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赤外線センサー [BUS-20XT]

商品詳細

TAKEX(竹中エンジニアリング) 赤外線センサー バスネット対応 屋外・屋内両用

BUS-20XT 赤外線センサー

バスネットシステム対応。2芯配線で施工性を極めた対向型赤外線センサー。

BUS-20XTは、省配線・省施工を追求したTAKEXバスネットシステム専用の2段ビーム赤外線センサーです。従来の個別の信号線が不要となり、2芯のバスラインのみで構築可能。近距離警戒や狭小地でも高い信頼性を発揮するプロ仕様のセキュリティデバイスです。

  • 型番BUS-20XT
  • 検出方式近赤外線ビーム遮断方式(2段ビーム対向型)
  • 警戒距離屋外20m以内 / 屋内40m以内
  • 保護等級IP55相当(防雨構造)
赤外線センサー BUS-20XT 外観

この製品が向いている用途

  • 工場の外周・窓際のセキュリティ強化
  • 商業施設の駐車場・搬入口の監視
  • バスネットシステムによる多拠点一括管理
  • 配線コストを抑えたい長距離・大規模施工

導入前に確認したいポイント

  • TAKEXバスネットコントローラとの接続が前提です
  • 屋外20mを超える警戒には上位機種をご検討ください
  • 投光器・受光器の両方に電源供給が必要です
  • 取付ポールの径(φ42〜49mm)をご確認ください

特長

バスネット方式による劇的な省配線・省施工

専用のバスライン(2芯)で信号伝送を行うため、各センサーからコントローラまで個別に警報線を引く必要がありません。分岐も自由に行えるため、大規模な現場でも配線コストと工数を大幅に削減できます。

外乱光の影響を最小限に抑える二重変調方式

独自の二重変調方式と光電変換回路を搭載。太陽光や車のヘッドライトといった強力な外来光とセンサー自身のビームを正確に識別し、屋外環境下での誤報を極限まで低減します。

悪天候時も安定稼働する2段ハイパワービーム

感度余裕100倍、距離余裕10倍(最大到達200m)を誇る強力なビームを採用。霧、雪、豪雨などの視界不良時でも、ビームの減衰に負けることなく安定した警戒状態を維持します。

徹底した低消費電流化による省エネ設計

回路設計の最適化により消費電流を低減。電源装置の負荷を軽くし、システム全体の電源容量設計に余裕を持たせることが可能になりました。運用コストの低減にも寄与します。

環境負荷を低減するグリーン設計(RoHS指令対応)

鉛や水銀など、環境に有害な物質を排除したRoHS指令に対応。長期間使用する産業用機器として、環境配慮と品質を両立させています。

IP55相当の防塵・防滴・防虫設計

電線を包み込む防虫ブッシングや独自の止水構造を採用。虫の侵入や雨水の侵入による基板の腐食、ショートを未然に防ぎ、過酷な屋外環境でも長寿命を実現します。

調整時間を短縮するダブルリング照準機構

照準器に二重リングを採用したことで、光軸合わせの際の視認性が向上。目を離した状態でも中心を捉えやすく、施工時の微調整にかかる時間を大幅に短縮できます。

遠距離からの視認性を高めるターゲットカラー

投光器にイエロー、受光器にオレンジの視認性の高い内部カラーを採用。離れた場所からでもセンサーの向きを判別しやすく、スピーディーな設置作業をサポートします。

テスターレス調整を可能にするツーステップサウンドチェック

受光量に応じてビープ音が変化。不足時は断続音、良好時は連続音、最良時は高音の連続音でお知らせします。テスターを持ち込めない高所や狭所でも、音だけで正確な光軸調整が可能です。

柔軟な設置を可能にする広範囲な角度調整とロック機構

水平方向の調整範囲を±95°に拡大。さらに調整後の光学ユニットを物理的に固定するロック機構を装備し、振動や強風による光軸ズレを防止します。

屋外設置の安心感を高める強化された雷対策

誘導雷による被害を最小限に抑えるため、耐サージ性能を従来品より強化。雷による故障リスクを低減し、インフラとしての信頼性を高めています。

選定時に評価したい強み

  • 施工性の高さ:2芯バス配線により、スター・ツリー配線が混在する複雑な現場でも容易に構築可能。
  • 耐環境性能:IP55相当の密封構造と二重変調方式により、屋外の過酷な条件下でも誤報が極めて少ない。
  • メンテナンス性:サウンドチェック機能やターゲットカラーにより、専門工具がなくても現場での状態確認が容易。
  • 信頼のブランド:警備・防犯の現場で圧倒的なシェアを持つTAKEX(竹中エンジニアリング)の基幹モデル。

