねじ止めの2方式に対応しています。 現場の環境や盤の仕様に合わせて、最も柔軟な固定方法を選択でき、確実な固定をサポートします。

一目で状態がわかる動作表示灯を装備

本体前面に、電源の状態を示す「緑色LED」と、各チャンネルの動作(入力ON/OFF)を示す「橙色LED」を独立して装備しています。 盤を開けるだけでバリアの通電状態やセンサーの検知状況を即座に把握でき、メンテナンス時や立ち上げ時の確認作業を効率化します。

堅牢な保護機能(入出力ショート保護)

本安入力側および非本安出力側の両方にショート保護回路を内蔵しています。 万が一の工事ミスやケーブル破損による短絡が発生しても、内部回路を保護し、故障の波及や危険場所への過大エネルギー流入を未然に防ぐフェイルセーフ設計です。

ヒューマンエラーを防ぐハードウェア設計

あえて内部のDIPスイッチや調整ボリュームを排除した設計思想を採用しています。 防爆エリアにおける運用では、不用意な設定変更が安全性を損なうリスクがあるため、本機は「信号を安全かつ高速に透過する」機能に特化。設定はPLC側で行うことで、現場での人為的ミスを物理的に防ぎます。

選定時に評価したい強み

  • ゾーン0対応: 常時爆発の危険があるエリアでも安心して運用可能
  • 絶縁バリアの利便性: 膨大な費用がかかる「専用接地」から解放
  • 超高速レスポンス: センサーの性能を殺さない30μsの圧倒的速さ
  • 信頼の検定合格品: TIIS(産業安全技術協会)の型式検定合格番号を取得

各部表示灯の動作

表示灯名 色 点灯時の状態 消灯時の状態
POWER 緑 電源DC24V供給中(正常) 電源未供給、または内部異常
CH1 動作 橙 チャンネル1入力ON(閉) 入力OFF、または断線
CH2 動作 橙 チャンネル2入力ON(閉) 入力OFF、または断線

施工・設置ガイド

防爆性能を維持し、安全に運用いただくために以下の項目を厳守してください。

確認項目 規定と注意点
設置場所 必ず非危険場所(安全な場所)の計装盤内に設置してください。
配線分離 本安回路(センサー側)と非本安回路は、50mm以上の間隔を空けるか、金属製隔離板で分離してください。
端子締付 端子台の締め付けトルクは 0.3N・m を厳守してください。過剰なトルクはケース破損の原因となります。
シールド処理 シールド線のドレン線は、必ず非危険場所側(盤側)でのみD種接地を行ってください。

製品仕様

項目 内容
型式TBD-DB202SA
型式検定合格番号第TC22470号(TIIS)
防爆性能区分〔Ex ia〕性能区分:ia、グループ:IIB
チャンネル数2チャンネル
入力モードオープンコレクタ / 接点入力
出力モードNPNオープンコレクタ出力
定格:100mA(DC30V)以下、残留電圧 1.5V以下
操作電源DC24V ±10%、リップル10%
応答時間30μs以下
消費電流90mA
本安回路接続方法コモン / セパレート配線 対応
安全保持定格最大電圧(Uo): 11.9V、最大電流(Io): 71.6mA(セパレート)/143.2mA(コモン)、最大電力(Po): 213mW(セパレート)/426mW(コモン)
許容インピーダンス許容静電容量(Co): 4.7μF、許容インダクタンス(Lo): 3mH
非本安回路許容電圧(Um)AC250V 50/60Hz、DC250V
使用周囲温度-20℃〜+60℃(氷結しないこと)
使用周囲湿度30〜85%RH(結露しないこと)
耐振動10〜55Hz 複振幅0.75mm X、Y、Z方向各1時間(DINレール時はストッパー要)
耐衝撃500m/s2(直接取付時) / 300m/s2(DINレール取付時)
絶縁抵抗 / 耐電圧DC500Vメガ 50MΩ以上 / AC1600V 1分間 2mA(本安-非本安間)
材質 / 質量ケース:PPE、パネル:PET / 約165g
付属品取扱説明書、検定合格標章

FAQ

ゾーン0の危険場所に設置できますか? 本機自体は「非危険場所」に設置する必要がありますが、本機に接続されたセンサー回路は「ゾーン0」まで引き込むことが可能です。
専用のA種接地は必要ですか? いいえ、本製品は絶縁形バリアですので、防爆性能維持のための専用接地は不要です。一般的な盤内接地で運用いただけます。
応答速度30μsはどの程度の性能ですか? 極めて高速です。一般的なリレー出力のバリア(数ms〜数十ms)と比較して100倍以上の速さがあり、高速生産ラインでのワーク検出に最適です。
2つのセンサーを接続できますか? はい、2チャンネル仕様ですので、1台で2系統のセンサー入力を独立して処理・出力できます。
出力論理(NO/NC)の切り替えはできますか? 本機には切り替えスイッチはありません。センサー本体の設定で切り替えるか、接続先のPLCプログラム側で論理反転を行ってください。
水素ガスが存在する環境(IIC)で使用できますか? 本製品のグループは「IIB(エチレン等)」です。水素(IIC)が必要な環境では、IIC対応の別モデルをご検討ください。
Um = 250V とはどういう意味ですか? 非危険場所側で万が一AC250Vが印加されるような事故が起きても、危険場所側には点火エネルギーを漏らさないという防爆上の保証値です。
センサーの感度調整はバリア側でできますか? いいえ、バリア側には調整機構はありません。センサー本体のボリューム、またはPLC側のタイマー設定等で調整を行ってください。
ケーブルの長さに制限はありますか? 許容静電容量 4.7μF、許容インダクタンス 3mH の範囲内である必要があります。一般的なシールド線であれば数百メートル単位の敷設が可能ですが、事前の計算を推奨します。
DINレールに取り付ける際の注意点は? 振動による脱落や接触不良を防ぐため、必ずバリアの両端をエンドプレート(ストッパー)で固定してください。