TBD-DB206SA バリア・センサー・システム 6チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

TBD-DB206SA バリア・センサー・システム 6チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング [TBD-DB206SA]

TBD-DB206SA バリア・センサー・システム 6チャンネル TAKEX 竹中エンジニアリング [TBD-DB206SA]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

TAKEX(竹中エンジニアリング) 本質安全防爆構造 [Ex ia] IIB バリア・センサー・システム 6チャンネル対応 DC24V電源

TBD-DB206SA バリア・センサー・システム 6チャンネル

爆発性ガスが存在する危険箇所でのセンサー運用を、極めて高い安全性と効率性で実現する6チャンネル対応のバリアリレーです。

[Ex ia] IIBという厳格な本質安全防爆性能を備え、プラントや工場内の特別危険箇所(ゾーン0)における光電子センサー等の接続を可能にします。絶縁形のため面倒な接地工事が不要で、従来機比約68%という圧倒的な小型化により、計装盤内の省スペース化と施工コストの削減を同時に達成します。

TBD-DB206SA バリア・センサー・システム

この製品が向いている用途

  • 石油化学プラント等の防爆エリア監視
  • 爆発性ガスが滞留する薬品工場の工程管理
  • 塗装ブース内等の危険箇所での検知システム
  • 多チャンネルのセンサーを集中管理する計装盤

導入前に確認したいポイント

  • 本機自体は必ず「非危険場所」に設置すること
  • 接続センサーが[Ex ia] IIBの定格内であること
  • 超音波センサー XUS-S3T とは接続不可
  • DINレール取付時は脱落防止ストッパーが必須

特長

[Ex ia] IIB 本質安全防爆構造による最高峰の安全性

最も厳しい「ia」性能区分をクリア。通常動作時はもちろん、2つの独立した事故(故障)が発生した際でも、危険場所のセンサーへ供給するエネルギーを点火限界以下に制限します。これにより、常に爆発の危険があるゾーン0(特別危険箇所)へのセンサー設置が可能となり、現場の安全性を根底から支えます。

施工を劇的に簡略化する「絶縁形・接地不要」設計

従来の本安機器で必須とされていた、高度な技術とコストを要する「本安接地(A種接地等)」が不要です。絶縁タイプを採用したことで、接地工事の手間を大幅に削減しつつ、異常電圧による危険場所へのエネルギー流入を確実に遮断します。

6チャンネル一括制御による圧倒的な省スペース性

1台で最大6チャンネルのセンサー入力を処理可能です。従来機(5404等)と比較して面積比で約68%もの小型化を実現しており、複数のバリアリレーを並べる計装盤設計において、劇的なダウンサイジングとコストパフォーマンスを提供します。

高速ラインにも対応する30μs以下の超高速応答

センサーからの入力に対し、わずか30μs(マイクロ秒)以下という極めて短い遅延でNPNトランジスタ出力を行います。防爆エリア内を高速で移動する物体の検知や、シビアなタイミング制御が求められる生産ラインにおいても、遅延を気にすることなく導入いただけます。

現場での状況把握を助ける独立動作表示灯

本体前面に電源表示灯(緑)に加え、各チャンネルに対応した6つの動作表示灯(橙)を装備。計装盤を空けるだけで、各センサーの検知状態を一目で確認できるため、メンテナンス性やトラブル発生時の切り分け速度が向上します。

DINレールとねじ止めの2方式に対応した柔軟な取付

汎用性の高い35mm DINレール取付と、より耐震性に優れる直接ねじ取付の2方式を選択可能です。現場の盤内環境や要求される耐振動・衝撃性能に応じて、最適な設置方法を選択できる柔軟性を備えています。

ショート保護機能による回路・システムの保護

入力側(センサー側)および出力側(PLC側)の双方にショート保護回路を内蔵しています。万が一の配線短絡時にも、システム全体へのダメージを最小限に抑え、二次被害の発生を防止する安心設計です。

広範な産業ガスに対応するガスグループ IIB

プロパン、エチレンなど、多くの代表的な爆発性ガス雰囲気に対応可能です。化学工場、塗装工場、燃料貯蔵施設など、幅広い産業分野の防爆ニーズをカバーします。

選定時に評価したい強み

  • 信頼の防爆性能: TIIS型式検定合格品(第TC22470号)による確かな品質。
  • トータルコスト削減: 接地不要・省スペース・多チャンネル対応で導入費用を抑制。
  • 高速・高精度: 30μsの高速応答で光電子センサーの性能をフルに引き出す。
  • 運用安定性: 使用周囲温度-20℃〜+60℃、Um 250Vの高い環境適応力。

