BUS-U5 接点入力ユニット TAKEX 竹中エンジニアリング TAKEX 竹中エンジニアリング セキュリティストア 【Security Store】

接点入力ユニット [BUS-U5]

商品詳細

TAKEX(竹中エンジニアリング) バスネットシステム用端末 接点入力インターフェース 省配線

接点入力ユニット BUS-U5

BUS-U5は、接点式のセンサーをバスネットシステムに統合するための5チャンネル接点入力ユニットです。時分割多重伝送方式により、最大5系統の信号をわずか4芯のケーブルで伝送できるため、大規模な防犯・監視システムの施工コストを大幅に削減します。

  • 型番: BUS-U5
  • 入力数: 5入力(a接点/b接点一括切替)
  • 伝送方式: バスネット方式(時分割多重伝送)
  • 主な用途: 接点出力センサーのバス統合、多チャンネル設備監視
  • 設置場所: 屋内専用
  • 電源電圧: DC10〜30V
接点入力ユニット BUS-U5

この製品が向いている用途

  • 接点出力を持つセンサーのバスシステム統合
  • 工場・ビル等の多チャンネル設備監視
  • 長距離配線が必要な防犯システムの省配線化
  • 外部機器のタンパー信号を監視したい現場

導入前に確認したいポイント

  • 屋内専用につき防水・防塵対策は非対応
  • a接点/b接点の切替は5CH一括設定
  • バスラインの総配線長(4,000m以内)
  • 電源電圧の降下計算(特に12V運用時)

特長

時分割多重伝送方式による劇的な省配線化

バスネットシステムを採用することで、最大5系統の接点入力をわずか4芯(電源2芯+信号2芯)の幹線ケーブルでコントローラへ伝送可能です。各センサーからコントローラまで個別に配線する必要がなく、施工工数と材料費を大幅に削減します。

アドレス設定を簡略化する「自動連番割り振り」

DIPスイッチによるアドレス設定は「接点入力(1)」のベースアドレスを指定するだけで完了します。入力(2)〜(5)には内部プロセッサが自動的に連番(設定値+1〜4)を割り振るため、高所や狭所での煩雑なスイッチ設定ミスを防ぎ、セットアップを迅速化します。アドレスの占有は使用するチャンネル数のみに限定できる効率的な設計です。

外部タンパー入力とのシームレスな統合機能

接点入力(5)は、DIPスイッチの設定により通常のセンサー入力から「外部タンパー入力」へと役割を切り替えることができます。外部接続機器のカバー開閉や破壊検知信号をバス網に乗せることができ、単一のユニットでより高度なセキュリティラインを構築可能です。

運用フェーズに合わせて選べる2種類の表示灯モード

5つの個別表示灯(LED)を搭載。歩行テストや動作確認に最適な「メモリー表示モード」と、リアルタイムな結線状態・断線チェックに有効な「入力状態表示モード」を切り替えて使用できます。現場でのトラブルシューティングを強力にサポートします。

システム全体の信頼性を高める異常検知メカニズム

本機は単なる接点伝送だけでなく、本体のカバー開放を検知する「本体タンパー」や、電源電圧が規定値を下回った際の発報機能を備えています。ハードウェアレイヤーの異常をリアルタイムにコントローラへ通知し、システム全体の堅牢性を担保します。また、-25℃〜+60℃の広範囲な動作環境に対応しています。

多チャンネル設備監視に最適な拡張性

BUS-U1の5チャンネル仕様として、効率的な集約が可能です。入力(2)〜(5)はそれぞれ「使用/未使用」をスイッチで選択できるため、現場の接続機器数に合わせた柔軟な運用が可能です。未使用に設定したアドレスはシステム内の他端末へ解放することもできます。

施工性を追求した筐体・端子設計

配線作業がしやすいM3セルフアップ端子を採用。筐体内部にはタンパーやLEDに干渉しない専用の配線ガイドスペースを確保しており、カバーを閉める際のトラブルを防ぎます。また、汎用的な取付ピッチ(83.5mm / 132mm)に対応しており、既存の取付ベースへの適合性も考慮されています。

選定時に評価したい強み

  • 施工効率: 4芯ケーブル1本で5入力分の信号を集約伝送。
  • 設定の簡便性: ベースアドレス設定のみで最大5CHの連番が自動生成される。
  • 保守性: LED表示灯により各CHの動作状態や断線を瞬時に把握可能。
  • 信頼性: 自己診断機能(電圧低下・タンパー)による高いシステム維持能力。

