TU-600 平衡トランスユニット TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

平衡トランスユニット [TU-600]

平衡トランスユニット [TU-600]

販売価格: 会員のみ販売

商品詳細

竹中エンジニアリング 平衡トランスユニット 音声伝送 ノイズ対策 屋内用

TU-600 平衡トランスユニット

音声出力の「平衡(バランス)」と「不平衡(アンバランス)」を相互に変換し、ノイズに強い安定した音声伝送を可能にする変換ユニットです。

集音マイクの信号を平衡変換することで最大100mの長距離配線に対応。音響・監視現場におけるハムノイズや外来ノイズの影響を最小限に抑え、クリアな音声を届けます。

  • 型番: TU-600
  • 製品名: 平衡トランスユニット
  • 方式: パッシブ・アイソレーショントランス方式
  • 変換方向: 不平衡⇔平衡(双方向変換可能)
  • 最大延長距離: 約100m(平衡伝送時)
  • 主な用途: 集音マイクの長距離配線、ノイズ除去、インピーダンス整合
TU-600 平衡トランスユニット 製品画像

この製品が向いている用途

  • 集音マイク信号の10m以上の長距離伝送
  • 音声ラインへのハムノイズ混入対策
  • 不平衡出力機器を平衡入力アンプへ接続
  • 業務用音響機器とのインピーダンス整合
  • セキュリティシステムの音声監視ライン

導入前に確認したいポイント

  • 屋内専用(防水・防塵構造ではありません)
  • 信号増幅機能はありません(パッシブ型)
  • 平衡区間には2芯ツイストシールド線が必要
  • 設置周囲温度(-10℃〜+50℃)の範囲内か

特長

平衡・不平衡の双方向変換に対応

不平衡(アンバランス)から平衡(バランス)へ、またはその逆の変換も本機1台で対応可能です。接続する機器の仕様に合わせて、柔軟に信号形式を最適化できます。

最大100mの長距離音声伝送を実現

竹中エンジニアリング製の集音マイク(SMT-1、SMT-2、SMT-100など)と組み合わせることで、ノイズの影響を抑えたまま約100mまでの安定した長距離配線が可能になります。

コモンモードノイズ除去による高いノイズ耐性

内蔵された高性能アイソレーショントランスにより、伝送途中で混入したノイズを打ち消す「平衡伝送」を実現。電源ノイズや外来高周波ノイズに強い音声ラインを構築できます。

電源不要のパッシブ設計による高信頼性

変換部自体に電源を必要としない受動素子(トランス)構成のため、故障リスクが極めて低く、長期間にわたりメンテナンスフリーでの運用が可能です。

現場での施工性を高める端子台構造

M3セルフアップネジを採用した5P端子台を搭載。Y型や丸型の圧着端子を確実に固定でき、現場での配線ミスや接触不良を防止します。

柔軟な配線ルートに対応する筐体設計

ベース部分には露出配線用と埋込配線用の計4箇所のノックアウト(配線孔)を配置。壁面取付やスイッチボックスへの取付など、現場の状況に合わせたスマートな施工が可能です。

汎用性の高い600Ωインピーダンス設計

入出力ともに600Ω以上に設計されており、一般的な業務用音響機器、レコーダー、アンプ、および各種集音マイクとの高い親和性を確保しています。

長期運用を支える堅牢なABS樹脂筐体

筐体には耐久性に優れたABS樹脂を採用。放熱性と軽量化を両立した設計で、ホワイトカラーのシンプルな外観は設置場所を選びません。

選定時に評価したい強み

  • 安定した伝送: 平衡伝送化により、不平衡では困難な10m以上の伝送もノイズレスで実現。
  • 低コスト導入: 電源工事が不要なため、後付けのノイズ対策や配線延長でもコストを抑制可能。
  • 高い互換性: 竹中エンジニアリング製集音マイクシリーズに最適化された純正ユニット。
  • 確実な施工: セキュリティネジによるカバーロック機能で、不用意な開放を防止。

施工・設置ガイド

本機は屋内壁面取付専用です。以下の点に注意して施工を行ってください。

  • カバーの着脱: 下部のロックネジを緩めることで簡単にベースとカバーを分離できます。
  • 取付ピッチ: 83.5mmまたは76mmのピッチで壁面に固定してください(付属のネジを使用)。
  • 配線: 平衡伝送区間には、必ず「2芯ツイストシールド線(0.3mm2以上)」を使用し、シールド線をE(アース)端子に接続してください。
接続パターン 概要と推奨事項
不平衡 → 平衡 マイク付近に設置。ここから平衡伝送で長距離を引き回します。
平衡 → 不平衡 アンプやレコーダー付近に設置。平衡で届いた信号を不平衡入力に戻します。
対向使用(不平衡延長) 不平衡機器同士の間を2台のTU-600で挟むことで、最大100mの延長が可能。

製品仕様

項目 内容
品名 平衡トランスユニット
品番 TU-600
入力インピーダンス 600Ω以上
出力インピーダンス 600Ω以上
使用可能周囲温度 -10℃〜+50℃(結露なきこと)
設置場所 屋内(壁面取付)
配線接続方式 端子式(M3セルフアップ端子・5P)
外観材質 樹脂(ABS樹脂・ホワイト)
外形寸法 W70 × H110 × D32 mm
質量 約80g
付属品 タッピングネジ:φ3×20(2本)

FAQ

Q:TU-600を使用する主なメリットは何ですか? A:音声信号を平衡(バランス)方式に変換することで、外部ノイズの影響を大幅に軽減し、最大100mまでの長距離伝送が可能になる点です。
Q:電源の接続は必要ですか? A:いいえ、パッシブ(受動)型のトランスユニットですので、電源供給は不要です。
Q:屋外で使用することはできますか? A:いいえ、本機は屋内専用です。防水構造ではありませんので、水のかかる場所や湿度の高い場所は避けて設置してください。
Q:どのようなケーブルを使用すればよいですか? A:平衡伝送を行う区間には、2芯ツイストシールド線(0.3mm2以上)の使用を推奨します。
Q:集音マイクSMT-1との接続は可能ですか? A:はい、最適化されています。SMT-1のマイク出力を「平衡」に設定し、TU-600を経由させることで安定した伝送が可能です。
Q:音が聞こえなくなった場合、どこを確認すべきですか? A:端子ネジの緩み、H(ホット)とC(コールド)の極性逆接続、またはマイクへの電源供給が遮断されていないかを確認してください。
Q:音声の増幅(ボリュームアップ)はできますか? A:本機は信号変換のみを行うユニットであり、増幅機能はありません。音量の調整は接続先のアンプ等で行ってください。
Q:「ブーン」というハムノイズが消えません。 A:アースループが発生している可能性があります。シールド線のE端子への接続を片側のみにする、あるいは強電線から配線を離すなどの対策を試みてください。
Q:不平衡の出力機器と、不平衡の入力機器の間で距離を延ばしたいです。 A:TU-600を2台用意し、出力側で平衡に変換し、入力側で不平衡に戻す「対向使用」を行うことで解決できます。
Q:動作状態を確認するLEDはありますか? A:本機にはLEDインジケーターは搭載されていません。テスターや接続機器側での信号確認が必要です。