TBR-AB105RA バリア・リレー・システム 5チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

TBR-AB105RA バリア・リレー・システム 5チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング [TBR-AB105RA]

TBR-AB105RA バリア・リレー・システム 5チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング [TBR-AB105RA]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

竹中エンジニアリング 本質安全防爆構造 5チャンネル 絶縁形バリア AC100-240V

TBR-AB105RA バリア・リレー・システム 5チャンネル

爆発性ガスが存在する危険箇所でのスイッチ運用を安全に実現。絶縁形設計により専用の接地工事を不要にした、高信頼の5チャンネル・バリヤリレーです。

  • 型番: TBR-AB105RA
  • 製品名: バリア・リレー・システム 5チャンネル
  • 防爆構造: 本質安全防爆構造(Ex ia II C) 国際整合技術指針2015適合
  • 主な用途: 危険場所(ゾーン0含)に設置された接点機器(押しボタン、リミットスイッチ等)の監視・制御
  • 設置場所: 非危険場所(安全場所)の盤内
  • 電源仕様: AC100〜240V 50/60Hz(フリー電源)
TBR-AB105RA バリア・リレー・システムの製品画像

資料ダウンロード

この製品が向いている用途

  • 石油化学プラント等の危険箇所での接点監視
  • 塗装工場や燃料施設内の押しボタンスイッチ運用
  • 爆発性ガスが常時存在するゾーン0エリアの計装
  • 設置コストを抑えたい現場(接地工事の省略)

導入前に確認したいポイント

  • 本体は必ず「非危険場所(安全場所)」に設置
  • 現場スイッチが防爆要件(Ex ia II C T6 Ga等)を満たすか
  • 本安回路配線(青色)と一般配線の分離距離の確保
  • 出力負荷が定格(3A 抵抗負荷)を超えないか

特長

本質安全防爆構造(Ex ia II C)による最高レベルの安全性

国際整合技術指針2015に適合。爆発性ガスが常時存在する「特別危険箇所(ゾーン0)」に設置された接点機器に対し、点火源となり得ない微小エネルギーのみを供給することで、万全の防爆安全性を確保します。

絶縁形設計による「専用接地工事」の不要化

危険場所側(本安回路)と非危険場所側(非本安回路)をフォトカプラやトランスで完全にアイソレーション。従来のツェナーバリアで必須だったA種接地工事(10Ω以下)が不要となり、施工工数とコストを大幅に削減できます。

1台で最大5系統をカバーする独立5チャンネル制御

コンパクトなボディに5つの独立した入力・出力チャンネルを搭載。1台で5箇所のスイッチ状態を個別に監視・中継できるため、多点の信号伝達が必要な大規模システムでも省スペースな盤内レイアウトが可能です。

AC100〜240Vのワイドなフリー電源入力

操作電源はAC100VからAC240Vまで幅広く対応。現場の供給電源仕様を問わず柔軟に導入でき、電圧変動に対しても安定した動作を提供します。現場ごとの電源トランスの用意も不要です。

動作状態を一目で把握できるLEDインジケーター

フロントパネルに電源表示灯(緑)と、各チャンネルごとの動作表示灯(橙)を装備。現場のスイッチ操作に連動して点灯するため、施工時の導通確認やメンテナンス時の一次切り分けが容易に行えます。

現場施工を考慮した優れた耐振動・耐衝撃性能

直接ねじ取付時には500m/s2の耐衝撃性を誇ります。DINレール取付にも対応しており、産業現場の厳しい環境下でも長期にわたり安定したパフォーマンスを維持する堅牢な設計です。

絶縁耐圧AC1600Vを誇る強固な保護回路

本安回路と非本安回路間でAC1600V(1分間)の絶縁耐圧を確保。落雷などの異常サージが安全場所側から侵入しても、危険場所側への高電圧波及を物理的に遮断し、施設全体の安全を護ります。

選定時に評価したい強み

  • 高い汎用性: 押しボタン、リミットスイッチ、圧力・温度スイッチなど幅広い接点機器に対応。
  • 施工の簡略化: A種接地工事が不要なため、接地の確保が難しい既存施設でも容易に導入可能。
  • 省スペース設計: 5チャンネルを集約しながら、質量わずか230gの軽量・小型化を実現。
  • 迅速な応答: 11ms以下の高速応答により、リアルタイム性が求められる制御系にも対応。

