TBR-AB102RA バリア・リレー・システム 2チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

TBR-AB102RA バリア・リレー・システム 2チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング [TBR-AB102RA]

TBR-AB102RA バリア・リレー・システム 2チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング [TBR-AB102RA]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

竹中電子工業(TAKEX) 本質安全防爆構造 バリヤリレー ゾーン0対応 2チャンネル

TBR-AB102RA バリア・リレー・システム 2チャンネル

爆発性ガスや可燃性蒸気が存在する危険場所(ゾーン0)のスイッチ信号を、安全場所へ確実に伝達する本質安全防爆構造の2chリレーバリアです。

国際整合技術指針2015に適合し、水素ガス等を含むIICグループにも対応。絶縁形方式の採用により、従来のバリアで必須だったA種接地工事が不要となり、施工コストの削減と高いノイズ耐性を同時に実現します。押しボタンスイッチやリミットスイッチなどの無電圧接点機器を安全に防爆エリアで使用するための標準的なインターフェースです。

  • 型番: TBR-AB102RA
  • 製品名: バリア・リレー・システム 2チャンネル
  • 防爆構造: 本質安全防爆構造 [Ex ia] IIC
  • 電源電圧: AC100〜240V 50/60Hz
  • 出力形式: リレー接点出力(1a接点 × 2)
  • 適合規格: 国際整合技術指針2015適合
TBR-AB102RA バリア・リレー・システム 製品外観

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この製品が向いている用途

  • 化学プラントや塗装工場等の危険場所
  • ゾーン0、1、2に設置するスイッチの信号取得
  • 防爆エリア内リミットスイッチの動作監視
  • 接地工事が困難な既設現場の防爆化
  • 2系統の独立した接点信号伝達

導入前に確認したいポイント

  • 接続するスイッチが「単純機器」であること
  • 設置場所は必ず「非危険場所(安全場所)」
  • 配線距離に応じたL・Cパラメータの計算
  • コモン配線かセパレート配線かの決定
  • AC電源供給の有無(AC100-240V)

特長

国際整合技術指針2015に適合した高い安全性

最新の国際整合技術指針に基づいた認証を取得しており、最も厳しい危険箇所である「ゾーン0」に設置されたスイッチとの組み合わせが可能です。爆発性ガスの代表格である水素ガス(IIC)が存在する環境下でも、電気火花による着火を物理的に防ぐ設計となっています。

完全絶縁形(アイソレーション)方式で接地不要

トランスおよびフォトカプラを用いた完全絶縁方式を採用。本安回路、電源回路、出力回路が電気的に切り離されているため、従来のツェナーバリア方式で必須であったA種接地工事(接地抵抗10Ω以下)が必要ありません。これにより、施工工数とコストを大幅に抑制できます。

2チャンネル独立制御と配線の柔軟性

1台で2系統の信号を処理できるため、省スペース化に貢献します。また、現場の配線要件に合わせて、複数のスイッチをまとめる「コモン配線」と、各回路を完全に分離する「セパレート配線」の両方に対応しており、設計の自由度が高いのが特長です。

施工を容易にする小形・軽量設計

産業用計装盤への組み込みを前提とした小形・軽量化を追求しています。35mm DINレールへの取り付けに標準対応しており、複数のバリアを並列して設置する場合でも、整然とした盤内レイアウトが可能です。

メンテナンス性を高めるLEDインジケーター

前面パネルに高輝度のLED表示灯を搭載。電源の正常供給を示す「POWER(緑)」に加え、各チャンネルの入力ON/OFF状態を示す「CH1/CH2(橙)」により、テスターを用いることなく現場での動作確認やトラブル時の切り分けが迅速に行えます。

設定レスでヒューマンエラーを防止

防爆安全性を担保するため、あえて内部設定スイッチを設けない固定仕様を採用しています。現場での誤設定による動作ロジックの反転や応答遅延のリスクを根本から排除し、接続するだけで認証通りの安全性能を発揮します。

選定時に評価したい強み

  • 抜群のコストパフォーマンス: 接地工事不要のため、トータルの導入コストを抑制可能。
  • 高いノイズ耐性: アイソレーション構造により、グラウンドループや外部ノイズの影響を最小化。
  • 迅速な応答性: 11ms以下の高速応答により、リアルタイムな設備監視を実現。
  • 確かな信頼性: TIIS(産業安全技術協会)による型式検定合格済み。

