TBR-AB101RA バリア・リレー・システム 1チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

TBR-AB101RA バリア・リレー・システム 1チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング [TBR-AB101RA]

TBR-AB101RA バリア・リレー・システム 1チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング [TBR-AB101RA]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

TAKEX(竹中エンジニアリング) 防爆機器 本質安全防爆構造 絶縁形バリア 接地不要

TBR-AB101RA バリア・リレー・システム 1チャンネル

特別危険箇所(ゾーン0)でのスイッチ運用を可能にする、最高水準の本質安全防爆バリアです。

水素やアセチレンを含むあらゆる爆発性ガス雰囲気(IIC)に対応。絶縁形テクノロジーにより、従来必須であった煩雑なA種接地工事が不要となり、施工コストの大幅な削減とグラウンドループノイズの排除を同時に実現します。

  • 型番: TBR-AB101RA
  • 製品名: バリア・リレー・システム 1チャンネル
  • 防爆性能: [Ex ia] IIC(国際整合技術指針2015適合)
  • 主な用途: 危険場所におけるリミットスイッチ、押しボタン等の信号中継
  • 電源仕様: AC100〜240V 50/60Hz(フリー電源)
  • 最大電圧(Uo): 11.9V
TAKEX TBR-AB101RA バリア・リレー・システム

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この製品が向いている用途

  • 化学プラント、薬品工場のゾーン0/1/2
  • 塗装ブース内のリミットスイッチ信号取り込み
  • 水素ステーション、ガソリンスタンドの安全管理
  • 接地確保が困難な場所での防爆システム構築

導入前に確認したいポイント

  • 設置場所は必ず「非危険場所」であること
  • 接続するスイッチが単純な接点部品であること
  • 本安回路配線に「青色ダクト」を準備できるか
  • 最大配線距離(インダクタンス・静電容量)の算出

特長

最高水準の本質安全防爆性能 [Ex ia] IIC

国際整合技術指針2015に適合し、水素やアセチレンなど極めて引火しやすいガスが存在する「特別危険箇所(ゾーン0)」においても、安全に電気信号を取り出すことが可能です。万が一の断線や短絡時も、発生エネルギーを発火点以下に抑制します。

絶縁形設計による「接地不要」の革新性

電源・出力・本安回路の各部をトランスやフォトカプラで完全に電気的分離を行っています。従来のツェナーバリアで必須だった「10Ω以下のA種接地工事」が不要となり、現場の施工負担を劇的に軽減し、接地電位差によるノイズトラブルも防ぎます。

多様な汎用接点部品との組み合わせ

危険場所側に設置する機器として、一般的な押しボタンスイッチ、リミットスイッチ、圧力スイッチ、温度スイッチなどの「単純な接点開閉部品」を使用できます。高価な耐圧防爆構造のスイッチを導入する必要がなく、システム全体のコストダウンに貢献します。

省スペース・軽量化を追求した設計

質量わずか95gという軽量さとコンパクトな筐体設計により、計装盤内への高密度実装を可能にします。限られたスペースでも多チャンネルのバリアシステムを効率的に構築できます。

AC100〜240V対応のフリー電源

広範囲な電圧入力に対応しており、現場の電源環境を選ばず導入可能です。電圧変動に対しても内部回路で安定化を行い、確実な動作を担保します。

11ms以下の高速応答パフォーマンス

入力から出力までの応答時間を11ms以下に抑えており、PLC(シーケンサ)への信号伝達に遅延を感じさせません。非常停止回路や、タイミングが重要なプロセス制御にも安心してご利用いただけます。

安全を最優先したフェイルセーフ設計

電源の遮断や内部ヒューズの溶断などの異常発生時には、リレー出力を自動的に「開(OFF)」状態にする設計を採用。システムの故障が原因で、プラントが危険側に動作することを防ぐ高い信頼性を備えています。

強固な高耐圧アイソレーション

本安回路と非本安回路間にAC1600V(1分間)の耐電圧性能を確保。誘導雷サージや動力線からの電磁ノイズを物理的に遮断し、危険場所へのエネルギー波及を鉄壁のガードで防ぎます。

選べる2つの結線方式(コモン/セパレート)

配線コストを抑える「コモン配線」と、長距離配線時のインダクタンス許容値(最大160mH)を稼げる「セパレート配線」の両方に対応。現場のトポロジーに合わせた最適な設計が可能です。

優れた施工性とメンテナンス性

標準的な35mm DINレール取付に加え、直接ねじ取付にも対応。前面のLEDインジケーター(電源:緑、動作:橙)により、システムの状態を一目で診断できるため、トラブル時の切り分けが迅速に行えます。