LED表示と動作状態

電源(緑)
点灯:DC24V正常供給 / 消灯:電源未供給、ヒューズ断、極性誤り
動作(橙)
点灯:該当CHのセンサー検出(入力ON) / 消灯:入力OFF

施工・設置ガイド

本機は防爆関連機器ですが、非危険場所に設置して使用します。以下のガイドに従い正しく施工してください。

確認項目 施工時の考え方・規定値
設置場所 必ず「非危険場所」の計装盤内に設置。盤外時は適切な外箱に収納。
配線分離 本安回路と一般回路は50mm以上離隔するか、接地された金属板で分離する。
締付トルク 端子台ネジは 0.3N・m を厳守。絶縁被覆付圧着端子を使用すること。
シールド接地 静電気防止のため、盤側で1点接地(D種接地以上)を行う。
DINレール取付 振動による脱落防止のため、必ず両サイドにストッパーを装着する。

製品仕様

項目 内容
型式検定合格番号第TC22470号(TIIS)
型式TBD-DB206SA
チャンネル数6チャンネル
防爆性能・グループ[Ex ia] 性能区分:ia、グループ:IIB
入力モードオープンコレクタ / 接点
出力モードNPNオープンコレクタ出力(定格:DC30V 100mA以下、残留電圧1.5V以下)
操作電源DC24V±10%、リップル10%以下
消費電流200mA
応答時間30μs以下
接続方式端子台式(推奨締付トルク:0.3N・m)
ショート保護装備(入力/出力)
表示灯電源:緑色LED、動作:橙色LED(各チャンネル独立)
使用周囲温度-20℃〜+60℃(氷結しないこと)
使用周囲湿度30〜85%RH(結露しないこと)
耐振動直接取付:10〜55Hz 複振幅0.75mm / DINレール取付:10〜55Hz 複振幅0.75mm(ストッパー必須)
耐衝撃直接取付:500m/s2 / DINレール取付:300m/s2
絶縁抵抗DC500Vメガ 50MΩ以上
質量330g
ケース材質ケース:PPE、パネル:PET
本安回路最大電圧(Uo)11.9V
本安回路最大電流(Io)71.6mA(セパレート)/ 143.2mA(コモン)
本安回路許容静電容量(Co)4.7μF
本安回路許容インダクタンス(Lo)3mH
非本安回路許容電圧(Um)AC250V / DC250V

FAQ

Q:この製品を爆発の危険がある「ゾーン0」の中に設置できますか? A:いいえ、できません。本機(バリア・センサー・システム本体)は必ず「非危険場所(安全な場所)」の計装盤内などに設置してください。危険場所に設置できるのは、本機に接続された本質安全防爆構造のセンサーのみです。
Q:接地(アース)工事は必要ですか? A:本機は絶縁タイプのため、従来の本安関連機器で必要だった複雑な本安接地(A種接地等)は不要です。ただし、静電気帯電防止のためのシールド線の接地(D種接地)は盤側で行うことが推奨されます。
Q:どのようなセンサーを接続できますか? A:オープンコレクタ出力または接点出力を持つセンサーが接続可能です。ただし、本機の安全保持定格(Uo, Io等)とセンサーの定格が合致している必要があります。なお、超音波センサー XUS-S3T とは組み合わせて使用できません。
Q:応答時間はどのくらいですか? A:30μs(0.00003秒)以下という極めて高速な応答性能を持っています。
Q:出力形式は何ですか? A:NPNオープンコレクタ出力です。定格はDC30V 100mA以下ですので、PLC(プログラマブルコントローラ)等の入力仕様に合わせて接続してください。
Q:ガスグループ「IIB」とは何を指しますか? A:爆発性ガスの分類で、エチレンやプロパンなどが含まれます。より厳しいIIAのガスにも対応可能ですが、水素などのIICに分類されるガス雰囲気には対応していません。
Q:DINレールに取り付ける際の注意点は? A:振動によるズレや端子への負荷を防ぐため、必ずDINレール用のストッパーを本体の両脇に取り付けて固定してください。
Q:動作表示灯が点灯したままになります。故障でしょうか? A:入力側の配線がショートしている場合、保護機能が働きますが、表示状態に異常が出る場合があります。まず配線の短絡(ショート)やセンサーの動作状態を確認してください。
Q:許容配線距離はどのように決まりますか? A:ケーブルの浮遊静電容量(Co: 4.7μF)とインダクタンス(Lo: 3mH)の合計が、規定値を超えない範囲で決定されます。長距離配線の場合はケーブルのスペックを確認してください。
Q:Um(非本安回路許容電圧)AC250Vとは、AC250Vで動作するという意味ですか? A:いいえ、違います。これは誤ってAC250Vが印加されても「防爆性能が破壊されず、危険箇所に火花が飛ばない」という安全上の限界値です。実際の動作電源はDC24V±10%をお守りください。