施工・設置ガイド

本製品は「非危険場所」に設置する機器です。本安回路(青色端子)と非本安回路(一般端子)の混触を防ぐため、物理的な離隔距離の確保や青色配線材の使用が推奨されます。

確認項目 施工上の注意点
設置場所 必ず安全場所の計装盤内に設置してください。危険場所への設置はできません。
配線分離 本安回路と非本安回路の配線は50mm以上離すか、接地された金属隔離板を設けてください。
配線材 本安回路には識別しやすいよう明青色のケーブル(ツイストペア線推奨)を使用してください。
DINレール固定 長期的な振動による位置ズレを防ぐため、必ず両端にエンドストッパーを取り付けてください。

インジケーター表示表

表示灯名称 カラー 点灯時 消灯時
電源(POWER) 緑色 正常に電源が供給されています 電源喪失または内部保護回路作動
動作(CH1/CH2) 橙色 危険場所のスイッチが「閉(ON)」の状態 危険場所のスイッチが「開(OFF)」の状態

製品仕様

型式TBR-AB102RA
型式検定合格番号第TC22165号(TIIS)
防爆構造本質安全防爆構造(国際整合技術指針2015)
防爆性能スイッチ:Ex ia IIC T6 Ga
バリヤリレー:[Ex ia]IIC
本安回路接続方法コモン/セパレート兼用
チャンネル数2チャンネル
最大電圧(Uo)11.9V
最大電流(Io)169.6mA(コモン配線)/10.6mA(セパレート配線)
最大電力(Po)505.6mW(コモン配線)/31.6mW(セパレート配線)
許容キャパシタンス(Co)800nF
許容インダクタンス(Lo)1mH(コモン配線)/160mH(セパレート配線)
非本安回路許容電圧(Um)AC250V 50/60Hz, DC250V
出力モードリレー出力 1a接点 × 2系統
出力定格負荷3A(AC250V / DC30V)以下 抵抗負荷
操作電源AC100〜240V 50/60Hz
応答時間11ms以下
消費電力5.2W
接続方式端子台式(M3ねじ、締め付けトルク 0.3N・m以下)
絶縁抵抗DC500Vメガ 10MΩ以上
耐電圧AC1600V(本安←→非本安間)/AC1500V(電源←→出力間)
使用周囲環境温度:-20℃〜+60℃(氷結なきこと)
湿度:40〜85%RH(結露なきこと)
質量約180g
材質ケース:PPE、パネル:PET

FAQ

防爆接地(A種接地)は本当に不要ですか? はい、不要です。本製品はトランス絶縁方式を採用しているため、従来のツェナーバリアのように異常電圧を大地へ逃がす必要がなく、専用の接地工事を行わずに使用可能です。
ゾーン0の場所にこのリレー自体を設置できますか? いいえ、できません。本製品(バリヤリレー本体)は必ず安全場所(非危険場所)に設置してください。危険場所に設置できるのは、本製品に接続されたスイッチ(接点)側のみです。
どのようなスイッチが接続可能ですか? リミットスイッチ、マイクロスイッチ、押しボタンスイッチ、接点式圧力スイッチなどの「単純機器(エネルギーを発生・蓄積しないもの)」が接続可能です。
コモン配線とセパレート配線の違いは何ですか? 2つのスイッチの片側を共通線でまとめるのがコモン配線、それぞれ独立して2線ずつ配線するのがセパレート配線です。コモン配線の方が配線工数は減りますが、許容インダクタンス(Lo)が制限されるため、長距離配線の場合はセパレート配線が推奨されます。
水素ガスが発生する現場でも使えますか? はい、防爆性能「IIC」に対応しているため、水素やアセチレンなどの発火エネルギーが非常に小さいガスが存在する環境でも使用可能です。
電源インジケーター(緑)が点灯しない場合は? まずはAC100-240Vの電源が端子に来ているかテスターで確認してください。電圧が来ているのに点灯しない場合は、内部保護回路(ヒューズ等)が作動している可能性があり、本体の交換が必要です。
出力リレーの接点が溶着するのを防ぐには? 誘導負荷(電磁接触器やソレノイドバルブ)を駆動する場合は、必ず負荷側にサージアブソーバやダイオードなどの保護素子を並列に接続してください。
配線に使用する電線の指定はありますか? 0.5〜2.1mm2(AWG20〜14)のシールド付きツイストペア線を推奨します。本安回路と一目でわかるよう、青色の被覆のものを使用してください。
メンテナンスで絶縁抵抗測定(メガーテスト)を行っても良いですか? 本安回路(青色端子)に対して直接メガーを当てることは絶対に避けてください。内部素子を破損する恐れがあります。試験を行う際は必ず配線を外してください。
応答時間はどのくらいですか? 11ms以下と非常に高速です。プロセス制御における緊急遮断信号などの伝達にも十分対応可能です。