選定時に評価したい強み

  • 信頼のTAKEXブランド: 防爆検定(TIIS)第TC22165号取得済み。
  • トータルコスト削減: 接地工事代、耐圧スイッチ代を大幅にカット。
  • 長期安定運用: 40〜85%RH、-20℃〜+60℃の幅広い環境に対応。
  • グローバル基準: 最新の国際整合技術指針に適合した最新鋭機。

状態表示・動作仕様

表示灯名称 点灯時の状態
電源表示灯 (POWER) 緑色 正常給電中。内部回路が動作可能な状態です。
動作表示灯 (CH1) 橙色 危険側の接点が「閉(ON)」となり、リレーが出力されている状態です。

製品仕様

項目 仕様内容
型式検定合格番号第TC22165号(TIIS)
型式TBR-AB101RA
本安回路の接続方法コモン/セパレート兼用
チャンネル数1
防爆構造本質安全防爆構造(国際整合技術指針2015)
防爆性能スイッチ:Ex ia IIC T6 Ga
バリヤリレー:[Ex ia]IIC
最大電圧(Uo)11.9V
最大電流(Io)169.6mA(コモン配線)/10.6mA(セパレート配線)
最大電力(Po)505.6mW(コモン配線)/31.6mW(セパレート配線)
許容キャパシタンス(Co)800nF
許容インダクタンス(Lo)1mH(コモン配線)/160mH(セパレート配線)
非本安回路許容電圧(Um)AC250V 50/60Hz DC250V
出力モードリレー出力 1a
定格:3A(AC250V DC30V)以下抵抗負荷
操作電源AC100〜240V 50/60Hz
応答時間11ms以下
消費電力5W
接続方式端子台式(締め付けトルク:0.3N・m以下)
表示灯電源:緑色LED、動作:橙色LED
材質ケース:PPE、パネル:PET
質量95g
使用周囲温度-20℃〜+60℃(氷結しないこと)
使用周囲湿度40〜85%RH(結露しないこと)
絶縁抵抗DC500Vメガ10MΩ以上
耐電圧AC1600V(本安回路⇔非本安回路)、AC1500V(電源⇔出力)

FAQ

Q:この製品を爆発の危険がある場所(危険箇所)に設置できますか? A:いいえ、本機(バリア・リレー・システム本体)は必ず非危険場所に設置してください。危険場所に設置できるのは、本機に接続されたスイッチ(本安機器)のみです。
Q:本当にA種接地工事(10Ω以下)は不要なのですか? A:はい、本機は絶縁形バリアですので、従来のツェナーバリアのような防爆のための厳格な接地工事は不要です。
Q:水素ガスが発生する可能性がある環境で使用できますか? A:はい、本機は最も厳しいガスグループである「IIC」に対応しており、水素やアセチレン雰囲気下でも使用可能です。
Q:接続するスイッチに制限はありますか? A:単純な接点開閉部品(リミットスイッチ、押しボタン等)で、仕様表に記載された絶縁性能(AC500V以上等)を満たすものであれば接続可能です。
Q:配線距離はどのくらいまで伸ばせますか? A:配線の総インダクタンスと静電容量が、それぞれ許容値(Lo/Co)を超えない範囲であれば可能です。セパレート配線時はLoが160mHと大きいため、より長距離の配線に適しています。
Q:電源LEDが点灯しない場合はどうすればよいですか? A:まず端子台への入力電圧を確認してください。電圧が正常で点灯しない場合、内部保護ヒューズが溶断している可能性があります。その場合は修理・交換が必要となります。
Q:本安回路の配線に決まりはありますか? A:非本安回路(一般回路)との混触を防ぐため、物理的に分離して配線する必要があります。一般的には青色の配線ダクトを使用し、識別を容易にすることが推奨されます。
Q:出力接点にモーターなどの大きな負荷を直接接続できますか? A:接点定格は3A(AC250V/DC30V)抵抗負荷です。誘導負荷や大容量負荷の場合は、本機の接点を保護するために外部にパワーリレー等を設けることを推奨します。
Q:取付方法はDINレールのみですか? A:35mm DINレール取付のほか、盤面への直接ねじ取付も可能です。
Q:動作表示灯(橙)が点灯しっぱなしになる原因は? A:危険場所側のケーブルがどこかで短絡(ショート)しているか、スイッチの接点が溶着している可能性があります。配線を外して導通チェックを行ってください。