施工・設置ガイド

本機は防爆安全性を担保するため、以下の施工ルールを厳格に遵守する必要があります。

確認項目 この製品での考え方
設置場所 必ず非危険場所(安全場所)の計装盤内に設置してください。
配線分離 本安回路(青色配線)と非本安回路の間は50mm以上の離隔を確保してください。
端子締付 ねじ式端子台のため、締め付けトルクは0.3 N・m以下を遵守してください(手締め推奨)。
ケーブル仕様 配線の浮遊容量(Cw)とインダクタンス(Lw)が許容値(Co, Lo)を超えないよう計算が必要です。

インジケーター表示と動作状態

LED名 状態:内容
PWR 点灯:正常給電中 / 消灯:電源遮断または内部回路異常
CH1〜CH5 点灯:現場スイッチ「閉(ON)」 / 消灯:現場スイッチ「開(OFF)」または断線

製品仕様

定格/性能/仕様
型式検定合格番号第TC22165号(TIIS)
型番TBR-AB105RA
本安回路の接続方法コモン/セパレート兼用
チャンネル数5
防爆構造本質安全防爆構造(国際整合技術指針2015)
防爆性能スイッチ:Ex ia IIC T6 Ga、バリヤリレー:[Ex ia]IIC
最大電圧(Uo)11.9V
最大電流(Io)169.6mA(コモン配線)/10.6mA(セパレート配線)
最大電力(Po)505.6mW(コモン配線)/31.6mW(セパレート配線)
許容キャパシタンス(Co)800nF
許容インダクタンス(Lo)1mH(コモン配線)/160mH(セパレート配線)
非本安回路許容電圧(Um)AC250V 50/60Hz DC250V
出力モードリレー出力 1a
出力定格3A(AC250V DC30V)以下抵抗負荷
操作電源AC100〜240V 50/60Hz
応答時間11ms以下
消費電力6.3W
接続方式端子台式(締め付けトルク:0.3N・m以下)
表示灯電源:緑色LED、動作:橙色LED×各チャンネル数
材質ケース:PPE、パネル:PET
質量230g
使用周囲温度/湿度-20℃〜+60℃(氷結なし)/40〜85%RH(結露なし)
大気圧800〜1100kPa
絶縁耐圧AC1600V(本安-非本安間)、AC1500V(電源-出力間)1分間
耐衝撃直接取付時:500m/s2、DINレール取付時:300m/s2

FAQ

Q:この製品は危険場所(ゾーン0)に設置できますか? A:いいえ、本機(バリヤリレー本体)は必ず「非危険場所(安全場所)」に設置してください。現場のスイッチ類のみが危険場所に設置可能です。
Q:専用の接地(A種接地)は本当に不要ですか? A:はい、本機は絶縁形バリアを採用しているため、従来のツェナーバリアで必要だった防爆専用の接地工事は不要です。
Q:5チャンネルすべて使う必要がありますか? A:いいえ、必要なチャンネル数だけ配線して使用可能です。未使用のチャンネルがあっても動作に影響はありません。
Q:どのようなスイッチが接続できますか? A:押しボタン、リミットスイッチ、マイクロスイッチ、圧力スイッチ、温度スイッチなどの無電圧接点機器が接続可能です。
Q:本安回路の配線に決まった色はありますか? A:防爆施工の業界標準として、本安回路の配線およびダクトには「明青色(ブルー)」を使用することが推奨されています。
Q:リレー出力で大きなモーターを直接駆動できますか? A:できません。定格は抵抗負荷3Aです。大型の誘導負荷を制御する場合は、外部に電磁接触器(マグネットスイッチ)を設けてください。
Q:DC電源タイプはありますか? A:本モデル「TBR-AB105RA」はAC電源専用です。DC電源が必要な場合は別途シリーズ内の対応型番をご選定ください。
Q:設定用のソフトウェアやDIPスイッチはありますか? A:ありません。本機はハードウェア固定式のため、配線と電源供給を行うだけで即座に使用できるプラグアンドプレイ仕様です。
Q:配線距離に制限はありますか? A:ケーブルの静電容量(Cw)とインダクタンス(Lw)が許容値(Co:800nF、Lo:1mH/160mH)を超えない範囲内であれば、数千メートルの延長も論理的には可能です。
Q:LEDが点灯しているのに出力が反応しない場合は? A:内部リレーの接点寿命や、過負荷による溶着の可能性があります。テスターで出力端子間の導通を確認してください。