施工・設置ガイド

確実な検知性能を維持するために、以下のガイドラインに従って施工してください。

項目 設置のポイント・注意事項
取付高さ センサーの中心が地上80cm前後になるように設置してください。
光軸調整 モニタージャックにテスターを接続し、1.6V以上(DC)になるよう微調整してください。
配線距離 バスラインの総延長は4,000m以内、最長端末までは1,000m以内に収めてください。
チャンネル設定 多段警戒や直線警戒を行う場合は、干渉を避けるため4段階の周波数切替を活用してください。

トラブルシューティング

症状 主な原因と対策
投光表示灯が点灯しない カバーを閉じていませんか?(仕様上、カバー閉鎖時は消灯します)。電源の極性も確認してください。
アラーム表示灯が点滅 受光感度が低下しています。カバーの清掃または光軸の再調整を行ってください。
誤報が頻発する 樹木の揺れが光軸を遮っていないか、または取付支柱にガタつきがないか確認してください。
通信異常(点検表示灯不動) バスラインの極性間違い、またはアドレス設定の重複がないか確認してください。

製品仕様

品名赤外線センサー
品番BUS-20XT
検出方式近赤外線ビーム遮断方式(2段ビーム対向型)〔二重変調方式〕
警戒距離屋外20m以内(屋内40m以内)
距離余裕(最大到達距離)屋外 10倍(200m)
屋内 5倍(200m)
検知応答時間0.05秒、0.1秒、0.25秒、0.7秒(設定スイッチにて4段階)
電源電圧DC10〜28V(極性あり)
消費電流20mA以下(警戒時) / 27mA以下(最大時)
伝送方式バスネット方式(時分割多重伝送方式)/(極性あり)
伝送信号正常:随時
警報:警報判定の設定に沿って出力
タンパー異常:受光器カバー取りはずし時に出力
低電源電圧異常:電源電圧低下時に出力
投光表示灯通電時:赤色点灯(カバー開時のみ/閉時は消灯)
アラーム/受光感度表示灯警報出力時:赤色点灯
受光感度減衰時:赤色点滅
メモリー/点検表示灯運用モード時:メモリー表示灯(赤色点滅/点灯)
点検モード時:点検表示灯(警報信号応答時に赤色点灯)
付帯機能変調周波数切替、カバー補正、モニター出力、検知応答時間調整、サウンドチェック、アラームメモリー表示、タンパー、受光感度表示
光軸調整範囲水平方向:±95° 垂直方向:±10°
使用可能周囲温度-25℃〜+60℃(結露・氷結なきこと)
設置場所屋内・屋外(防雨構造 IP55相当)
配線接続M3セルフアップ端子式
質量投光器:約370g 受光器:約400g
外観樹脂(ワインレッド)

FAQ

従来の接点出力型センサーとの最大の違いは何ですか? 最も大きな違いは配線方式です。2芯のバスラインだけで信号伝送と電源供給(一部)を行えるため、大規模なシステムでも配線を劇的に簡略化できます。また、各センサーの個別状態をコントローラで一元管理できます。
電源供給はどのように行いますか? 投光器にはDC10〜28Vの電源線を接続します。受光器には電源線に加えて、コントローラからのバスライン2芯を接続する必要があります。
霧や雪の日でも誤動作しませんか? 2段ハイパワービーム(距離余裕10倍)を採用しているため、ある程度の霧や降雪による減衰には耐えられます。ただし、完全に見通せないほどの濃霧や猛吹雪の場合は受光感度低下の可能性があります。
虫の侵入による故障が心配です。 本製品は防虫ブッシングと止水構造を採用したIP55相当の設計です。電線導入口からの虫の侵入を物理的にブロックし、基板を保護するため、屋外でも安心して設置いただけます。
光軸調整にテスターは必須ですか? ツーステップサウンドチェック機能があるため、テスターなしでも「良判定」の確認は可能です。ただし、最高の感度余裕を確保し長期安定稼働させるためには、モニタージャックを使用したテスターによる数値調整を強く推奨します。
カバーを閉めるとLEDが消えるのですが、正常ですか? 正常な仕様です。投光表示灯は「カバーが開いている時のみ」点灯します。これは夜間の隠密性を保つための設計です。
推奨される設置高さは? 地面からセンサー中央までが約80cmになるように設置するのが標準的です。これは人間の胴体部を確実に捉え、小動物や跨ぎ・潜り抜けを最小限にするための推奨値です。
複数のセンサーを並べて設置しても干渉しませんか? はい、変調周波数切替機能(4チャンネル)を使用することで、隣接するセンサー同士の光の回り込みによる干渉(相互干渉)を防ぐことができます。
アラームメモリー機能とは何ですか? 複数のセンサーがある現場で、夜間にどのセンサーが反応したかを後から特定できる機能です。発報したセンサーの表示灯が点灯/点滅し続けるため、原因箇所の特定が容易になります。
バスラインにはどのような電線を使えばいいですか? φ0.9mm(0.64mm2)以上のAE線(警報用ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル)の使用を推奨します。