施工・設置ガイド

本機は屋内専用端末です。安定稼働のために以下の施工要件を確認してください。

確認項目 設計・施工上の基準
推奨電線 バスラインにはφ0.9mm以上のAE線(OP線)を使用してください。
総配線長 幹線全体の総延長は4,000m以内、最遠端までの距離は1,000m以内としてください。
アドレス管理 1CHのアドレスを設定すると自動で連番を占有します。他端末との重複に注意してください。
設置環境 油煙、湯気、強い電磁ノイズが発生する機器の近くは避けて設置してください。

表示灯(LED)とDIPスイッチ設定

機能設定項目 設定内容と挙動
表示灯モード OFF:メモリー表示(点検用) / ON:入力状態表示(常時監視・断線確認用)
入力CH選択 入力(2)〜(5)は個別に使用/未使用を選択可能。未使用時はアドレスが解放されます。
入力(5)機能切替 OFF:通常の接点入力 / ON:外部タンパー入力(b接点固定)
接点極性切替 a接点またはb接点を一括で切り替えます(個別切替は不可)。

製品仕様

項目 内容
品名 / 品番 接点入力ユニット / BUS-U5
電源電圧 DC10〜30V (極性あり)
消費電流 25mA
伝送方式 バスネット方式 (時分割多重伝送方式)
伝送信号内容 正常、警報 (接点入力時)、タンパー (カバー開放時)、電圧低下 (電源電圧低下時)
外部接点入力 5入力(a接点/b接点切替式)
※入力(2)〜(5)は選択式
※入力(5)は接点入力/タンパー入力切替式(タンパー時b接点固定)
※入力(1)〜(5)は接点一括切替式
※受付応答速度 : 300msec以上
※入力受付抵抗 : 1kΩ以下
表示灯 [メモリー表示] 接点入力時:赤色点灯(点検モード時) / メモリー時:赤色点灯
[入力状態表示] 開時:赤色点灯
使用可能周囲温度 -25℃ 〜 +60℃ (結露なきこと)
設置場所 屋内専用
配線接続 M3セルフアップ端子式
質量 約270g
外観 樹脂 (ホワイト)
外形寸法 120(W) × 170(H) × 50.7(D) mm

FAQ

Q:アドレスの設定はどのように行いますか? A:本体内部の8極DIPスイッチを2進数で設定します。接点入力(1)のアドレスを設定すると、入力(2)〜(5)には自動的に連番が割り当てられます。
Q:全てのチャンネルを使わない場合、アドレスは消費されますか? A:機能設定スイッチで「使用しない」に設定したチャンネルのアドレスは消費されず、他の端末に割り当てることが可能です。
Q:a接点のセンサーとb接点のセンサーを混ぜて接続できますか? A:いいえ、接点極性の切替は全5チャンネル一括設定となります。接続するセンサーの接点方式は統一してください。
Q:屋外に設置することはできますか? A:本機は屋内専用(非防水)です。屋外でご使用の場合は、必ず防水・防塵性能のあるプラボックス等に収納してください。
Q:入力(5)を外部タンパーとして使う場合、接点はどうなりますか? A:外部タンパー設定時は、b接点固定となります。
Q:表示灯(LED)が点灯しっぱなしになるのですが故障でしょうか? A:機能設定スイッチ1がON(入力状態表示モード)になっていないか確認してください。このモードでは接点が開いている間、LEDが常時点灯します。
Q:電源電圧は何Vまで対応していますか? A:DC10V〜30Vに対応しています。長距離配線による電圧降下を考慮し、供給元の電圧設定を行ってください。
Q:電圧低下異常はどのタイミングで発報されますか? A:端子間電圧が約DC10Vを下回ると、入力(1)のアドレスを通じてコントローラへ異常信号が送信されます。
Q:推奨される配線ケーブルは? A:バスラインには、φ0.9mm以上のAE線またはOP線の使用を推奨しています。
Q:タンパー異常が解除されない原因として何が考えられますか? A:カバーが完全に閉まっていない、内部配線がタンパースイッチに挟まっている、または外部タンパー入力(5)の設定ミスが考えられます。